「百の剣亭」は、街端れにあるレンガ造の冒険者の宿です。 食事処の建物と宿舎棟が隣接して建つ一風変わった建物です。 宿舎の裏手には、広い地鶏小屋があり、日々、冒険者の口に入るためにぬくぬくと育てられています。
宿の本当の名称は「炭焼ひよこ亭」なのですが、看板は度重なる戦闘により黒ずんでいて文字を読むことが出来ません。 食事処の壁面に多数の剣が飾ってあり、人々はそれにちなんだ名称「百の剣亭」「百剣亭」を主に用います。 これら多数の武器は、引退する冒険者が自らの手で壁に飾ったものです。壁に突き刺しているものもあります。 飾られている剣の中に、ひときわ巨大な真紅のシャムシールがあり、「紅剣亭」「偃月亭」と呼ぶ人もいます。 そのため、冒険者の宿の本当の名称を知ってる人は、少ないかもしれません。
厳かなひよこが冒険者の宿としてのエンブレムとなります。
(人間/女/45歳)(一人称「あたし」/二人称「お前」) コネクション:30/200/600 属性:マリアおばさん, 女主人,元中佐,ブロンドのおばさん,赤ずきんちゃん 名前色:
「お前たちひよっこどもに仕事だ。感謝することだね」
宿の主人は、マリアンデールという名の恰幅の良いおばさんです。 ボコボコに歪んだ大きなフライパンを持っています。 赤い頭巾とエプロン姿が板についていますが、その図体に似合った丸太のように太い腕は、並みの冒険者をビビらせています。 彼女のことを知らず、ただの太ったおばさんと舐めてかかる新人もたまにいますが、すぐにその態度を改めることでしょう。 その目立つ赤い頭巾から、赤ずきんちゃん、と口にした人の末路は火を見るより明らかです。
過去に軍歴があり、膝に傷を受け軍を退いたようで、彼女のことを中佐と呼ぶ人もいます。 退役後、ただの民宿だったひよこ亭を、冒険者の宿として大きく成長させました。
人気料理はその名に冠した鳥の炭焼きです。 彼女の料理は豪快で粗雑なモノが多いようですが、荒くれ者の多い冒険者には好まれているようです。 半面、繊細な料理は苦手であり、皆が注文を敬遠します。
そう、ここは、たけのこ軍ときのこ軍が相争う土地…。 暫定的に、舞台設定の方針は以下。
街は主要施設を中心に、薔薇の花が開くように広がっています。 街の最前面外周は、オルレイア周辺の集落のように血みどろであるべきです。