冒険者の街
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冒険者の街
へ行く。
1 (2018-01-11 (木) 07:51:56)
冒険者の街ブランブルグ
概要
周辺環境
冒険者の街の運営
中央区
港湾区
北区
南区
貧民窟
灰色通り
巨大多層遺跡
ブランブルグ 主要NPC
ブランブルグ合同運営本部
アークフィリア
"ゴールドマッシュルーム" レオポルト・フング・ロッシジャーニ
"称号"T国大使
"称号"冒険者ギルド長
"金貨"ハロルド・アールスボルト
盗賊ギルド"ゴルトアンブルート"
"大犬"ネロ
"古狸"ドラード
"女狐"ロッサ
冒険者の街ブランブルグ
†
↑
概要
†
冒険者と傭兵の街ブランブルグ。それはK国とT国の国境にあります。
ブランブルグは“魔境”とよばれる、人の敵たる蛮族達と魔物達の住む領域の傍にあり
“魔境”の脅威に対抗し、K国とT国の国交と交易路を維持するために存在します。
しかし、全周を危険地帯に囲まれた最悪と言える立地に無理矢理設置された街のため、
質より数を頼りにする軍隊を常備するには兵站の維持が難しく、これを解決するために、
冒険者の雇用と優待による脅威と事件への対処が行われています。
K国とT国、更に大商人達の出資により設置されたブランブルグは、
周辺諸国より冒険者と住民を募った結果、また交易の拠点となる港町であるため
言語、文化、宗教、種族、等がごった煮の状態にあり、異文化、異種族に対する寛容な風潮が見られます。
その一方、複数の言語が入り乱れた結果、この街にはザルトブルグという別名も存在し、
ブランブルグ派と、ザルトブルグ派の論争等もあったりします。
ブランブルグの建築にあたり下地、土台にされたのは旧文明の遺跡。
巨大な遺跡はいまだ完全踏破に至らず、冒険者達がこの街に集う理由のひとつとなっています。
この遺跡の確保のために街が作られた、という噂も囁かれますが真偽は不明になります。
↑
周辺環境
†
ブランブルグはは“魔境”の脅威――
特に人族に悪意を抱く蛮族勢力との戦いの最前線という面があります。
また、巨大生物や、多島海に出没する海賊等と言った脅威もあり、これらに対抗するため、
ブランブルグは周辺地域より広く大量に冒険者を募集しました。
この際に、大きな売りとされたのが冒険者優遇政策。
冒険者ギルドの設立、宿泊施設の整備、育成機関の設立の推進、免税、等々…
赤字覚悟の無茶な試みは奇跡的に成功を納め、多数の冒険者が街に集まりました。
結果“守りの剣は無くとも、街を維持出来る”と言えるほどの力を保有する街になりました。
反面、冒険者や傭兵という戦闘力ばかり高くなった社会不適合者を大量に招き寄せたため、
ブランブルグの裏側には複数の犯罪組織が潜り込む結果となり、自然と貧民窟も形成され、外敵は健在…
総合的には街の治安自体はそれほど良いとは言えない状態にあります。
ブランブルグは交易拠点という、富の行きかう街という面もあるため、
高価な品々や利権獲得に絡んだ組織間の、または個人間のトラブルは日常茶飯事になります。
最も、それすらも冒険者の飯のタネになるわけですが…。
↑
冒険者の街の運営
†
ブランブルグの政策は合議制により決定されます。
これは街自体が、複数組織による共同出資により設立した事に起因し
K国大使、T国大使、商業ギルド長、冒険者ギルド長、魔法学院長らによる議会
『ブランブルグ合同運営本部』が設置されています。
当然ながら、各代表は自分の所属組織に有利になる様に政策を決めたがるため
合議はgdgdになり、罵り合いに終始するのが毎度の光景になります。
↑
中央区
†
最前線の街の行政区らしく、防壁により囲まれています。
ブランブルグ合同運命本部のほか、K国、T国大使館、商業ギルド本部等があり
金持ちや権力者達の居住する、貴族街と揶揄される高級住宅地も含まれます。
防壁は白いシンプルな石壁、これはブランブルグの名前の由来になります。
こんな壁の中にすら、K国とT国の諍いは持ち込まれ、
防壁内部には二国を象徴する二本の塔が建てられています。
更に、区域の北側にはK国の派閥、南側にはT国の派閥と住み分けが行われています。
↑
港湾区
†
冒険者の街の東側は川の河口と海に面し、そこには港があります。
この港はK国とT国に跨る交易の拠点とされ、定期的に交易船が訪れます。
そのため、港には交易場が置かれ、日夜を問わず商談が行われています。
更に、港に隣接する市場通りが形成され、日中は買い物客により賑わいを見せます。
交易品の売買はもちろん、漁業組合による鮮魚の取引きも行われ、
荷揚げ荷卸しをする人夫達のために安く食事を提供する食堂等も存在します。
完全に商業ギルドの縄張りと言え、金と物と人が休みなく行きかう活気ある区域です。
波止場には巨大な倉庫が数十棟並びます。倉庫は商業ギルドの管理下にありますが
所有権を買い取る、または借りる事が出来るため、中身のよく判らない倉庫も沢山あります。
↑
北区
†
K国に連なる街道に面する区域。K国の風潮が強い住宅地になります。
区域の中央には“魔境”の山々より流れ出し、港湾区に至る川がゆるやかに流れ、
この川に隣接する様に白を基調とする建物の並ぶ、閑静な住宅地があります。
整然とした街並みの都市らしい区域になり、比較的富裕な層の済む一帯になります。
川には橋が少数ありますが、遊覧航行を兼ねた渡し船も設置され、これは若干ながら観光資源とされます。
また、区の東…すなわち海側には港湾区から拡がる白い砂浜が存在し、
夏季にはちょっとしたリゾート地の様相を見せます。
金持ちになり、北区に自宅を持ちたいと願う冒険者や市民は多いようです。
↑
南区
†
T国に連なる区域。 そのまま南に行けば乾燥した砂漠に行き当たります。
ブランブルグ周辺の中では、南部には比較的開けた平野があり、
この平野には食料確保のために開拓された、または開拓中の農村が点在します。
この農村で作られた野菜や家畜の肉等の生産物が運びこまれるのが、この南区。
毎朝、市場が立ち、生鮮食品の売買が行われます。
区域の雰囲気も農村のそれに近く、鶏、豚、等の家畜を飼う家が多く、
それらの臭いや騒音を嫌う富裕層は住む事を避ける、という風潮があります。
更に、偶に家畜を狙う魔物の襲撃が起こるというおまけ付き。
このため“安全な山の手の北”、“危険な下町の南”という格差意識が両区の住民に根付き
個人レベルのトラブルの元になる事があります。
↑
貧民窟
†
ブランブルグの西側、すなわち魔境側に形成されたスラム街。
貧民や難民をはじめ、不名誉蛮族、犯罪者等の、ほかの区域には住み難い者達の巣窟。
粗末な汚い家がごちゃごちゃと密集林立した迷路の様な街並みになります。
ブランブルグ合同運営本部の管轄外にあり、一般市民殺害のような大事件が発生した場合を除き、
運営本部による積極的な関与のされない治外法権の暗黒街。
ここは老舗盗賊ギルドのゴルトアンブルートの縄張りの内にあり、
貧民達の数割はその準構成員的な立場に置かれ、様々な汚れ仕事を斡旋されています。
しかし盗賊ギルドの目も隅々までは行き届かず、邪教崇拝、麻薬密売、テロ、誘拐、等々の
ブランブルグに害を齎す多種多様な活動の温床にもなっています。
↑
灰色通り
†
ブランブルグの南区と貧民窟の間にある、猥雑な歓楽街。
貧民窟の人間が非合法に労働する、品の無い怪しげな店が多いものの、
彼らを盗賊ギルドが管轄し、店の売り上げの一部をお上に納める事により
暗黙の了解という形の営業許可、すなわちお目こぼしを得ています。
酒場、飲食店、娼婦宿、露店、等の多様な店があるほか、シーン神、レバラール神の社も見られます。
昼間は閑散とし、怠惰な空気が漂うものの、夕暮れからは徐々に賑わいを見せはじめ
夜間は客引きの声や、下卑た雑談や、笑い声や怒声の飛び交う喧々囂々とした通りとなります。
灰色通りと言う名は、白を基調とした市街と、黒い印象のある貧民窟の間に存在するため。安易。
↑
巨大多層遺跡
†
ブランブルグの地下に埋もれる旧文明の遺跡。
魔法文明期の巨大都市の遺跡の上に、魔動機文明が街を造り
それが大崩壊により瓦解し、大量の土砂に埋まった事で多層遺跡になったとされます。
地上に露出した部分は少なく、入口の一カ所はアークフィリア魔法学院の敷地にあります。
冒険者による探検が進むに連れ、未探索の区域が発見されるため、全貌はいまだ掴む事が出来ずにいます。
ごくまれに、遺跡内部に眠る脅威的な存在が街中へと抜け出す事があり
そんな緊急事態を解決するのもまた、冒険者の仕事となります。
↑
ブランブルグ 主要NPC
†
↑
ブランブルグ合同運営本部
†
↑
アークフィリア
†
ナイトメア/女性/年齢不詳
コネクション:200/500/1000
属性:野心家、合理主義者
名前色:
「無能は嫌いだから」
「あなたは見込みがあるわ。死ぬ気でやりなさい」
炎のような赤毛の豊満な肢体の女性ナイトメア。角は両側頭部から後ろ向きに生えています。
一見冷徹な印象を受けますが、話してみると意外と気さくでお茶目なおば…お姉さん。
アークフィリア魔法学院の創始者にして初代学院長にして現学院長。
学院の卒業生達を国の要職に就かせ、権力を手中に収めることを画策し、現状それは達成しつつある模様。
その人脈を活用し、学院、およびブランブルグの街の維持を担う重要人物の一人になります。
↑
"ゴールドマッシュルーム" レオポルト・フング・ロッシジャーニ
†
エルフ/男性/112歳
コネクション:250/600/900
属性:キノコカット、貴族、傲慢
名前色:dormant gold
「これだから南の連中は」
「私を誰だと思っている。――頭が高いわッ!!」
特徴的なヘアスタイルの、エルフの男性。声がカン高いのも特徴。
エルフらしくすらりとした長身に、仕立ては良いながらも華美でない衣服、
目鼻立ちは整い、サラサラの金髪と非の打ち所がない美男子なのだが
その異彩放つ髪型が全てを印象づけてしまっている残念紳士。
貴族然とした傲慢な性格をしており、身分の上下で他人を判断します。
しかしそれは権威の力を熟知しているという事であり、人脈の多さはブランブルグ随一。
また裏工作、根回しの上手い、抜け目ない人物とされます。
本人も優れた妖精使いであり、更に真語魔術、操霊魔術への造詣も深い実力者。
しかし、そのせいで"マジックマッシュルーム"等と揶揄される事もあり、
その仇名を呼ばれる事を極度に嫌います。
K国の全権大使であり、ブランブルグの意思決定を担う重要人物の一人です。
↑
"称号"T国大使
†
種族/性別/歳
コネクション://
属性:
名前色:
「台詞」
「台詞」
T国全権大使
↑
"称号"冒険者ギルド長
†
種族/性別/歳
コネクション://
属性:
名前色:
「台詞」
「台詞」
冒険者ギルド長
↑
"金貨"ハロルド・アールスボルト
†
人間/男性/68歳
コネクション:200/600/950
属性:老紳士、有能ギルド長、孫ボケ爺
名前色:day dream
「却下する。それは経済的ではない」
「ミュンたぁ~~ん♡ おじいちゃんでちゅよぉ~~♪」
ほぼ白髪のピシッとした老紳士。
ブランブルグの意思決定を担う"商業ギルド"の長。
折り目正しく、非常に規則、規律に厳しく、冒険者ギルド長とは衝突する事が多い様です。
しかし自ら前面に出、会談や折衝に骨を折る姿から、ギルドにおける信頼は厚く
また、人脈の広さと交渉術の巧みさによりK国、T国の要人達にも信用されています。
そんな完璧社長にも唯一の…否、一人の弱点があります。
齢5歳の孫娘にあたるミュン・アールスボルト。
この唯一人の孫娘の前では、デレデレした好々爺、孫ボケ爺になるのです。
孫娘のためなら金に糸目を付けず、孫娘のためなら自分の身も顧みずに危険に飛び込む。
本人は隠しているつもりだが、既にギルド内はおろかブランブルグ内の常識とされます。
孫娘は好奇心旺盛で、行動的。その為しばしばこの老人を心胆寒からしめる行動に出る事があります。
本来、中央街に住むこの紳士が“百剣亭”に息せき切って駆け込む姿が目撃されるのは、
そんな事件が発生した時になります。
↑
盗賊ギルド"ゴルトアンブルート"
†
冒険者の街の裏社会を牛耳る、老舗の盗賊ギルド。
その名は“金と血”を意味し、利益=金と縁故=血により結束する犯罪者達の組合。
そこには、ギルドの利益を害する者には血の贖いを、という意味も含まれます。
“金と血”の仕事は多岐に渡りますが、その主だったものは情報の売買にあります。
冒険者の街は二国間の国境に在り、また交易の拠点になるため、情報は特に重要。
図書館の本には載らない、生きた情報の遣り取りはこのギルドに莫大な利益を齎します。
また、二国の権力者、および大商人達の個人情報を鷲掴みにする事により、
“金と血”は迂闊に手出しされない立場を作り出し、既得権益を保持しています。
“金と血”の息の掛かった密偵は、街のあちこちに居ます。
密偵達は普通に生活を送りながら、街を飛び交う様々な噂を集めます。
冒険者の中にも、盗賊ギルドの息の掛かった者は何人も居ると言われます。
闇市場もこのギルドの管轄下にあります。
これは軍の横流し品、質流れ品、盗品、等を扱う店のほか、
商業ギルド許可を得ない屋台が集まる不正規の市場となります。
不正規ゆえに免税、免税ゆえに安いのが売りになり、闇の市場と言われるものの、
開催されたとなれば人の溢れる、ちょっとしたお祭り状態になります。
(もちろん、開催にお目こぼしをする役人連中の懐も温まります)
最後に“金と血”の仕事に貧民窟と歓楽街の取り仕切りがあります。
そもそも貧民窟は街の統治の外に存在する、文字通りの治外法権。
その貧民窟に最低限のルールを齎し、完全無法状態にはならない様に抑えているのが盗賊ギルド。
また、歓楽街に存在する酒場や娼婦宿等は、商業ギルドに許可を取らずに営業をはじめた店が多く、
それらの店の後ろ盾になり、管理し、商業ギルドとの間を取りなす役目もしています。
言うまでもなく、そのためにアガリを徴収しますが…。
“金と血”はこれら、情報、闇市、歓楽の三大要素を司る三幹部をリーダーに据え、
日夜、非合法な活動に邁進しています。
しかし、魔神召喚、破壊活動の様なブランブルグ自体を危機に陥れる活動はNGとし
それらを行う、より悪辣な別の盗賊ギルドとの抗争も行われています。
※ゴルトアンブルート(Gold und Blut)
↑
"大犬"ネロ
†
人間/男性/30歳半ば
コネクション://
属性:冷徹、冷静、慇懃無礼、鉄面皮
名前色:gray
「どんな聖人にでも後ろ暗い面はあるものです」
「利を齎す者には金の報いを。害を齎す者には血の贖いを」
三幹部の筆頭、盗賊ギルドのギルドマスターになります。
“金と血”の最大の売りとなる情報部門の長の立場も務めます。
すなわち、情報を盗む盗賊、密偵達の長という事になります。
“大犬”は、K国、T国、大商人達とのより良い癒着関係を構築するべく奔走、
それらの権力に恭順する様な姿勢を示す事から“犬”と揶揄されます。
しかしこの犬は、主人の喉を噛み切るだけの牙…
すなわち各組織や権力者達の公には出来ない情報を切り札的に隠し持ち、
その牙をチラ付かせる事により“金と血”の権益を拡大、保持する事に成功しました。
この功績により、三十代ながらギルドマスターの地位にのし上がるに至り、
ギルドの内外より多くの羨望と畏敬、嫉妬を集めています。
見た目は若さの残る長身痩躯の男性。情動の薄い鉄面皮。
性格は慇懃無礼。猜疑心が強く、情は薄く、人は利害関係のみにより結束すると考えます。
それだけに労働に対する報酬の支払いは正確。この点における信頼性は高く
“金と血”の、金による結束を盤石なものにしています。
直接的な戦いは得意とは言えず、それゆえに常に屈強な護衛に自分を護衛させています。
自ら犬とよばれ、しかし利益と情報により人を走狗とする男。犬を飼う犬。
ゆえに“大犬”の二つ名が付いたと言われます。
※大犬:グロスフント(Gros Hund)
↑
"古狸"ドラード
†
ドワーフ/男性/140歳台
コネクション://
属性:職人気質、実力主義、蒐集家、髭
名前色:ancient gold
「まずは腕を磨け。御託はそれからだ」
「むむむ、これは素晴らしい!後世に遺すべき逸品ぞい!」
三幹部の2。盗みとスリ、盗掘、盗品の売買といった闇市部門を仕切る長。
老齢ゆえに一線からは退いたものの、高い技術と深い知識は今もなお健在とされ、
今は盗賊ギルド内のご意見番を務めながら、若手の育成に力を入れています。
闇市場の最終責任者という立場にもあり、闇市場に被害を及ぼす事は彼の顔に泥を塗るのに等しく、
“金または血”の贖いを要求される事となります。
先代ギルドマスター。今は“大犬”にその座は譲りはしたものの、
長い年月を掛け実績、実力により獲得し続けて来た尊敬は今もなお根強く、
昔ながらの職人めいた盗賊、盗掘師、スリ師、等の者達からは師と崇められます。
見た目は丸眼鏡を掛けた老齢のドワーフ男性。もちろん髭は立派。
頑固一徹な職人気質。しかしギルドマスター引退後は多少丸くなり、
若者達の仕事を一歩引いた位置から見守る様になりました。
宝石類と貴金属、美術品の収集家という面があり、彼の個人所有する宝物庫には、
すさまじい量の金銀財宝が眠ると噂されます。
二つ名の“古狸”は、ほぼそのままの意味になります。
少々仲の悪い“大犬”と“女狐”の間を取り持つ役目もしている様です。
※古狸:アルトダクス(Alt Dachs)
↑
"女狐"ロッサ
†
ナイトメア/女性/100歳以上
コネクション://
属性:あらあらうふふ、おっぱい
名前色:rose
「あらあら、この街でおイタをされてはこまりますわ」
「うふふ、一緒に夜の世界に堕ちましょうね」
三幹部の3。主に貧民窟、歓楽街を取り仕切る部門の長になります。
貧民窟の貧民、難民、孤児等に(汚れた)仕事を与え、利益を上げるほか
酒場や娼館等に集まる噂を集め、情報部門に提供するのが主な役目になります。
また、個人間トラブルの絶えない夜の街を統べる部門となるため、
この部門に属する者は、直接的な暴力を振るう術に長けた者が多いとされます。
“女狐”とよばれるこの人物は、長い期間この席に在る赤い髪の謎めいた美女。
“古狸”に次ぐ古株にも関わらず、その容姿はまったく衰える事はなく、
蠱惑的な笑みを湛える、あらあらうふふなお姉さん。
容姿的に似ている事、共に街の古株な事、等によりアークフィリアとの関連性が疑われます。
犯罪者達を統べる立場ながら情に厚く、よく困窮者に手を差し伸べます。
しかし彼女は慈善家とは違います。彼女により救われた者は、彼女の配下となり
少なからず、裏の世界に足を踏み入れる結果になるのです。
また自分の気に入った少女を様々な手段により虜にし、様々な技術を仕込み、
子飼いの密偵とする事を趣味としています。
この密偵達は“狐の尾”とよばれ、街のあちこちに配されています。
優し気に微笑む、しかし人を拐し堕とす妖女。ゆえに彼女は女狐とよばれます。
人間味の無い“大犬”を、気味の悪い男と言い毛嫌いしています。
※女狐:フラウフクス(Frau Fuchs)
※狐の尾:フクシュヴァンツ(Fuchs Schwans)