三姉妹川流域に新しくできた冒険者村。資金援助は『五剣会議』。
何かと雷に縁があり、村には避雷神(?)の像が立っているほど。
川辺に位置しているため、漁業や船舶搬送流通などに適している。
さらに街道方面へと繋がる道も敷設、陸路の交通も万全となった。
これからもいろいろありつつ、発展を続けるはず。滅びなければ。
村長:フィリア・ベラトール
関連タグ:トールデンの住民
その他:
プレイヤー参加したことがある方は、GMとして舞台に利用くださってかまいません。
その場合、村人になったPCには「トールデンの住民」の称号(10点)とタグを!
ビーストブローカー。
村々には〈守りの剣〉などはないため、様々な自衛手段が講じられている。
そのうちの一つが、獣売り達が取り扱う『番犬』である。
騎獣のような柔軟性はないが、幾つかの条件付けに従うよう調教された動物や幻獣だ。
クロコダイルやヘルハウンドなどが飼育しやすいという話である。
サンドウォームなど、有事でなくとも農耕に役立つ獣も人気が高い。
ゴブリンの群れ程度ならば十分に対処でき、心強い村の護り手となる。
なお、元ライダーギルド所属の良心的な獣売りがほとんどだが、稀に例外もいる。
密猟者に近い性格を持つそれらは、ユニコーンやディーラなども取り扱うという。
もしくは、暗殺者などの道具として、毒蛇の類を提供する獣売りなども存在するようだ。
蛮族が調教した獣や、危険性の高く制御しきれない獣などを売り捌く例もある。
どのような職でも犯罪の温床となり得るということだろう……ニーズがあると特に。
(見識判定目標値8/12)
“奈落の魔域”に迷い込んだ動植物の中には、異界の力を受け、変容するものがいる。
それらと魔域の外で遭遇する確率は、そう高いものではないが、
出入り可能な魔域、もしくは、魔域の崩壊時に逃げ出せた個体などが散見される。
それらは1~2回のアビス強化と同じ能力を得ている――アビスカースも帯びているが。
アビスサーベルタイガー、アビスフォレストコング、などと呼称する。
なお、アビスカースの方はランダムであり、魔物知識判定時に判定する。
見識判定に成功したPCは、劇中、アビス変異種の魔物知識判定に+2のボーナスを得る。
(見識判定目標値13)
2 | 【ビューティネス】 | 消費 | 6 | ||||
対象 | 術者 | 射程/形状 | 術者/- | 時間 | 1日 | 抵抗 | なし |
概要 | 術者の美しさを他者に理解させる | ||||||
効果 | 術者を視認したものにとって、その容姿を、とても美しいものであると感じさせます。 容姿が変化して見えるのではなく、価値観が歪み、術者の容姿こそが美しさの基準と思えます。 その結果、術者と並んだ他のキャラクターは見劣りして見えてしまうでしょう。 術者は、聞き込み判定や、他者を魅了する効果の達成値に、+4のボーナス修正を受けます。 レベルが「術者のプリースト技能レベル」以上であるものに対しては、この魔法は効果がありません。 また、「◯精神効果無効」の能力を持つキャラクターも、この魔法の効果を受けません。 効果を受けないものに対しては、魅了する効果の達成値に対するボーナス修正も得られません。 |
4 | 【アバージョン】 | 消費 | 4 | ||||
対象 | 1体全 | 射程/形状 | 2(30m)/起点指定 | 時間 | 1日 | 抵抗 | 消滅 |
概要 | 指定した第三者を嫌悪させる | 属性 | 精神効果 | ||||
効果 | この魔法は行使する際に、対象以外の、射程内に存在するキャラクターを1体指定します。 対象は、指定された第三者の容姿を、おぞましく醜いものであると感じます。 容姿が変化して見えるのではなく、価値観が歪み、指定対象の容姿こそが醜さの基準と思えます。 激しい嫌悪感により、対象は、指定対象に対して「射程:接触」の魔法や効果を使用できません。 |
7 | 【スカーフェイス】 | 消費 | 5 | ||||
対象 | 1体X | 射程/形状 | 接触/- | 時間 | 永続 | 抵抗 | 消滅 |
概要 | 対象に6ダメージを与え、醜悪にする | 属性 | 呪い | ||||
効果 | 「6」点の魔法ダメージを与え、対象の容姿を醜悪にします。具体的な内容は術者が定めます。 通常は、消えない傷痕を与えたり、炎や酸で焼いたような痕跡を与えたりします。 対象は、冒険者ランク(⇒『Ⅱ』137頁)が1段階低いものとして扱われます。 また、聞き込み判定や、他者を魅了する効果の達成値に、-4のペナルティ修正を受けます。 呪いを解除するまで、この魔法による適用ダメージは回復できません。 |
10 | ⏩【ファッシネイション】 | 消費 | 7 | ||||
対象 | 術者 | 射程/形状 | 術者/- | 時間 | 10秒(1ラウンド) | 抵抗 | なし |
概要 | 術者が与える影響から脱せなくする | ||||||
効果 | 術者自身の能力(呪歌や特殊能力など)で与える「精神効果属性」の効果時間を変更します。 変更された効果時間は、本来のものにかかわらず「永続」として扱われます。 ただし、術者が行使する魔法の効果時間は、この効果では変更できません。 |
13 | ⏩△【エンコミウム】 | 消費 | 12 | ||||
対象 | 術者 | 射程/形状 | 術者/- | 時間 | 10秒(1ラウンド) | 抵抗 | なし |
概要 | 術者の美しさを不可侵とする | ||||||
効果 | 効果時間中、術者の美を損なうものを退けます。 術者はあらゆる生命抵抗力・精神抵抗力判定に自動的に成功します。 |
2 | 【コール・オブ・アビス】 | 消費 | 2 | ||||
対象 | 1体全 | 射程/形状 | 接触/- | 時間 | 3日 | 抵抗 | 消滅 |
概要 | 最寄りの“奈落の魔域”の位置を知る | 属性 | 呪い | ||||
効果 | 対象にしか聞こえない呼び声が、“奈落の魔域”へと誘います。 対象は現在位置から最も近い場所にある“奈落の魔域”までの正確な距離と方角を知ることができます。 呼び声に強制力はありませんが、邪悪な力を求める者にとっては甘美に聞こえます。 |
4 | 【アビス・ウェポン】 | 消費 | 6 | ||||
対象 | 物体1つ | 射程/形状 | 接触/- | 時間 | 1日 | 抵抗 | なし |
概要 | 武器を一時的にアビス強化する | 属性 | 呪い | ||||
効果 | この魔法の対象となる物体は「武器」に限られます。 効果時間の間、対象をアビス強化(⇒『Ⅱ』284頁)します。 アビス強化の項目は、術者が任意に選びます。アビスカースは通常通り、表を判定して決定します。 すでに対象が2つまでアビス強化されていた場合、効果はありません。 魔物の場合、攻撃手段が「武器」やそれに類するものである場合のみ効果があります。 |
7 | ⏩【イビルアイ】 | 消費 | 4 | ||||
対象 | 術者 | 射程/形状 | 術者/- | 時間 | 10秒(1ラウンド) | 抵抗 | 任意 |
概要 | 呪い属性の魔法の射程を変更する | ||||||
効果 | 術者が持続時間中に行使する「呪い」属性の魔法は、それが「射程:接触」である場合、 「射程/形状:1(10m)/起点指定」として扱われます。 術者がその対象を自身の目で視認しなければ、この効果はありません。 射程の変更により、《魔法拡大/数》《魔法拡大/距離》の効果も有効となります。 |
10 | 【ディープネス】 | 消費 | 20 | ||||
対象 | “奈落の魔域”1つ | 射程/形状 | 接触/- | 時間 | 1年 | 抵抗 | なし |
概要 | “奈落の魔域”の脅威度+1 | 属性 | 呪い | ||||
効果 | “奈落の魔域”をよりいっそう真なる“奈落”に近づけ、その危険度を高めます。 対象となった“奈落の魔域”の脅威度(⇒『Ⅰ』335頁)を+1します。 脅威度の基準となるものが魔物だった場合、その魔物のレベルが+1されます。 移動速度と穢れを除くすべての数値を+1して、すべての部位のHPを+5、MPを+2します。 この魔法の効果は、行使してから上記の効果が発揮されるまで7日が必要です。 |
13 | 【クリエイト・シャロウアビス】 | 消費 | 脅威度×2 | ||||
対象 | 接触点 | 射程/形状 | 接触/- | 時間 | 永続 | 抵抗 | なし |
概要 | “奈落の魔域”を作成する | ||||||
効果 | 儀式を行い、その場に“奈落の魔域”を生み出します。 作成しようとする“奈落の魔域”の「脅威度×1」mを半径とする魔法円を描く必要があります。 また、「脅威度×脅威度×50」G相当の供物を用意しなければなりません。 この魔法は行使に「脅威度」日が必要です。 |