Uray-GM

星霊魔術

Uray-GMの卓に登場するエネミーなどNPCは、外宇宙からの脅威たる星霊魔法を使用します。
このページでは、その星霊魔法についての解説を行います。
(10/10、カテゴリ超星魔術の追加。08/13、紫の星の魔法を追加。2020/07/09の更新にて、魔法データベースの完成とします。(大嘘)7/10【クリエイト・ワームビースト】のエラッタ。ロスト要件を緩和)
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目次

1.星霊魔術

 ラクシアから遠く離れた外宇宙、そこには5つの惑星と1つの恒星で構成される5重太陽系が存在しています。
 星霊魔術とは、それらの星々と交信することで得られる魔術的成果をラクシアに「召喚」するものです。
 由来とする星の属性に応じて、赤、緑、金、白、黒、紫の6つの系統に分かれています。
 この魔術の使い手は、5重太陽系の住人<アウトサイダー>か、それらと交信<チャネリング>を行える生物となりますが、通常の場合、普通のラクシアの生命がこの魔術を習得した場合、宇宙の真理に触れることで発狂してしまいます。

2.スターキャスター技能(分類:魔法使い系統Aテーブル)と、契約惑星

 通常の場合PCは習得できない技能です。
 真語魔法をはじめとするラクシア由来の魔法と同様、星霊魔術にも「スターキャスター技能」という対応する技能が存在します。
 また、スターキャスター技能を習得したキャラクターは自動的に「5重太陽系言語」の解読、会話が行えるようになります。
 星霊魔術の魔力は「スターキャスター技能のレベル+知力」、行使判定は他の魔術同様「2d+星霊魔術の魔力」で行われます。
 星霊魔術においては、妖精魔法のようにレベルが1上昇するごとに、惑星と「契約」することで使用できる魔術が増加していきます。
 スターキャスター技能は経験テーブルAに属しており、レベルが1上昇するごとに、赤~紫の6系統×4種、計24種の「召星魔術」から任意の一つを選択して習得し、同時に技能レベルごとにそれに応じた「基本魔術」1つを新たに習得します。
 また、快晴で星空の見える夜21時から朝3時までの間までならば、惑星との「契約」を変更し、別の召星魔術に変更することも可能です。

3.星霊魔術の構成と、星霊素

 星霊魔術は前述のとおり、赤、緑、金、白、黒、紫の6系統、そしてそれぞれの系統において4つの魔術、そして基本魔術15種の計39種で構成されています。
 このうち、基本魔術はラクシアの魔術同様にMPを消費して使用する「交信魔術」です。
 これは5重太陽系由来のものに依存しないもので、これらの魔術を使用した手番の終了時に、「星霊素」と呼ばれるエネルギーが生み出されます。
 「星霊素」は赤、緑、金、白、黒、紫の6種類が存在し、生み出す際は紫以外の5種から任意のものを選択します。
 そしてこの「星霊素」を消費して使用するのが、25種の「召星魔術」です。
 これらは魔術ごとに設定された量の「星霊素」と、MPを消費して行使されます。
 《魔法拡大/数》などの特技で消費MP量が倍加された場合、その倍率に応じた量の「星霊素」を消費する必要があります。
 また、「星霊素」は戦闘を行っている場そのものに漂っているため、その「星霊素」を誰が生み出したかに関わらず、スターキャスター技能をもつものは誰でもそれを消費して「召星魔術」を行使することが可能です。
 また、一部の上位のスターキャスターが行使する「超星魔術」という魔術群も存在しており、これは2種類以上の星霊素を用いて行使される強力な魔術で、戦闘特技<超星魔術・○>を習得することで使用可能となります。

4.星霊魔術の使用条件

 星霊魔術を使用する際には、「5重太陽系言語」で詠唱を行わなければなりません。
 通常の生物は呼吸しながら発声する必要がありますが、分類:アウトサイダーの魔物はその必要がありません。
 魔法の発動体は必要としませんが、手で宙に術式を刻む動きを必要とするため、どちらかの手は空いている必要があります。
 金属鎧によるペナルティは発生しません。

5.スターキャスター技能及び星霊魔術の制限

 スターキャスター技能を習得しているキャラクターは、一部の例外を除いてプリースト技能を習得することができません。
 また、星霊魔術に<魔法拡大>などの戦闘特技の効果は有効ですが、<ダブルキャスト>の効果だけは適用されません。
 原則、星霊魔術は「魔法レベル」を要件とした戦闘特技、魔法、効果の対象にすることはできません。
 【ディスペル・マジック】など、打ち消す効果の魔法は有効です。

6.星属性

 星属性とは、分類:アウトサイダーの魔物、および星霊魔術にのみ存在する属性で、本来はラクシアに存在しません。
 前述した魔物と、スターキャスター技能を持つキャラクターはこの属性をラクシアに持ち込むことが可能です。
 戦闘開始時にいずれかの存在がいる場合、【フィールド・レジスト】など属性を指定する魔術を使用する際に星属性を選択することが可能となります。

7.星霊魔術の歴史

 星霊魔術自体は、魔法文明時代以前から細々と、少数民族の巫女などが、その系統を口伝で伝え続けてきたとされています。
 星霊魔術がより、体系的に文献上に出現するのは、魔動機文明中期頃のことです。
 天文学の発達により、より遠くの星を見ることを可能としていた当時の研究者たちの中から、星の影響を受けて発狂、星霊魔術に関する理解不能な論文を残すものがあらわれたのです。
 当然、オカルト染みたこれらの論文は見向きもされず、現在でも眉唾物の、知る者も少ない魔法とされています。
 しかしながら、発狂したものが起こした数少ない事件の存在から、この魔法の実在を知るもの、信じるものたちにとっては、スターキャスター、星霊魔術士は、忌避するべき存在とされています。
 そもそもまず、スターキャスターたちは基本的に気が触れており、常軌を逸した行動をとり、一般の人とは会話が通じません。
 さらに、彼らの中には星と通じたことで狂気的な野望に目覚め、その達成のためならどんな非道なことでも躊躇せずに大量殺人すらも犯すものが少なくなく、歴史の表舞台に出ることはないものの、現代でもいくつかの未解決事件は彼らの仕業、陰謀とされているものが存在します。

8.スターキャスターとなるために

 スターキャスターとなり、星霊魔術を習得するための道のりは決して容易なものではありません。
 星霊魔術の行使のためには、膨大な天文学、神学、生物学、地理の知識、狂気的な研究内容にも耐える精神力(どうあろうとスターキャスターはみな発狂してしまいますが!)、そして星空が見える夜に一晩中交信を行うことが必要となります。
 そのため、並みの魔法使いになるよりもよほど過酷な修行の日々を送らなければならないでしょう。
 ただ、師匠と呼べる存在への師事はそれほど重要ではありません。
 スターキャスターにとっては、交信によって星々から得られる叡智こそが師であり、むしろ他の者は自らが得た知啓を横取りしようとする邪魔者に過ぎないのです。
 また、以下に記したような複数の派閥が存在し、派閥同士の抗争も絶えません。

A.黒の派閥

 黒の星との交信を重視するスターキャスターたちの派閥です。
 アウトサイダーによるラクシアの侵略を恐れ、発狂したものが多く所属しており、「黒の星の侵略を幇助することこそが、ラクシアへの被害を最小限に抑えること」だと盲信しているものがほとんどです。
 主だった構成員はアレクサンドラ・ド・グージュをはじめとしたグージュ家の星霊魔術士であり、アレクサンドラ亡きあとは、わずかに残った縁者が派閥をまとめているようです。
 後述する金の派閥とは、お互いに敵対関係を主張しあっており、水面下で小競り合いを繰り広げてきました。
 使用する星霊魔術にこだわりはなく、やや黒色に偏りが見られる程度で、3つの派閥の中でも高い練度の術士が多く所属しています。

B.金の派閥

 金の星及び赤の星との交信を重視するスターキャスターたちの派閥です。
 所属する術士の数は圧倒的で3つの派閥の中では最大の勢力を誇り、個々の実力では黒の派閥に劣りますが、総合力ではひけをとりません。
 金の星の技術力や赤の星の軍事力、レアメタルなど、即物的な願いを持つスターキャスターが集っており、その性質上目的のためなら手を組むことをいとわないものも少なくありません。
 スターキャスターの起こした未解決事件の中で、破壊が主たるものは黒の、盗難・誘拐などが主たるものは専らこの派閥のせいとされていることからも、所属メンバーの性格がよくわかります。
 使用する魔術は赤の星や金の星のもの、また威力に長けたものを重視する傾向があります。
 主だった構成員は、クレイスリア王国に拠点を構えています。

C.緑の派閥

 緑の星及び白の星との交信を重視するスターキャスターたちの派閥です。
 潜在的な人数は金の派閥と同等とも言われますが、その性質上まとまった数で活動することは少なく、知名度はほかの2つの派閥よりも低いといえます。
 本来スターキャスターはその技術体系がまとめられるまでは、各地に散らばるシャーマンや巫女と呼ばれる人々が口伝として伝えていた歴史を持ります。
 未だにそれらの古い秘儀を守るもの、学術的見地、医学的、知識的興味から星の真理に触れてしまったものなどが存在し、それらの活動方針にはまとまりがありません。
 ただし、目的のための手段の選ばなさはほかの派閥に劣らず、緑の星の無限の生命や白の星の膨大な知識を求めて彼らが起こした事件は、凄惨さを極めます。
 使用する魔術は、自己強化に特化したものを使用する者が多く、金の魔術による触手化なども併用しています。

9.ワームビースト

 【クリエイト・ワームビースト】によって召喚される無脊椎生命、「ワームビースト」は星霊術師にとって欠かせない存在です。
 その生態は特殊なもので、人の眼窩に収まるほどのサイズのワームビーストはそれ単体で一つの細胞、つまり巨大な単細胞生物です。
 彼らは気絶した、まだ命のある生命の体内に収まり、その臓器を食い荒らすことで単細胞分裂を繰り返し、宿主の体内で群れを形成します。
 非常にマナに弱い存在で、大気中のマナに触れているだけで蒸発して消えてしまう脆弱な存在のため、マナに順応した宿主の体液で自らをコーティングして生命保護を行うのです。
 彼らに寄生された宿主は最終的に脳髄までもを貪られ知らぬ間に死亡し、ワームビーストはその中から群れで脱出し、完全に消滅する前に一匹でも多く生き残るため、新たな宿主を捜索します。
 星霊術師がこの脆弱な生命を欲する理由は、星霊素にあります。
 ワームビーストは星霊素のない場所で生み出す臓器を備えており、それは星霊素に事欠くラクシアの星霊術師にとっては非常に重要なものとなります。
 そのため、星霊術師は戦って倒した相手を極力殺さずに、積極的にワームビーストの住処に改造しようと試みます。

10.アウトサイダー

 スターキャスターに叡智を送信する存在、それが「アウトサイダー」という存在です。
 彼らは外宇宙にある「五重太陽系」に存在する、赤、緑、金、白、黒の5つの星に住まう異形の生命体です。
 厳しいカースト制の階級社会を築き上げており、彼らはそれを遵守することに疑問をもっておらず、嬉々としてその身を上位存在のために捧げます。
 その階級は上位者、一般市民、下位市民、栄誉奴隷、奴隷の5段階に分かれており、スターキャスターの召喚、交信に応じるのは多くの場合「一般市民」以下の存在です。
 多くのスターキャスターは階級が上がるほど、より高い次元の叡智を得られると考えており、専ら「上位者」との交信、会話を夢見て日々の研究に励んでいます。
 アウトサイダーは、ラクシアでは共通言語である「五重太陽系言語」で会話を行いますが、稀に交信で覚えた交易共通語や、それぞれの星独自の言語で意思疎通を試みることもあります。
 しかしながら、その精神構造はラクシアの生命体とは相いれぬ、まったく異なったものであり、基本的に取引の類は成立しません。
 以下に、それぞれの惑星と、その住人の特徴を記しています。

A.赤の星

 燃え盛る超高温の赤い炎に常に包まれ、その身を焦がされる赤い惑星です。
 住人はみな、燃える血と溶けない隕鉄の身体に包まれた屈強な存在です。
 赤の星の住人がラクシアに到来した場合、彼らは自らの星にはない水を求めます。
 その理由は不明ですが、一部のスターキャスターは、燃える血をかき消す殺人の道具としての利用を考えているのでは、と考察しています。
 もし、池の水が突如として消失したり、井戸が枯れたりしたのなら、彼らの存在を疑ってもいいかもしれません。
 市民階級は隕鉄の身体を、宝石で彩っているため、階級の見分けは容易につくでしょう。

B.緑の星

 無限の生命を生み出す力を持った緑色の惑星で、その地表は無数の植物によって覆われ、それらは日々異常な速度で成長、開花、枯死していきます。
 住人は体内でウィルスや毒素を生成する能力を持ったものが多く、時には気に入ったスターキャスターの病を治療するため、薬を製造するものもいるといわれています。
 また、この星に降り立った生命は不老不死になれると言われており、長く続く5重太陽系内での戦争で、常に他の星に狙われ続けています。
 緑の星の住人はみな高い知力をもった植物や虫のような生命ですが、その本能に従って銀河中で繁殖することを望んでおり、その知識を引き換えに、宿主を要求することがあります。
 ワームビーストもまた、本来はこの星の住人です。
 階級が高くなるほど、その色合いが派手になる傾向があるようで、やはり階級の識別は容易です。

C.金の星

 神秘的に恒星の光もなしに輝き続ける金色の惑星です。
 ラクシアの人々には理解不能な、建築、医学をはじめとした幅広い分野における超々高度な技術、知識をもっており、もっぱらスターキャスターはこの星の住人との交信を望みます。
 5つの星の中では、比較的損得の基準がラクシアのそれに近く、貨幣経済も発達しています。
 しかしやはりその精神構造は度し難いものであり、気に入った他星の生命体を細胞、神経レベルまで解剖、分解して無機物に鋳込み、生体宇宙船へと改造してしまうこともあり、彼らはそれが被害者にとってとても名誉で幸せなことだと疑っていません。
 瞼のない目玉から、節足昆虫の足のような毛におおわれた尻尾1本とトンボのような翅が3枚生えた奇怪な生物が市民であり一貫性がありますが、奴隷たちの身体構造は多種多様なものです。
 このように市民階級と奴隷階級でその身体構造が全く異なるため、この星の奴隷階級は他の星から連れてこられたものだとも、市民階級は元は侵略者なのだとも言われています。

D.白の星

 年中霧で覆われた海洋とガスで構成された、白い惑星で、地表と呼べるものが存在しません。
 この星の生命体はみな、この環境で生命を維持するため、異常に発達した知覚機能を備えており、その眼はどんな欺瞞をも見通すと言われています。
 5つの星の住人の中でも知的好奇心が旺盛で交信してきたものにも積極的に知識を与えますが、気に入った交信相手が老化することを惜しむあまり、その脳髄を取り出して自らに取り込んでしまうこともあります。
 彼らにとっては知的好奇心=食欲で、脳髄を食らうのもそのためとされています。
 市民階級、奴隷階級共に、脳髄をむき出しにした奇怪な海洋生物のような姿であり、体と脳髄が大きいものほど、階級が高くなります。

E.黒の星

 非常に強い重力を発する、小さな無数の岩塊と太陽の光すら遮断するガスで闇に閉ざされた、漆黒の惑星です。
 住人との交信をしたスターキャスターたちによれば、元々はラクシアに似た青い美しい星だったようですが、その技術力を過信した当時の住人たちの実験が失敗し、現在の惨状となったとされているようです。
 金の星よりも高度な軍事、宇宙開発技術を保有した軍事国家であり、長く続く5重太陽系内での戦争の元凶とされています。
 その性質上、ラクシアからの交信、召喚要請に応えるのはラクシアの環境の偵察のためともいわれており、スターキャスターの中には侵略を恐れるあまり、積極的にこの星の住人に協力、忠義を誓おうとするものもいます。
 その姿は高重力に耐えるために歪に変形した矮小なものであり、見るも耐えない醜い容姿の住人ばかりです。

F.紫の星

 かつて黒の星との戦いで時空間爆破に巻き込まれて消滅した、オーロラと輝くガスをまとった美しい紫色の星です。
 六重太陽系であった頃は調和と秩序を第一とした星で、ラクシアとの交信に応えることもありませんでした。
 時空間に干渉する技術に長けていたとされ、住人はみな時空間を操作する端末を搭載した、機械の身体を身にまとっています。
 星自体が消失した現在では、宇宙に漂う要塞や各惑星に少数の生き残りが暮らしており、いまだに宇宙の秩序を守るため、混乱を引き起こしかねない他の星々を監視しています。
 この星の住人が欲深なスターキャスターの要請に応えることはなく、仮にラクシアに彼らが現れることがあるとすればそれは、星の危機に匹敵する何事かの前兆であるといえるでしょう。

G.蒸気人形(ミスト・ギア)

 かつて紫の星から追放され、密かにラクシアに移住した技術者「伯爵」が作り上げた、膨大な数の歯車と蒸気機関からなる機械生命体です。
 人族、特にルーンフォークと寸分違わぬ姿をしていますが、その体はフロウライトのように硬く、重たい鉄の体です。
 紫の星のアウトサイダーに似た特性を持ち、時空を操る能力を持った個体も存在します。
 また、ルーンフォークと異なり「魂」と呼べるものを宿しているようで妖精や神の声を聞くことができ、その影響からか擬似的な神聖魔法を行使することまで可能としています。
 ただし、それでもその精神性はラクシアのものと異なるアウトサイダーのものであり、ラクシアの情緒などには疎い個体が多いようです。
 現在はその多くが、破棄された「伯爵」の研究拠点、ラクシアと異世界の狭間に存在する「蒸気街」で寄る辺のない生活を送っており、そのほとんどは残骸となって蒸気街の片隅で放置されています。
 名前の頭文字の異なる50体のミスト・ギアが製造されたとされ、それらはすべて異なる性質を持った、女性型のボディを持った機体です。
 個体ごとに行動方針は異なるため、ラクシアにとって脅威かどうかは、そのときになってみないとわかりません。
 また、ミスト・ギア以外の試作機として「ミスト・ドラゴン」などが過去に製造されています。

星霊魔術一覧

基本魔術(交信魔術)


【チャクラ】消費MP5
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル1
対象1体射程/形状10m/起点指定時間一瞬
抵抗必中属性
概要威力0ダメージ。分類:アウトサイダーの魔物に使用した場合は回復。
効果 交信して得た星々の力を対象に放ち、「威力0+魔力」点(クリティカル値:なし)の魔法ダメージを与えます。
 対象が分類:アウトサイダーの魔物だった場合、この魔法の属性は「回復」、抵抗は「なし」となり、対象のHPを「威力0+魔力」点回復する効果の魔法に変化します。
【アイ・オブ・カルネアデス】消費MP2
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル2
対象1体全射程/形状接触/-時間1時間
抵抗任意属性なし
概要知覚:不明を得る。
効果 アウトサイダー、その上位者の視点を手に入れます。
 対象の知覚を「不明」とします。
 知覚:不明は暗闇を見通し、あらゆる視覚による効果を無効化します。
 また、効果時間中対象は天文学について深い知見を得ます。
【クリエイト・ワームビースト】消費MP8
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル3
対象1体全射程/形状接触/-時間永続
抵抗消滅属性病気
概要気絶したキャラクター1体をワームビーストに改造する。
効果 この魔法は分類:機械、魔法生物、妖精以外の気絶したキャラクターにのみ効果があります。
 対象を分類:アウトサイダーの魔物「ワームビースト」の苗床に改造します。
 魔法の効果を受けてから1時間が経過したこの改造は不可逆的なもので、魔法を解除したとしても元の生物に戻ることはありません。
【ティンダロス・ゾーン】消費MP4
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル4
対象1体射程/形状10m/起点指定時間1日
抵抗消滅属性精神効果
概要対象に宇宙的恐怖を植え付ける
効果 この魔法の行使には1分(6ラウンド)かかります。
 対象はこの世の全てに対して、宇宙的恐怖を覚え、発狂します。
 対象は《バニッシュ》(ルールブックⅠ-260P)にある効果表と同じ効果を、2dで決定して適用し、効果時間中それに則った行動を行います。
 その際、まともな思考と呼べるものはほとんどなく、理性的な行動がとれなくなります。
【サモン・アウトサイダーⅠ】消費MP10
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル5
対象任意の地点射程/形状10m/起点指定時間永続
抵抗なし属性なし
概要アウトサイダーの魔物一体を呼び出す。
効果 5重太陽系と交信して、術者のレベル以下(最大6)の分類:アウトサイダーの魔物を呼び出します。
 召喚された魔物は、直後から、術者の指示に従って行動します。
 指示がなければ、自らの意思と判断で行動します。
 この魔法に《魔法拡大》系統の戦闘特技を組み合わせることはできません。
【アームド・テンタクル】消費MP4
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル6
対象術者射程/形状術者/-時間3分
(18ラウンド)
抵抗なし属性なし
概要術者の四肢のいずれかを攻撃用の触手と化す。
効果 星々との交信で得た技術を以て、術者の手足のいずれか一つを触手に変化させます。
 術者のパンチ、もしくはキックいずれか一つを選択して発動し、この効果は累積しません。
 対象のパンチ、あるいはキックを「射程:20m」「威力:(スターキャスター技能レベル×3)」の星属性の魔法の武器として扱う触手、Bランク<格闘武器><フィアーテンタクル>に変化させます。
 打撃点のデータの場合は、打撃点に+(星霊魔術レベル÷3)dのボーナス修正を得ます。
 また、その触手を用いた攻撃の命中判定に+2、与える物理ダメージに+2のボーナス修正を得ます。
名称用法威力必筋命中C値追加D価格備考
<フィアーテンタクル>1H拳10n+2+2打撃武器
【テンタクル・オペレーション】消費MP7
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル7
対象1体射程/形状30m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗消滅属性なし
概要触手で拘束する。
効果 触手で相手の四肢を拘束します。
 対象はあらゆる主動作と、制限移動をふくめた手番の移動ができなくなります。
 対象が脱出を試みる場合、補助動作で筋力判定でこの魔法の達成値と比べ合いを行い、上回らなければなりません。
【チャネリング】消費MP8
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル8
対象1体X射程/形状30m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗短縮属性精神効果
概要対象は効果時間中、「5重太陽系言語」を取得する。通常のキャラクターは発狂する。
効果 5重太陽系の真実を見せて、効果時間中対象に「5重太陽系言語」を習得させます。
 また、対象は発狂し、手番の移動に「制限移動」しか選択できなくなり、すべての行動判定に-2のペナルティ修正を受けます。
 ただし、対象がスターキャスター技能を持っているか、分類:アウトサイダーの魔物だった場合、この発狂とペナルティ修正は発生しません。
【チャクラⅡ】消費MP8
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル9
対象1体射程/形状30m/起点指定時間一瞬
抵抗半減属性
概要威力40ダメージ。分類:アウトサイダーの魔物に使用した場合は回復。
効果 交信して得た星々の力を対象に放ち、「威力40+魔力」点(クリティカル値:10)の魔法ダメージを与えます。
 対象が分類:アウトサイダーの魔物だった場合、この魔法の属性は「回復」、抵抗は「なし」となり、対象のHPを「威力40+魔力」点(クリティカル値:なし)回復する効果の魔法に変化します。
10【サモン・アウトサイダーⅡ】消費MP12
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル10
対象任意の地点射程/形状10m/起点指定時間永続
抵抗なし属性なし
概要アウトサイダーの魔物一体を呼び出す。
効果 5重太陽系と交信して、術者のレベル以下(最大10)の分類:アウトサイダーの魔物を呼び出します。
 召喚された魔物は、直後から、術者の指示に従って行動します。
 指示がなければ、自らの意思と判断で行動します。
 この魔法に《魔法拡大》系統の戦闘特技を組み合わせることはできません。
11⏩△【スピリット・チャージ】消費MP5
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル11
対象術者射程/形状術者/-時間一瞬
抵抗なし属性なし
概要星霊素を生成する。
効果 交信することで自らの中に蓄えられた妄念を解き放ち、星霊素を生成します。
 任意の色の星霊素を2個生成します。
 色は別々でも構いません。
 この魔法は戦闘準備でも使用可能ですが、その際は生成される星霊素は1個となります。
 この魔法を使用した手番の終了時には、星霊素は生成されません。
12【テンタクル・アーマー】消費MP6
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル12
対象術者射程/形状術者/-時間1分
(6ラウンド)
抵抗なし属性なし
概要触手で自分の身体を構成して、身体の能力を強化する。
効果 交信で得た触手の技術で、自らの身体機能を強化します。
 術者の能力値すべてを+6(ボーナス+1)します。
 その他の事項は《ブレスⅡ》(ルールブックⅢ-155P)に準じます。
13【サモン・アウトサイダーⅢ】消費MP15
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル13
対象任意の地点射程/形状10m/起点指定時間永続
抵抗なし属性なし
概要アウトサイダーの魔物一体を呼び出す。
効果 5重太陽系と交信して、術者のレベル以下(最大14)の分類:アウトサイダーの魔物を呼び出します。
 召喚された魔物は、直後から、術者の指示に従って行動します。
 指示がなければ、自らの意思と判断で行動します。
 この魔法に《魔法拡大》系統の戦闘特技を組み合わせることはできません。
14【コンセントレイト】消費MP2
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル14
対象術者射程/形状術者/-時間一瞬
抵抗なし属性なし
概要イメージを研ぎ澄ませる。
効果 術者のチャネリングを強化し、惑星直列を想起します。
 この魔法は1ラウンドに1度しか使用できません。
15【グランドクロス】消費MP30
系統星霊魔術(基本魔術)習得レベル15
対象5m/20射程/形状30m/起点指定時間一瞬
抵抗必中属性精神効果
概要惑星直列のイメージを共有して、精神を屈服させる。
効果 惑星直列に起因する悍ましい現象のイメージを対象と共有して、宇宙的極限恐怖を与えます。
 この魔法は、術者が《コンセントレイト》を唱えた直後1ラウンドにしか使用できません。
 対象に「威力80+魔力」点(クリティカル値:10)の魔法ダメージを与えます。
 この時、対象が《メディテーション》の効果を受けていた場合、抵抗が「半減」になります。
 対象は《ブレイブハート》の効果を受けていた場合、抵抗が「半減」となり、抵抗に自動成功します。

召星魔術


A.赤の召星魔術


【プロミネンス】消費MP10
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素赤×1
対象半径5m/20射程/形状30m/起点指定時間一瞬
抵抗半減属性
かつ
純エネルギー
概要一帯を焼き尽くして、威力30ダメージ。
効果 高温の炎で燃え続ける赤の星の力を呼び出して、対象に「威力30+魔力」点(クリティカル値:10)の魔法ダメージを与えます。
 また、抵抗に失敗した分類:植物、アンデッドの12レベル以下のキャラクターは消滅します。
【ブラッド・ストリーム】消費MP8
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素赤×2
対象1体全射程/形状30m/起点指定時間3分
(18ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要対象のHP、物理攻撃能力を強化する。
効果 焼ける血を持つ、赤の星の生命体の力を得ます。
 対象のHPの現在値と最大値に術者の「魔力+6」点を追加します。
 効果時間を過ぎたら最大値のみ元の値に戻ります。現在値は、それが本来の最大値を越えていない限り、変化はありません(越えている場合には現在値=最大値となります)。
 また、対象の命中力判定に+2のボーナスを与え、近接攻撃、射撃攻撃を行うとき、その攻撃で使う武器を星属性の魔法の武器として扱い、それが発生させる物理ダメージを+2します。
【ピュア・ブレイズ】消費MP8
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素赤×4
対象半径30mの空間射程/形状術者/-時間1分
(6ラウンド)
抵抗必中属性
概要対象が持つ食料品、植物、毒属性を持つ薬品を全て焼失させる。
効果 細菌にすら過酷な、赤の星の環境をラクシアに再現します。
 効果時間中、効果範囲内の保存食などの食料品、魔香草などの植物、ポーションなどの毒属性を持つ薬品は全て焼けて焼失します。
 この効果は、<永久氷片>を持つ、もしくは<炎身>や<炎無効>を習得しているキャラクターには無効化されますが、この効果の影響を受けてから3ラウンド後に<永久氷片>は溶けて消失してしまいます。
【レッド・ベクトル】消費MP9
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素赤×3
対象1体全射程/形状10m/起点指定時間1時間
抵抗なし属性なし
概要エネルギーのベクトルを操作して、飛行する。
効果 赤の星の生命が持つ、エネルギーのベクトルを操作、調整する技術を得ます。
 効果時間中、対象は自分の意志で空を飛べるようになります。
 高速で複雑な機動を移動することができ、対象は戦闘特技《足さばき》を一時的に習得し、飛行中も制限移動、通常移動を自在にこなします。

B.緑の召星魔術


⏩【クルーエル・ウッド】消費MP10
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素緑×1
対象術者射程/形状術者/-時間1分
(6ラウンド)
抵抗なし属性なし
概要攻撃を受けた時、それを無効にしてダメージを与える。
効果 無限の命を生み出す緑の惑星の力を呼び出して、自らに有利なフィールドを作り出します。
 この効果の影響を受けた術者に物理攻撃が命中したとき、その攻撃を無効にして、攻撃してきたキャラクターに「威力0+魔力」点(クリティカル値:なし)の魔法ダメージを与えます。
 一度でも効果が発揮された場合、この魔法の効果は解除されます。
 また、この効果は累積しません。
【シード・シェルター】消費MP5
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素緑×2
対象1体全射程/形状10m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗なし属性なし
概要対象が受けるダメージを軽減、抵抗力を強化する。
効果 高い環境適応力を持つ緑の星の生命体の力を得ます。
 対象が受ける物理ダメージ、魔法ダメージを-2点します。
 また、対象は生命抵抗力判定、精神抵抗力判定に+2のボーナス修正を得ます。
 これらの効果は、炎属性の攻撃には適用されません。
【オーヴァード・ワーム】消費MP6
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素緑×2
対象1体全射程/形状20m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗消滅属性病気
概要ワームビーストを召喚して、改造手術を行う。
効果 強化種のワームビーストを召喚して、アウトサイダーに寄生させます。
 対象が分類:アウトサイダーの魔物、あるいはスターキャスター技能を持つキャラクターの場合、全ての行動判定に+1のボーナス修正を与えます。
 対象が分類:アウトサイダー以外の魔物の場合、全ての行動判定に-1のペナルティ修正を与えます。
 どちらの場合でも、6ラウンドが経過した場合ワームは死亡し、対象はHPが強制的に0となります。
⏩【グリーディ・ライフ】消費MP15
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素緑×4
対象術者射程/形状術者/-時間40秒
(4ラウンド)
抵抗なし属性なし
概要無限の生命力を得る。
効果 緑の星の生命の源との直通のバイパスを得て、過剰に貪欲な生命力を得ます。
 対象は一時的に戦闘特技《不屈》を習得し、生死判定を行う際の2dの出目が5以上の場合、その達成値が0未満の場合でも死亡しなくなります。
 この効果を受けている間、対象が受けた傷は全て無数の触手となって花開くようになります。

C.金の召星魔術


【ディザイア・ブラスター】消費MP8
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素金×1

任意の数の星霊素
対象1体射程/形状30m/射撃時間一瞬
抵抗半減属性
概要強力なダメージを対象に与える。
効果 神秘の輝きを放つ、金の惑星の力を呼び出して、強力な攻撃を行います。
 対象に「威力(消費した星霊素の数×10{最大100})+魔力」点(クリティカル値:10)の魔法ダメージを与えます。
【ミスティック・チェーン】消費MP5
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素金×1~3
対象1体射程/形状30m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗短縮属性精神効果
概要対象の複数の行動判定にペナルティ修正を与える。
効果 驚異的な技術を持つ金の星の生命体の知啓を得て、神秘の鎖で対象を拘束します。
 対象は命中力判定、回避力判定、防護点に-(消費した星霊素)のペナルティ修正を得ます。
【ブラスフェモス・オペレーション】消費MP5
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素金×3
対象1体射程/形状接触/-時間3分
(18ラウンド)
抵抗消滅属性病気
概要対象の肉体の改造手術を行う。
効果 発達した金の星の医学技術を得て、冒涜的な手術を行います。
 対象は一時的に戦闘特技《両手利き》《二刀流》を習得し、【テンタクル・アーマー】と、両腕に【アームド・テンタクル】の効果を受けます。
【フューチャー・ヴィジョン】消費MP20
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素金×2
対象10秒
(1ラウンド後)
射程/形状術者/-時間一瞬
抵抗必中属性なし
概要10秒後の未来を予見する。
効果 未来を見通す金の星のマザーコンピュータ、その演算能力で10秒後の未来を予見します。
 戦闘に参加しているすべてのキャラクターは10秒後の行動を宣言します。
 その後、効果時間中は、それぞれが必ず、宣言された行動を行わなければなりません。
 その行動そのものが不可能であったり、意図的に行動を変更した場合、そのキャラクターは「威力0+魔力」点(クリティカル値:なし)の星属性の物理ダメージをMPに受けます。
 この魔法は《魔法拡大/時間》の効果を適用することにより、効果時間を延長することが可能です。
 延長した場合、それぞれのラウンド終了ごとに行動の宣言が行います。

D.白の召星魔術


【ゴッド・アロー】消費MP12
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素白×2
対象1体射程/形状30m/射撃時間一瞬
抵抗必中属性なし
概要矢を飛ばし、必中させる。威力20の物理ダメージ。
効果 真実を見通す白の惑星の力を呼び出して、対象を狙撃します。
 術者から放たれた<矢>や<太矢>が対象に命中し、「威力20+魔力」点(クリティカル値:なし)の物理ダメージを与えます。
 この際、ダメージは合算されて2倍になります。
 この魔法を使う場合、<矢>または<太矢>を手に持ち、消費します。<弾丸>や<ストーン>などは使用できず、<魔力の矢>も、星霊術と相性が悪いため使用できません。
 <矢>や<太矢>が特殊なものである場合、それが持つ効果も発生します。必ず命中する威力20、C値なしの<ボウ>または<クロスボウ>から放たれたものとして処理してください。
 同時に使用する<矢><太矢>をすべて<矢筒>などの収納具に収め、それを装備しているなら、戦闘特技《魔法拡大/数》により、この魔法を複数の対象に同時に行使することが可能です。
【エリクシル・レイン】消費MP7
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素白×1~5
対象半径5m/15射程/形状30m/起点指定時間一瞬
抵抗なし属性回復
概要対象の傷を癒し、特殊な効果を消失させる。
効果 真実の姿を復元させる、白の星の生命体の力を得て、霊薬の雨を降らせます。
 対象のHPを「威力(消費した星霊素の数×10)+魔力」点、回復します。
 その際、この魔法の達成値以下の達成値を持つ効果を、一部の例外を除いて、対象の望む望まないにかかわらず全て解除します。
 分類:魔法生物、機械の魔物には効果がありません。
【ブレイン・ピッカー】消費MP9
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素白×1
対象1体全射程/形状接触/-時間一瞬/1分
(6ラウンド)
抵抗消滅属性病気
概要対象の脳髄を摘出する。
効果 好む相手の脳髄を捕食する白の星の叡智を行使して、一分後に対象の脳髄を生きたまま摘出していきます。
 この魔法の行使後、対象は10秒(1ラウンド)経過するごとに知力が6ずつ下がっていき、60秒(6ラウンド)が経過した場合、完全に脳髄が摘出され、その段階で知力は強制的に0となります。
 効果の影響で知力が0になっても対象は死亡しませんが、知能が「なし」となり、対象は理性、思考能力を完全に奪われます。
 術者は望むならば、補助動作で脳髄を対象に戻すことができ、術者が死亡した場合でも、脳髄は持ち主の元に戻ります。
 この魔法の行使には、脳髄が入る大きさの、血液で満たされた容器が必要になり、摘出された脳髄はそこに転移します。
 脳髄にあたる器官を持たないキャラクターは対象にすることができません。
【トークフル・フォーリナー】消費MP9
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素白×2
対象1体全射程/形状接触/-時間3分
(18ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要全ての言語を習得し、特定の意味を破却する。
効果 白の星の生命、その飽くなき探求心、そしてまじないを破却する力を得ます。
 対象は一時的に全ての言語の会話・読解を得て、その意味を理解できるようになります。
 この効果の影響を受けている間に1度だけ、認識できる範囲において、意味のある言葉で詠唱された魔法または呪歌1つの行使を自動的に失敗とします。
 失敗した魔法のMPや呪歌の楽素は消費されません。
 この魔法の効果の対象は同時に二人以上存在できず、すでに効果を受けた対象がいる状態で新たな対象にこの魔法を行使した場合、新たな対象への魔法の行使は自動的に失敗となります。

E.黒の召星魔術


【ダーク・スフィア】消費MP7
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素黒×2
対象1体X射程/形状30m/射撃時間一瞬
抵抗半減属性呪い
概要対象のHPを半減する。
効果 全てを浸食する黒の惑星の力を呼び出して、生命力を蝕みます。
 対象のHPを軽減効果などを無視して、現在値の1/2にして、転倒させます。
 対象が抵抗に成功していた場合、現在値の3/4にします。
△⏩【グラビティ・ヤード】消費MP15
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素黒×1
対象半径30m/10射程/形状術者/-時間30秒
(3ラウンド)
抵抗短縮属性呪い
概要対象の移動を封じる。
効果 強い重力波を制御する黒の星の生命体の力を得ます。
 対象は手番の移動が制限移動以外できなくなります。
 この魔法は補助動作か戦闘準備で使用できますが、MP軽減効果以外の戦闘特技と組み合わせることができません。
【タイム・ストップ】消費MP16
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素黒×5
対象1体全射程/形状10m/起点指定時間20秒
(2ラウンド)
抵抗消滅属性精神効果
概要対象の時間を停止する
効果 黒の星で開発された時間兵器を照射します。
 対象の時間を完全に凍結し、対象は一切の行動がとれなくなり、あらゆる判定を行えなくなります。
 また、対象が受けている魔法などの効果の残り時間も効果を受けた時点のもので停止し、ダメージ以外の効果は受けなくなります。
 この効果を受けた対象のHPが0になっても生死判定は行われず、この魔法の効果が終了した10秒後に行います。
【ブラックエンド・ノヴァ】消費MP30
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素黒×10
対象半径5m/20射程/形状40m/起点指定時間一瞬
抵抗必中属性
概要威力100ダメージ。
効果 かつて黒の星を滅ぼした、暗黒物質を地表に召喚します。
 対象に「威力100+魔力」点(クリティカル値:12)の魔法ダメージを与えます。
 この魔法を使用した場合、衝撃波によって半径60mの建物は消失し、半径100mまでの建物は崩壊、半径1kmまでの建物は倒壊寸前になります。

F.紫の召星魔術


【タイム・リターン】消費MP8
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素紫×1
対象1体全射程/形状接触/-時間永続
抵抗消滅属性
概要魔物の時間を巻き戻す。
効果 プレイヤーキャラクターをこの魔法の対象にすることはできません。
 対象の魔物と同じ分類で、その魔物よりもレベルの低い魔物へと、時間を巻き戻して退化あるいは変質させます。
 その後、下がったレベルの数と同じ数の紫の星霊素を発生させます。
 この魔法の効果は戦闘が終了するか、術者のHPが0になった場合、解除されます。
 この魔法の抵抗に成功された場合、下がる予定だったレベルの半分の数と同じだけの星霊素が発生します。
 この魔法は人族に使用された場合、対象の状態を1日前の状態へと戻す効果へと変化します。
 HPMPは全回復し、特殊な効果も解除されますが、死亡したキャラクターは対象にできず、アンデッド化なども解除されません。
【エヴォルト・ゾーン】消費MP12
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素紫×4
対象半径5m/5射程/形状術者/-時間1分
(6ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要潜在能力を引き出す時空乱流を生み出す。
効果 術者を中心として時空乱流を発生させ、対象の潜在能力を引き出します。
 「知能:なし」「知能:命令を聞く」、及び術者はこの能力の対象となりません。
 対象は任意の技能を1つ選択し、その技能を用いた行為判定、それを用いた攻撃により発生する物理ダメージに+3のボーナス修正を得ます。
 この魔法の効果が無効になる、あるいは消失、効果時間が切れた場合、対象は続く1日の間、選択した技能のレベルが-3されます。
【ファルス・レコード】消費MP6
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素紫×1~10
対象1体射程/形状10m/起点指定時間3分
(18ラウンド)
抵抗消滅属性呪い
概要対象の過去を改ざんする。
効果 プレイヤーキャラクターをこの魔法の対象にすることはできません。
 対象の能力の過去を改ざんし、特殊能力を制限し、その達成値に-(消費した星霊素の数)のペナルティ修正を与えます。
 特殊能力でも「魔法」「呪歌・終律」「賦術」といったPCの習得する技能に準拠した能力、そして、そもそも達成値を定義したり計算したりしないものには影響しません。
 この魔法は人族に使用された場合、前後の消費された星霊素の数と同じだけの日数の記憶を消去・改ざんする効果へと変化。
 失われた記憶は「リムーブ・カース」などで取り戻すことが可能です。
【クロノ・バンカー】消費MP8
系統星霊魔術(召星魔術)星霊素紫×3
対象1体射程/形状10m/起点指定時間一瞬
抵抗半減属性なし
概要時空のエネルギーをぶつけて、威力50ダメージ。
効果 時空エンジンから取り出した膨大なエネルギーで殴りつけ、対象に「威力50+魔力」点(クリティカル値:10)の魔法ダメージを与えます。
 また、対象が分類:アウトサイダーの魔物だった場合、そのダメージに+5のボーナス修正を得ます。

超星魔術


A.赤の超星魔術(習得要件:<超星魔術・赤>)


赤緑【パッショネート・フィナーレ】消費MP10
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素赤×2

緑×1
対象半径30m/20射程/形状術者/-時間一瞬
抵抗半減属性純エネルギー
概要自爆し、毒の炎を撒き散らす。
効果 魔法行使判定に+(術者の残りHP)点のボーナス修正を得て、対象に「威力50+魔力」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを与えます。
 ただし、この威力決定ではクリティカルは起こりません。またこの魔法のダメージを適用した後、術者は死亡します。
赤金【ヒート・ライブ】消費MP20
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素赤×6

金×4
対象半径30m/20射程/形状術者/-時間30秒

(3ラウンド)
抵抗短縮属性純エネルギー
概要周囲を業火に包まれた決闘場に変貌させる。
効果 術者以外の対象は、術者の手番が終了時に「威力0+魔力」点の純エネルギー属性の魔法ダメージを負わねばなりません。
 ただし、この威力決定ではクリティカルは起こりません。また、対象が手番に主動作をいっさい行なわなければ、このダメージは負いません。
 精神抵抗力判定は、この魔法の行使時に1回行なわれるだけで、ダメージ決定時には行なえません。
赤白【ビビッド・バブル】消費MP22
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素赤×1~

白×3
対象半径6m/20射程/形状術者/-時間一瞬
抵抗消滅属性なし
概要特殊効果を打ち消す泡を発射する。
効果 真実を見通す白の海から泡を召喚し、範囲内で効果を発揮している魔法や呪歌、練技、賦術、その他特殊能力による効果をすべて消滅させます。
 それぞれと、達成値の比べ合いが必要ですが、その際この魔法の行使の達成値に+(消費した赤の星霊素の数)のボーナス修正を得ます。
 また、行使に1時間を費やすことで「パーフェクト・キャンセレーション」と同様に恒常的な魔法のアイテムの効果も打ち消すことができます。
赤黒【デトネイト・パーティ】消費MP15
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素赤×4

黒×2
対象半径6m/20射程/形状20m/起点指定時間一瞬
抵抗半減属性衝撃
概要爆弾を乱射する。
効果 異空間から爆撃を行い、対象に「威力50+魔力」点(クリティカル値:10)の衝撃属性の魔法ダメージを与えます。
 加えて対象は続く1ラウンドの間、HPの現在値が変化するたびに「10」点の確定ダメージを受けます。
赤紫【ドリル・ミサイル】消費MP9
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素赤×2

紫×1
対象1体射程/形状50m/射撃時間一瞬
抵抗半減属性衝撃
概要ドリルを弾頭にとりつけた爆弾を発射する。
効果 時空間で生成した衝角付きミサイルを発射し、対象に「威力50+魔力」点(クリティカル値:12)の衝撃属性の物理ダメージを与えます。
 加えて対象は、続く1ラウンドの間、防護点に-(魔力点の半分+1)のペナルティ修正を受けます。

B.緑の超星魔術(習得要件:<超星魔術・緑>)


緑赤【アドレナリン】消費MP8
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素緑×3

金×1
対象1体全射程/形状30m/起点指定時間3分

(18ラウンド)
抵抗任意属性病気
概要対象の体内に干渉して、戦意を高揚させる。
効果 対象は命中力判定に+4のボーナス修正を得て、リスクとして回避力判定に-4のペナルティ修正を受けて理性を失います。
 また、対象は効果時間中、精神効果属性の効果を受けず、毒、病気、呪い属性以外の受けるダメージを3点軽減します。
緑金【ワーム・ウォール】消費MP14
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素緑×8

金×4
対象任意の地点射程/形状30m/起点指定時間3分
(18ラウンド)
抵抗なし属性なし
概要ワームビーストの壁を生成する。。
効果 「壁を作成する魔法に関する注釈」(→ルールブックⅡ.209頁)も参照してください。
 厚さ50センチ、高さ3m、長さ10mをそれぞれ上限として、ワームビーストの肉壁を立てます。壁は視線を完全に遮り、生物や物体、「形状:射撃」「形状:貫通」の魔法や特殊能力の通過を妨げます。
 形状はチューブ状で、ある程度曲げたりして建てることができます。
 また、すでに死亡した生物があるところに重ねて作成する必要があり、その生物は苗床となって硬化時間語は消失します。
 材質は生物の肉で、手足はかけやすく、物体を燃焼させる効果のある魔法で容易く燃えます。
 この壁が存在するとき、術者の手番終了時に緑の星霊素を3個生成します。
緑白【コラプス・ヒット】消費MP12
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素緑×6

白×3
対象半径6m/5射程/形状30m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要貫通能力を付与する。
効果 対象が物理ダメージを与えるとき、+「対象の防護点」点ダメージが増加します。
 ダメージを受けるキャラクターが【プロテクション】などのダメージを軽減する効果を受けていた場合、対象はそれを無視します。
緑黒【ジーン・バスター】消費MP7
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素緑×2

黒×1
対象1体X射程/形状30m/起点指定時間一瞬
抵抗半減属性精神効果
概要特定の細胞を破壊する光線を発射する。
効果 「人族」「蛮族」「魔神」「アウトサイダー」以外の魔物の分類名を一つ宣言してから、対象に「威力40+魔力」点(クリティカル値:10)の星属性の魔法ダメージを与えます。このとき宣言した分類と、対象の分類が一致したのなら、C値を-1し(最低9)、抵抗に成功した場合でもクリティカルが発生します。
緑紫【ファントム・ペイン】消費MP10
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素緑×4

紫×2
対象1体射程/形状10m/起点指定時間一瞬
抵抗消滅属性呪い
概要対象に癒えない傷をつける。
効果 対象のHPに「威力10+魔力」点(クリティカル値:10)の呪い属性の魔法ダメージを与え、加えて永続的に対象の最大HPを-「術者の魔力」点減少させます。
 この効果は累積しますが、最大HPは1以下にはなりません。

C.金の超星魔術(習得要件:<超星魔術・金>)


金赤【メルト・ウェポン】消費MP5
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素金×2

赤×1
対象1体射程/形状30m/起点指定時間3分
(18ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要対象の武器を、高温の金属で強化する。
効果 武器を超高温の金属で覆います。
 対象が武器で行う近接攻撃、射撃攻撃は純エネルギー属性の魔法の武器として扱われます。
 また、対象が近接攻撃で物理ダメージを与える時、適用ダメージ計算時に防護点を半分とします。
金緑【フォビドゥン・オペレーション】消費MP4
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素金×2

緑×1
対象1体全射程/形状30m/起点指定時間1日
抵抗消滅属性病気
概要対象の遺伝子情報を書き換える。
効果 遺伝子情報に介入し、対象のキャラクターの分類を変更します。
 また、対象は種族、分類特有の特性をすべて失い、変更先の分類の特性を得ます。
 変更先の分類はアウトサイダーを含めたルールブック及びサプリメント記載のものから決定されます。
 この魔法は本来の基準値に+2のボーナス修正を得て行使します。
金白【ソーマ・リキッド】消費MP12
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素金×10

白×5
対象1体射程/形状接触時間一瞬
抵抗必中属性なし
概要細胞再生薬を処方する。
効果 超技術で調合された霊薬を処方し、対象のHPを最大値まで回復し、対象が受けている望まない能力の効果を解除します。
 1日以内にこの魔法の効果を受けた対象には、この効果は発揮されません。
金黒【ディバイン】消費MP8
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素金×4

黒×2
対象1体X射程/形状10m/射撃時間一瞬
抵抗半減属性
概要対象に破壊光線を浴びせる。
効果 異星の軍事技術、破壊光線を照射します。
 対象に「威力30+魔力」点(クリティカル値:10)の星属性の魔法ダメージを与えます。
 加えて、対象が2つ以上の部位を持っていた場合、そのダメージは+(部位数-1)点のボーナス修正を得ます。
金紫【アフター・ペイン】消費MP9
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素金×6

紫×3
対象半径6m/20射程/形状30m/起点指定時間一瞬)
抵抗必中属性
概要対象が内包する時間エネルギーを暴発させる。
効果 対象の年月に応じた傷を与え、対象に「(対象となったキャラクターすべての冒険者レベル、またはモンスターレベルの合算)÷対象の数×2」点の星属性の魔法ダメージを与えます。

D.白の超星魔術(習得要件:<超星魔術・白>)


白赤【コンプリケイション】消費MP8
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素白×6

赤×3
対象1体射程/形状10m/射撃時間一瞬
抵抗半減属性水・氷
概要対象の病気や呪いを活性化させる。
効果 合併症を引き起こさせ、対象に「威力30+魔力」点(クリティカル値:10)の水・氷属性の魔法ダメージを与えます。
 この時、対象が望まない効果を受けていた場合、そのダメージは合算されて2倍となります。
白緑【キュア・コスモス】消費MP20
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素白×8

緑×4
対象半径6m/20射程/形状術者/-時間一瞬
抵抗なし属性なし
概要対象の傷を2倍の魔力で癒す。
効果 無限の生命力を叡智で制御し、対象のHPを「術者の魔力×2」点、回復します。
 この魔法は、「分類:魔法生物」「分類:アンデッド」「対象:機械」であるキャラクターにはいっさい効果を与えることができません。
白金△⏩【ラクシア・ライブラリ】消費MP11
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素白×4

金×2
対象術者射程/形状術者/-時間10秒
(1ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要ラクシアのマナを読み取り、独自の魔法を一時的に習得する。
効果 金と白、五重太陽系の叡智を授かり、一時的に、12レベル/ランクまでの真語魔法、操霊魔法、魔動機術、妖精魔法、召異魔法、森羅魔法のうち、いずれか1つが行使できるようになります。
 行使したときの魔力は、術者の「スターキャスター技能レベル+知力ボーナス」となります。
 MPは選んだ魔法に応じて別個に消費します。
 一時的に習得した魔法を行使するさいには、魔法文字の描写や発声、各種発動体を必要としません。
 ただし、個別の魔法において特殊な代償を要求する場合には、それらは、用意されていなければなりません。
 術者が習得している戦闘特技は、すべて有効です。
 《MP軽減/X》は、選んだ魔法の系統に一致するなら適用されます。
 行使に必要な時間が10秒を超える魔法は、行使できません、選んだ魔法を1回行使したら、この魔法の効果は消滅します。
白黒【マナ・バーン】消費MP9
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素白×4

黒×2
対象1体射程/形状30m/起点指定時間一瞬
抵抗半減属性精神効果
概要星霊素の干渉で魔力を暴走させる。
効果 対象に「威力15+魔力」点(クリティカル値:10)の精神効果属性の魔法ダメージを与えます。
 また、対象は続く3ラウンドの間、すべての系統の魔力が半分(端数切り上げ)となります。
白紫【タイム・リープα】消費MP20
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素白×5

紫×3
対象1体全射程/形状10m/起点指定時間10分
(60ラウンド)
抵抗消滅属性呪い
概要対象の成長を巻き戻す。
効果 対象が習得している技能のレベルをすべて、「1」減少させます。
 対象が行う判定、習得している能力はすべてその影響を受けますが、最大HP及びMPは変化しません。

E.黒の超星魔術(習得要件:<超星魔術・黒>)


黒赤【スターダスト】消費MP16
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素黒×6

赤×3
対象1体全射程/形状30m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要ロケットエンジンを搭載する。
効果 ロケットエンジンを搭載し、対象は与える物理ダメージに+「(直前に移動した距離)÷5m」点のボーナス修正を得ます。
 また、効果時間中、対象は自分の意志で空を飛べるようになります。
 高速で複雑な機動を移動することができ、対象は戦闘特技《影走り》を一時的に習得し、飛行中も制限移動、通常移動を自在にこなします。
黒緑【インスタント・リジェネレイト】消費MP10
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素黒×4

緑×2
対象1体全射程/形状接触/-時間一瞬
抵抗消滅属性病気
概要代償と引き換えに、急速再生能力を得る。
効果 気絶、または死亡したキャラクターのみを対象にできます。
 対象の死亡、気絶状態を解除し、HPとMPを最大値まで回復します。
 ただし、この効果を受けてから2ラウンドが経過した対象は、強制的にHPが0となり、死亡します。
 過去に一度でもこの魔法の効果を受けたキャラクターは、対象にできません。
黒金【ブレイン・ウォッシュ】消費MP20
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素黒×10

金×5
対象1体全射程/形状100m/起点指定時間永続
抵抗消滅属性精神効果
概要対象を洗脳する。
効果 脳に電極を打ち込み、対象を洗脳します。
 対象は術者の命令を無条件で聞き入れ、命令の遂行を妨害するものは手段を選ばず排除しようとします。
 命令を遂行した後、あるいは命令のない状態では自動的に術者の位置を感知し、命令を受けにその座標まで全力移動で移動します。
 この魔法は、行使する際に達成値に-4のペナルティ修正を受けます。
黒白【デコード・トーク】消費MP8
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素黒×6

白×3
対象1体射程/形状30m/起点指定時間1分
(6ラウンド)
抵抗消滅属性精神効果
概要名前と、言葉を奪う。
効果 対象は自らの名前と、習得していたすべての言語を忘れて、術者は効果時間中、それらを得ます。
 言語を喪失した対象は発声自体は可能ですが、神聖魔法以外の魔法の行使、言語での意思疎通ができなくなり、周囲の感情や意図を読み取ることが困難になります。
黒紫【タイム・ボム】消費MP6
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素黒×2~

紫×1
対象1体全射程/形状10m/射撃時間一瞬
抵抗消滅属性呪い
概要時間を加速させる。
効果 対象と、対象が受けている効果の時間のみが、「(消費した黒の星霊素の数)-1」ラウンド(×10秒)経過したものとします。
 これにより、効果時間を過ぎた効果などは、効力を失います。
 また、一定時間ごとに発揮される効果は、時系列順に処理を行い、その影響を受けます。

F.紫の超星魔術(習得要件:<超星魔術・紫>)


紫赤【ドリル・ウェポン】消費MP4
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素紫×2

赤×任意の数
対象1体射程/形状30m/起点指定時間3分
(18ラウンド)
抵抗任意属性なし
概要対象の武器を、ドリルで強化する。
効果 対象の武器に、隕石すら砕くドリルの力を与えます。
 対象が武器で行う近接攻撃、射撃攻撃は衝撃属性の魔法の武器として扱われます。
 また、対象が物理ダメージを与える時、ダメージを+(消費した赤の星霊素の数)します。
紫緑【タイム・ウォール】消費MP10
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素紫×4

緑×2
対象術者以外の1体射程/形状接触/-時間20秒
(2ラウンド)
抵抗なし属性呪い
概要HPを保護する。
効果 対象を時間停止能力で保護します。
 効果時間中、対象のHPの現在値、最大値はどのようなことが起きても変化せず、HPに及ぶ効果は全て無視され、対象は生死判定に自動成功します。
 1日以内にこの魔法の効果を受けた対象には、この効果は発揮されません。
紫金【タイムマシン】消費MP40
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素紫×20

金×10
対象接触点射程/形状接触/-時間1日
抵抗なし属性なし
概要時空跳躍船を作成する。
効果 タイムマシンを作成します。
 この魔法は、行使に10分(60ラウンド)が必要です。
 作成されたタイムマシンはスカイシップ(⇒ルールブックⅢ-403P)とほぼ同じデータを持ちますが、移動力は0となります。
 作成されたタイムシップに乗り込むことで、100年前までのタイムマシンが作成された地点の過去へと跳躍することができますが、跳躍した地点から半径10km以上離れることはできません。。
 また、一度跳躍したタイムマシンでもう一度跳躍を行ったり、タイムマシンが破壊されたり、効果時間が終了し消失した場合、強制的に元の時間・地点へと帰還してしまいます。
紫白【エクステンション】消費MP14
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素紫×6

白×3
対象半径5m/5射程/形状30m/起点指定時間一瞬
抵抗消滅属性呪い
概要効果時間を引き延ばす。
効果 対象の時間を引き延ばします。
 対象が受けている魔法や呪歌、賦術、特殊能力などの効果全ての残り効果時間を倍にします。
 「効果時間:一瞬」のものは倍となりません。
 1日以内にこの魔法の効果を受けた対象には、この効果は発揮されません。
紫黒【ビッグクランチ・カンバージェンス】消費MP全て

HP全て
系統星霊魔術(超星魔術)星霊素紫×10

黒×5
対象半径100m/すべて

術者
射程/形状術者/-時間一瞬
抵抗半減属性なし
概要威力100+威力100ダメージ。
効果 銀河一つを滅ぼすほどのダークマターエネルギーを一点に集約します。
  この魔法は、術者が《コンセントレイト》を2回行使に成功したあとに1回しか使えません。
 対象に「威力100+威力100+魔力+魔力」点(クリティカル値:10)の確定ダメージを与えます。

スターキャスター用戦闘特技一覧

選択習得の常時特技


《MP軽減/スターキャスター》
前提冒険者レベル5以上使用
概要 星霊魔術のMP消費-1。
効果 スターキャスター技能を用いて魔法を行使するときに、消費MPが「-1」点されます。
 この効果で消費MPは0以下にはなりません(最低1)。
 《魔法拡大/スターキャスター》による拡大を行うさいには、この戦闘特技によるMP消費減少を先に行い、それを倍加することで最終的なMP消費量を計算します。
《超星魔術・X》
前提冒険者レベル9以上使用
概要 《超星魔術・X》を要件とする超星魔術5種を習得。
効果 習得時に「X」に<赤><紫>など、星霊素の色を1つ選びます。
 習得者は対応する色の《超星魔術・X》を習得要件とする超星魔術5種を習得できます。
 別途に習得枠を使えば、色が異なる《超星魔術・X》を習得することが可能です。
《星霊素軽減Ⅰ》
前提スターキャスター技能レベル5以上使用
概要 星霊魔術の星霊素消費-1。
効果 スターキャスター技能を用いて魔法を行使するときに、消費する星霊素の数が「-1」されます。
 この効果で行使に必要な数は0以下にはなりません(最低1)。
 《魔法拡大》による拡大を行うさいには、この戦闘特技による星霊素消費減少を先に行い、それを倍加することで最終的な星霊素消費量を計算します。
 ただし、任意の数の星霊素を消費することで追加の効果などを得る魔法を行使する際は、この能力で減らした星霊素の数は「消費した星霊素の数」に含まれません。
《星霊素軽減Ⅱ》
置き換え《星霊素軽減Ⅰ》/スターキャスター技能レベル9以上使用
概要 星霊魔術の星霊素消費-2。
効果 スターキャスター技能を用いて魔法を行使するときに、消費する星霊素の数が「-2」されます。
 この効果で行使に必要な数は0以下にはなりません(最低1)。
 《魔法拡大》による拡大を行うさいには、この戦闘特技による星霊素消費減少を先に行い、それを倍加することで最終的な星霊素消費量を計算します。
 ただし、任意の数の星霊素を消費することで追加の効果などを得る魔法を行使する際は、この能力で減らした星霊素の数は「消費した星霊素の数」に含まれません。
《星霊素軽減Ⅲ》
置き換え《星霊素軽減Ⅱ》/スターキャスター技能レベル13以上使用
概要 星霊魔術の星霊素消費-3。
効果 スターキャスター技能を用いて魔法を行使するときに、消費する星霊素の数が「-3」されます。
 この効果で行使に必要な数は0以下にはなりません(最低1)。
 《魔法拡大》による拡大を行うさいには、この戦闘特技による星霊素消費減少を先に行い、それを倍加することで最終的な星霊素消費量を計算します。
 ただし、任意の数の星霊素を消費することで追加の効果などを得る魔法を行使する際は、この能力で減らした星霊素の数は「消費した星霊素の数」に含まれません。
《星霊陣》
前提スターキャスター技能レベル10以上使用
概要 アウトサイダーがいる時、星霊魔術の星霊素消費-1。
効果 スターキャスター技能を用いて魔法を行使するときに、術者以外に分類:アウトサイダーの魔物が戦闘に参加している場合、消費する星霊素の数が「-1」されます。
 この効果で行使に必要な数は0以下にはなりません(最低2)。
 《魔法拡大》による拡大を行うさいには、この戦闘特技による星霊素消費減少を先に行い、それを倍加することで最終的な星霊素消費量を計算します。
 ただし、任意の数の星霊素を消費することで追加の効果などを得る魔法を行使する際は、この能力で減らした星霊素の数は「消費した星霊素の数」に含まれません。
《星霊素循環Ⅰ》
前提冒険者レベル6以上使用
概要 2つ以上星霊素を使ったとき、星霊素を1つ復活させる。
効果 習得者がスターキャスター技能を用いて星霊素を2つ以上消費する魔法を使用した手番の終了時に、その魔法で使用した色の星霊素を1つ生成します。
 同じラウンドで習得者が2回以上星霊魔術を使用していた場合、その回数だけこの能力は発揮されます。
《星霊素循環Ⅱ》
置き換え《星霊素循環Ⅰ》/冒険者レベル10以上使用
概要 2つ以上星霊素を使ったとき、星霊素を1つ復活させ、MPも回復する。
効果 習得者がスターキャスター技能を用いて星霊素を2つ以上消費する魔法を使用した手番の終了時に、その魔法で使用した色の星霊素を1つ生成し、術者のMPを1点回復させます。
 同じラウンドで習得者が2回以上星霊魔術を使用していた場合、その回数だけこの能力は発揮されます。
《星の守護》
前提スターキャスター技能レベル5以上使用スターキャスター技能
概要 紫の星霊素を生成する。
効果 習得者が星霊素を生成するとき、紫色を選択することができるようになります。
 紫の星霊素は他の色の星霊素の代わりとすることが可能です。

選択習得の宣言特技


《二重詠唱》
前提スターキャスター技能レベル9以上使用スターキャスター技能
適用1回の魔法行使リスクなし
概要 基本魔術を同じ手番で2回行使する。
効果 主動作として基本魔術を行使するときに宣言します。
 この特技の宣言を行いつつ主動作で魔法を行使したら、直後に、追加でもう1回、基本魔術を行使することができます。
 星霊素も2回生成されますが、この能力は戦闘中に1度しか使用できません。
《重星詠唱》
前提スターキャスター技能レベル15以上使用スターキャスター技能
適用1回の魔法行使リスクなし
概要 星霊魔術を同じ手番で2回行使する。
効果 主動作として星霊魔術を行使するときに宣言します。
 この特技の宣言を行いつつ主動作で魔法を行使したら、直後に、追加でもう1回、星霊魔術を行使することができます。
 この追加で行使できる魔法は、魔力をー10(最低0)した値で、消費される星霊素は0個として処理されます。

自動習得の常時特技


《交信強化Ⅰ》
前提スターキャスター技能レベル6以上使用
概要 星霊魔術の魔力+1。
効果 習得者のスターキャスター技能の魔力が+1されます。
《交信強化Ⅱ》
置き換え《交信強化Ⅰ》/スターキャスター技能レベル11以上使用
概要 星霊魔術の魔力+2。
効果 習得者のスターキャスター技能の魔力が+2されます。

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Last-modified: 2020-11-29 (日) 00:00:00