以下にセッションの成立要件としての指標と考慮事項を記載します。
基本的にはケースバイケースで判断されます。
SW2.5ルールブックⅠ p.99 行為判定に関する注釈
SW2.5ルールブックⅠ p.388 GMとマスタリング
SW2.5ルールブックⅠ p.394 行為判定で注意すること
SW2.5ルールブックⅠ p.396 魔物の扱いについて
セッション成立において、最も考慮されるのはセッション内容であり、セッション時間は主要な基準となりません。
しかし、例外的なケースを除き、極端にセッション時間が短い場合は、セッション成立に十分なセッション内容を行ってない可能性が高いものと危惧してください。
判定が易しい基準値だとしても、その失敗の結果が避けられぬ死亡やロストなら十分に障害たりえます。(ただし、必ず成功するような判定は判定として成立しません。参照:SW2.5ルールブックⅠ p.99 行為判定に関する注釈)
逆に判定が極めて厳しい値だったとしても特段のリスクがないのなら、それは障害たりえません。
セッション障害におけるダイス判定などについて、成否を決める場合は、目標値と成功時の結果と失敗時のリスク結果を明示してください。
判定に失敗してもPCたちが明確な不利益を被らず、利益を得られない程度であればそれはセッション障害と看做すには不十分な判定です。
セッション中の戦闘は必須ではありませんが、PCがダメージを受ける状況を作り出し、HPが0以下になれば死亡するリスクをもった分かりやすい障害です。(参照:SW2.5ルールブックⅠ p.396 魔物の扱いについて)
また、負けてもPCが死なないように設定されている障害は、障害として適切でない可能性があります。
百の剣亭の運営側が、特定の理由があり主体的にセッションの成立を不可として強制的にセッションを中止または削除を行った場合はセッション成立の要件を満たしません。