GMローカル

まずはじめに

「らすGM」がGMを行う際に適用する、ローカルルールなどを記載するページです。
卓中では「らすGM」を名乗ります。ここの名義が「GMらす」なのはミスです。
このページはほぼほぼゆっくりめの更新になるかと思います。
特にサプリ関係は更新する事が多くなるかもしれません。
なお、GMに関しては経験が少ないのでかなり未熟です。
想定外な事が起こるとテンパりやすいので、焦って変な判断をするかもしれません。
出来る限りそうならないようには心がけますが、そうなった時は大目に見てもらえるとありがたいです。
何か疑問点などありましたら、セッション中に聞いてくださっても構いません。
それでは、どうかよろしくお願いします…!

基本方針

自分がGMを行う際の方針を簡潔に書き加えていきます。
今後も何かしらあれば、随時追加していく予定です。

選考時の基準について

GMの選考基準としては、第一にPTバランスを考えて選んでおります。
プリーストやセージ、スカウトなどの探索や戦闘において、
非常に重要な役割を持っているPCが選ばれやすいです。
それに加えて、基本的には前衛2人、後衛2人、神官1人のバランスで組む事が多いです。
また、開催時に選考落ちさせてしまった方も出来る限りで優先します。
初心者の方が参加される場合は、そちらも対象に含まれます。
卓の内容によっては、バランスよりも特定の対象を優先する場合もあります。
ただし人数が足りない場合やPTバランスの関係、特殊な事情を除いて、
グレード跨ぎのPCは採用しない傾向があります。バランス取れるか不安なので。
また過去に「PL:からす」とトラブルがあったPL様は、条件が合致していても採用しない傾向があります。
優先傾向は「(内容による優先)→優先項目該当PC→PTバランス→グレード跨ぎ」といった形です。

卓の中止の判断について

らすGMは卓を開催する際に集まった人数や応募しているPCのバランスを見て厳しいと感じた場合、
開催していた卓を中止する事があります。出来る限り参加される皆さんのリスクを減らしつつ、
GMもPLの皆さんも楽しめる卓にしたいので、そういう判断を取る事もあります。
その際に中止の判断に納得できず、中止にした理由を尋ねるのは当然の事ではあると思うので、
中止の理由を尋ねたり、疑問に思った事を聞いてみるのは構いません。
しかし、その判断に対し過度に文句をつけるような意見は控えていただけると助かります。
らすGMも出来る限りの対応やバランスに関してもちゃんと調整を行いますが、完全ではありません。完璧な対応を求められても困ります。
中には中止の判断に疑問を抱いたり、不服な感情を抱くかもしれませんが、どうかご容赦ください。

SW2.0のデータについて

らすGMが開催する卓ではSW2.0のデータも基本的には許可します。
サイトルールで許可されている範囲で2.0種族や種族特徴、2.0での技能、特殊神聖魔法なども使用可能です。
ただし他の参加者が把握しやすいように、使用する際には簡易的でも良いので効果の説明をお願いします。
2.0しかないアイテムについては使用禁止としますが、フレーバー程度で出す事は可能とします。GMもフレーバー程度にはやるかもしれません。

ダイスに関する方針について

基本的にエネミーが行う行為判定は、ボスも含めて固定値を使っていきます。
このルールは魔法行使判定や生死判定にも適用されます。
ただし、打撃点算出や威力表などはダイスを振らせていただきます。
また《魔法拡大/確実化》を使用した場合など、一度に2回のダイスを振ってから、
その内の片方を選ぶなど特殊な判定の場合はダイスを振らせてもらいます。

行動中のミスについて

宣言特技や移動、行動を行う対象の宣言忘れが発生した場合は、基本的に判定後の修正を許可しています。
またダイスを振った際にうっかり2つ振ってしまった場合など、
複数のダイスを振ってしまった場合は最初のダイスの出目を適用してください。
ただし、基本的にあまりないとは思いますが、何度も同じミスを繰り返したりなどで、
このルールの適用が複数回確認された場合、修正を許可しない事もあります。

エネミーの気絶からの復活について

基本的に「知能:人間並み」よりも下の知能を持つ魔物は、
神聖魔法【アウェイクン】などによる味方の気絶の回復を行いません。
「知能:人間並み」以上の知能を持つ魔物は気絶の回復を行う可能性があります。

完封する可能性のある魔法について

基本的にらすGMの開催する卓では、GM側のPCを完封する可能性のある魔法は禁じ手としています。
それらの魔法を有効に活用してしまうとまともな戦闘にならず、面白くなくなってしまうのを危惧している為です。
ただし、危機的な状況やその魔法を使わないと死ぬ可能性がある場面を除いて、
PC側がこちらを完封する目的でそれらの魔法を使用しようとしていると判断した場合、
例外的にこちらも完封する可能性のある魔法を有効的に使わせていただきます。ご了承ください。

エネミーのHPなどの算出について

らすGMは暗算や計算が少し苦手なので、エネミーのHPやMPの算出を行う際に時間がかかる事があります。
卓の開催時や戦闘の際にお伝えすると思いますが、時間がかかってしまった場合も少しお待ちいただけると助かります。
また戦利品の合計金額算出の際も同じく時間がかかるかもしれません。
電卓などを使って出来る限り早く算出出来るように心がけますので、よろしくお願いします。

基本ルール

自分がGMを行う際に使うルールを簡潔に書き加えていきます。
こちらも何かある度に更新して、追加していく予定です。

戦闘ルールについて

基本的に、戦闘ルールは「上級戦闘」を用いる事になります。
トピック欄に距離を記載し適度に修正をしていきますが、PLの皆さんも修正をしていただけると非常に助かります。

《剣の加護/運命変転》について

基本的に《剣の加護/運命変転》は、使用者にのみ効果を表します。
騎獣や召喚した妖精、ゴーレムなどの判定に対して使用する事は出来ません。

先制判定について

先制判定は希望するPCが同時に行ったものとします。
全員の出目と結果を見てから《剣の加護/運命変転》の使用やアイテムの使用が可能です。
また《ファストアクション》は先制判定に成功したPCのみ可能とします。

魔物知識判定について

魔物知識判定は基本的に対象となる魔物を見てから行いますが、
状況によっては入手した情報や目撃談などから行う事も可能とします。
しかし憶測による情報な為、情報の一部のみを掲示したり、類似した魔物の情報を開示するかもしれません。
この場合、対象となる魔物を目撃した際にもう一度、魔物知識判定を行う事が可能です。
魔物知識判定もまた、希望するPCが同時に行ったものとします。
全員の出目と結果を見てから《剣の加護/運命変転》の使用やアイテムの使用が可能です。

サプリ別採用ルール

採用しているサプリについてのローカルルールを記載しています。
サプリ別に採用しているルールを書き込みつつ、なにかあれば更新の予定です。

エピックトレジャリーについて

「熟練戦闘」以外の項目を採用しています。
サイトルールで禁止されている一部のアイテムを除いて、
所持が可能な全てのアイテムが使用可能です。

モンストラスロアについて

【ドルイド】の魔法については特に制限はありません。
【デーモンルーラー】の魔法についてはサイトルールで認められている範囲での使用が可能です。
その他、「モンスターデータ」「ゴーレムデータ」についても全面的に採用しております。

メイガスアーツについて

【ジオマンサー】【ウォーリーダー】の技能を採用。
また【深智魔法】やマギテック、フェアリーテイマーの変更と、
新たな神の追加と【小魔法】についても採用とします。
ただし実験的に導入する形とし、後に変更を加える場合があります。

冒険者技能に関するルール

冒険者技能に関係するローカルルールなどを記載しています。
一部、記載がない箇所もありますが、なにかあれば更新予定です。

神聖魔法【ディバイン・ウォー】について

神聖魔法【ディバイン・ウォー】の使用を制限します。
基本的に【ディバイン・ウォー】の使用をGMPL共に禁止しますが、
GMが難易度調整をミスった場合などに、例外的に許可する事もあります。

戦闘特技に関するルール

戦闘特技に関係するローカルルールなどを記載しています。
一部、記載がない箇所もありますが、なにかあれば更新予定です。

宣言特技《魔法拡大/威力確実化》について

宣言特技《魔法拡大/威力確実化》の効果に多少の変更を加えます。
この宣言特技を宣言した場合、魔法による威力決定を行う際に最初の出目が「5」以上であっても、
この宣言特技の効果を適用し、もう1回威力決定のダイスを振り直す事が出来ます。
その後、いずれかの結果を採用し、魔法のダメージを確定してください。

アイテムに関するルール

アイテムに関係するローカルルールなどを記載しています。
一部、記載がない箇所もありますが、なにかあれば更新予定です。

〈マナコート〉〈マナコートプラス〉の防弾加工について

この2種の防具の防弾加工については、らすGM卓では意味のあるものとします。
卓が始まった時の防護点を「2種の防具が持つ固有の防護点」と裁定し、
【ブレス】【ブレスⅡ】などによる知力Bの増減が発生した場合は、
「2種の防具が持つ固有の防護点」は変動しないものとします。

〈トータルリフレクター〉による自己反射について

〈トータルリフレクター〉による反射効果を用いて、
自分にかけた「形状/射撃」の効果を多重に適用する事は出来ません。
ただし、味方から受けた「形状/射撃」の効果を使用者に反射する事は可能です。

オリジナル設定

ここにはらすGMがオリジナルで作った設定を記載しています。
今のところは少ないですが、今後も増えていく予定です。

ブランブルグ

鶏肉ときのこのクリームシチュー

2020年から寒い季節になると、何かと売られるようになった限定メニュー。
ひよこ亭自慢の鶏肉と、マシロの村より取り寄せた名産品「マシロタケ」を、
ふんだんに使ったボリュームたっぷりのクリームシチューです。
別名「マリアおばさんのクリームシチュー」とも呼ばれています。
メニューの名称にパクリ疑惑が出ている噂がありますが、真偽のほどは定かではありません。

ブランブルグ北部地域

ブランブルグ東部地域

ブランブルグ西部地域

マシロタケ

「マシロの村」の名産品であり、真っ白で綺麗なきのこです。
香りがよく非常に美味で、特にクリームシチューにはよく合います。
「マシロの森」で収穫できるきのこで、秋から冬にかけて収穫する為にたくさんの人が森を訪れます。
知る人ぞ知る名産品であり、遠くから商人が仕入れに来たりする他、
マリアンデールも定番メニューの材料として重宝する程です。
ただしこれとよく似た猛毒きのこ「マシロドクタケ」も存在しており、
誤食による死亡事故が絶えないといいます。
また「ニセマシロタケ」「マシロタケモドキ」「マクロタケ」という近縁種も存在し、
どれも不可食ではありますが、マシロの森には生えていないそうです。

マシロドクタケ

「マシロの森」に生えている猛毒のきのこです。
マシロの村の名産品「マシロタケ」と非常にそっくりなきのこであり、
味も香りもよく似ている為、うっかり間違えて食べてしまう事故が絶えません。
マシロタケとの見分け方は、傘の裏のひだの有無です。
なお、食べてしまうと最初の24時間までに嘔吐や腹痛などの症状が襲い、
それから肝機能や腎機能の障害など様々な症状が表れ、
ほぼ100%の確率で死亡してしまうといわれています。
マシロの村にはきのこの識別を専門としたきのこ学者もいるので、
しっかりと識別してもらいましょう。

きのこ連合

きのこをこのよく愛するドレイク「マッシュ」がリーダーを務める蛮族の一味です。
蛮族ではあるものの決して敵対的な存在でなく、中立的な立ち位置にあります。
ただしメンバーの全員がきのこを愛しすぎるあまり、きのこが絡んだ案件では突拍子のない行動に出る事があり、
時にははた迷惑かつ意味の分からない理論で喧嘩をふっかけてくる事もあるようです。
そのあまりの行動の意味の分からなさに蛮族達からも変人扱いされてしまっているといいます。
簡単に言ってしまうとメンバー全員がきのこバカの変人蛮族集団なので、ほどほどに付き合ってあげましょう。
なおマッシュ以外のメンバーは、今のところ4人なようです。

ブランブルグ南部地域

その他

邪教団『エクリプス』

ランドール地方にて活動を始めたラーリスを信仰する邪教徒の教団です。
主にラーリスを信仰する人族の邪教徒と野良の魔神使い、
それと協力関係にある蛮族によって構成されています。
構成員はフードのついた灰色のローブを着用している事が多く、
頭部の部分には黒い太陽のようなマークが記されています。
この組織は支部制度をとっており、ランドール地方の各地にその支部に応じた拠点があるようです。
ラーリス信仰の神官や魔神使いが多く、魔神を連れている事も多いようです。
主な活動は各地の村への襲撃による食料などの強奪や贄とする人族の誘拐、
ラーリス神の知識を用いた外法の実験や魔神を用いた破壊活動も行っています。
誘拐する人族は子供が特に多く、子供を用いての魔神召喚の儀式なども執り行っており、
また儀式に失敗して死亡した子供の遺体を利用しアンデッドを生み出す事もあるようです。
支部のリーダーと思える神官や魔神使い、幹部と思わしき人物の姿は確認できたものの、
教祖ともいえる存在は目撃情報がなく、今のところ分かってはいません。
その目的は主にラーリスへの信仰や魔神使いに対する偏見から、異端視されてきた事への復讐。
そして今の価値観を壊し、真なる自由を得るべく活動する者がほとんどなようで、
その為ならば、どのような手段を用いても構わないとする過激な集団です。

オリジナル施設・地名

ここにはらすGMがオリジナルで作った施設や地名を記載しています。
今のところは少ないですが、今後も増えていく予定です。

ブランブルグ

エスティル孤児院

畜生区の東側にある小さな孤児院です。数名のスタッフがいる他、
「"孤児の母"エスタリン・シュターゼ」が院長をつとめています。
ブランブルグや周辺の開拓村で両親を亡くした子供や、
訳あって両親と一緒にいられない子供を引き取って育てている施設であり、
「百の剣亭」とも連携をとり依頼の中で出た孤児の引き取りも行っています。
その為、何かと冒険者と関わりのある子供達が多く住んでおり、冒険者に憧れを持つ子供も多いようです。
「アークフィリア魔法学院」とも連携を取っており、そういった子供達には冒険者向けの勉学をさせたり、
実際に冒険者達と話したりする機会を設けるなど、かなり意欲的に活動を行っています。
定期的に孤児院にいる子供達の為に何らかのイベントを開催する事があり、
その下準備やイベント中の護衛などの依頼を持ってくる事があります。

ブランブルグ北部地域

セルペンティ水没林

ブランブルグから北西に3日程の場所にある広大な湿地帯です。
シュヴァルツヴァルト山脈とモルダー湿原の中間に位置しており、
高低差のある沼地のような場所です。マングローブのような水生の木々が多く、
絶壁の上から滝が降り注いでいる場所もあり、絶景となるポイントが多くあります。
また、この水没林の中には集落があるとされており、商人がこの地を通る事があります。
ただ起伏の大きい地形の関係で蛇などが隠れ潜める場所が多く存在する関係で、
この地には大量の蛇が棲息しており、中には猛毒を持つ蛇もいるようです。
蛇でなくとも大型のワニや、巨大なトカゲなども住み着いている為、そこそこに危険な地域となっています。
過去には20m級の大蛇が見つかったとされていますが、その真偽は定かではありません。
この水没林には特殊な生態系が形成されており、とても稀有なもので、学者達からは注目されているようです。
特にこの地に生息する木々には特異性があり、毒に対する抵抗力が異様に高い種類が多いようです。
あるいは本来、毒に対する耐性がない種類の植物でも、毒への抵抗力を持っている場合が多く、学者達による調査が進められています。

ブランブルグ東部地域

バルシの村

ブランブルグから南東に3時間程行った場所にある開拓村です。
ブランブルグの郊外ともいえる距離にあり、1時間ほどで白銀海岸まで行く事が出来るので、
行商人や観光客などがよく集まる、とても活気のある村となっています。
主に農業や畜産業が盛んであり、広大な小麦畑がある事でも知られています。
この村は「白銀海岸」を観光地の一つとして推している為、
村から近い事も相まって、村から海岸絡みの依頼を出す事があります。

白銀海岸

ブランブルグから南東に3時間程行った場所にある海岸地帯です。
砂がまるで雪のように白く輝いている事から名称がつけられ、
バナナビーチに次ぐ名所としてそれなりに知られています。
時々、近場の開拓村から子供が遊びに来ている事もあるほど、
平穏な場所ではありますが、厄介な水生の魔物が住み着く事もあって、
その度に開拓村からは討伐依頼が来る事もあるようです。
海岸近くの崖際にはひっそりと洞窟が空いており、
その奥には謎の遺跡が発見されているなど、興味深い場所でもあります。

ブランブルグ西部地域

マシロの村

ブランブルグから西に1日ほどの距離にある開拓村です。
村から更に西に1~2時間ほどの場所にある広大な森林地帯「マシロの森」で採れる、
真っ白な高級キノコ「マシロタケ」が名産品であり、村の名前もそれからきています。
しかし森からかなり近い距離にあるので、蛮族や魔物の被害も多く、
それに関する依頼が「百の剣亭」に持ち込まれる事が多いです。
また、数年前からマシロタケに興味津々な変人蛮族集団「きのこ連合」の一味にも困らされているとか…?

マシロの森

「マシロの村」から西に1~2時間ほどの距離にある広大な森林地帯です。
様々な動植物が生息している他、高級きのこである「マシロタケ」が各地に生えており、
秋から冬にかけて収穫のシーズンが訪れ、たくさんの人がこの森を訪れます。
しかし「マシロドクタケ」というマシロタケそっくりのきのこも生えているため、
マシロドクタケによる誤食事故が後を絶えません。
「マシロの村」にも識別専門のきのこ学者もいるため、きのこ収集の際にはしっかり識別してもらいましょう。
近頃、この森ではきのこを採りに来た人々にアドバイスをしたり説教したりする変人蛮族集団「きのこ連合」の一味の姿が確認されていますが、
危害を加えられる事はほぼないに等しいため、村の人達はどうするべきかと対応に困っている様子です。

フィアスの村跡地

ブランブルグから西に1日半ほど行った場所にある開拓村の跡地です。
かつてはシュヴァルツヴァルト山脈の麓にあり、
山脈に向かう冒険者や商人が多く訪れ、賑わっていたようです。
しかし、邪教団『エクリプス』の一味による襲撃で一夜にして壊滅してしまい、
大人は皆殺しにされ、子供も連れ攫われて最終的には一人を残して全員が贄にされてしまいました。
村の建物も火をつけられてしまったようで、今では跡形もなくなってしまっており、
ただただ焼け野原が広がっている場所となってしまっています。

旧魔法図書館

フィアスの村の近くにある洞窟の奥に隠されていた魔法文明時代の図書館です。
かつて魔法文明時代の魔法王の一人が、ここにあらゆる書物を集めたとされており、
今もなお当時の文献などがそのまま残っているというとても貴重な遺構です。
手前部分はまるで自然の洞窟のような見た目になっており、カモフラージュとして作られたものと考えられています。
そして洞窟部分を抜けたその奥には図書館としての石造りの遺構が存在し、
『哲学書庫』『魔術書庫』『聖典書庫』『生物書庫』『雑学書庫』『歴史書庫』と、
最奥部に存在する『禁書庫』の7つの区域に分かれているようです。
ただし『禁書庫』に保管されている書物の中には危険な儀式を記したものなどもあり、
魔法王が生み出したガーディアンが『禁書庫』を守っているとされています。
かつて邪教団『エクリプス』がここの洞窟部分を拠点とし、邪悪な儀式を執り行った場所でもあり、
別の事件で近くを訪れた高位の冒険者達の活躍によって偶発的にここの奪還が行われました。
今ではブランブルグの管理下に置かれており、内部の調査もほぼほぼ完了したようです。

ブランブルグ南部地域

ディペアの村跡地

ブランブルグから南に2日半ほどの場所にある開拓村の跡地であり、
ラヴィスの森の北部から程近い場所にあります。
ルネッタ( http://www.piyosword.com/sw25pc/view/3821 )とペッツ、フルーの故郷です。
村の近くにはジェネレーターのある遺跡があり、かつてはそこに住んでいた子供がいたとされています。
遺跡は村から北西に20分ほどの場所にあるようで、草原地帯にぽつんと建物が建っているのでよく目立ちます。
内部はまるで子供が遊んだかのような玩具や小さな魔動機の残骸が散らばっているようです。
しかし村は突如として影のような魔神に襲撃され、村は炎に包まれて壊滅し、多くの犠牲を出してしまいました。
しかし一部の村の人は生き残り、近場の村に避難しているようです。
なお、この襲撃で現れた影のような魔神は「"魔霧の聲"ミステイア」と呼ばれている地域で目撃情報があり、
そこから村に押し寄せたものでないかという噂があります。

"魔霧の聲"ミステイア

ブランブルグから南西に2日半ほどの場所にあるラヴィスの森。
その一角、北側の一部がある時期から原因不明の濃い霧に覆われるようになってしまい、
白い服を着た黒髪の少女を見たとか、悲し気な唄声が聞こえてきたなどの、
不気味な噂が流れた結果、その地域につけられた名称です。
この地域では魔神の出現情報が相次いでおり、中には影のような魔神の情報もあるのだといいます。
現在、原因究明の為に調査が行われているが、全く進展していません。

その他

アラシアの港町

ブランブルグから船で4~5日ほど北に行った場所にある港町です。
漁業が盛んにおこなわれており、新鮮な魚などを使った海鮮料理が美味しいと知られています。
ランドール地方の北部にあり、交易で栄える港町としても、それなりに有名です。
ブランブルグとの定期船が1日に4便あり、6時間に1本の間隔で出航しています。
その為、ブランブルグとの交易も多く行われており、ブランブルグからは農作物や畜産物などを、
アラシアの港町からは海産物を中心とした交易が頻繁に行われているようです。
ただし海が近い事から水棲の蛮族などの被害を受ける事も多く、また港町一帯の地域を統括している事から、
港町付近で警備隊による対応が出来ないと判断された事件が起きた場合にも、
ブランブルグの冒険者に協力を求める事があります。

ハーリー村

アラシアの港町から北に4時間ほどの場所にある小さな農村で、
ヘデラ( http://www.piyosword.com/sw25pc/view/5794 )の故郷の村です。
港町から村まで続く街道はありますが、途中で森の中を抜ける事になるので、
夜間に街道を通ってこの村に向かうのは危険でもあります。
至って普通の農村ではありますが、今は村長とその息子が強い権力を振りかざしており、
その関係もあってか村の雰囲気や噂も良くないものとなっています。
村長が暮らす家と村人が暮らす家が数軒ある他、空き家となっている家が一つ。
そして壊されて半ば廃墟と化した家が一軒ありますが、何があったのかは知られていません。
またこの村の村人は外部からの客人を嫌う傾向があり、一部を除いては歓迎されない場合もあります。

村外れの洞窟

秘密の花園

オリジナルNPC

ここにはらすGMがオリジナルで作ったNPCを記載しています。
今のところは少ないですが、今後も増えていく予定です。

ブランブルグ

"孤児の母"エスタリン・シュターゼ

・メリア(長命種)/女性/38歳/身長155cm
・一人称「私」/二人称「あなた、(子供相手に限り)~くん、~ちゃん」
・コネクション:50/100/300
・文字色:#D581AB
「エスティル孤児院」の院長をつとめるメリアの女性です。
とてもおおらかで優しい性格をしており、特に子供達には優しく接しています。
ただし優しいだけでなく、時には厳しく、時には真剣に向き合って、
何か悩み事があれば手を差し伸べて相談に乗るなど、子供達の為に一生懸命活動している人物です。
その為か子供達からはかなり慕われており、関係者や彼女を知る人物からは「孤児の母」という愛称で呼ばれています。
孤児院で行うイベントの内容を考案しているのも彼女であり、その下準備の為に「百の剣亭」に依頼を持ち込む事があります。
ただし、彼女が考案したイベントの内容は少し変わっている事でそれなりに有名。

・「はじめまして、私はエスタリン。ここの院長をさせてもらっているわ。」
・「こらぁ! 悪戯はしちゃいけませんよ!!」
・「えぇ。子供たちの成長を見るのが、私の楽しみよ。」

ペッツとフルー

・人間/男性/10歳/身長135cm|人間/女性/9歳/身長125cm
・一人称「僕」/二人称「きみ、~さん」|一人称「私」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:10/20/50
・文字色:#56D5AB
「エスティル孤児院」で暮らしている幼い姉弟で、ペッツが兄でフルーが妹です。
ルネッタの幼馴染であり、同郷の友達のような関係なようです。
かつては「ディペアの村」で暮らしていましたが、魔神の襲撃で村が壊滅し、
その際に居合わせたルネッタと冒険者達によって保護され、その後は孤児院に引き取られました。
ふたりは村が壊滅した際に両親を亡くしており、それ故に魔神に恨みを持っています。
しかしペッツはそれ以上に何も出来なかった事の悔しさが強いようで、
今度また同じような事があっても大切なものを護りたいと冒険者を目指しています。
フルーもそんなペッツを支えられるのが目標らしく、ふたり揃って冒険者になるのが夢なようです。
ふたりとも村が壊滅した時にルネッタの父親も亡くなったのを知っており、何かと気にして彼の家に行っていたりするようですが、
その度に自由気ままな彼に振り回されたり、あまりにも汚い彼の部屋を見ては呆れたりしているみたいです。
なおペッツは掃除が得意であり、フルーは料理が得意。

・「もうあの時みたいなのは嫌だ!僕もっと強くなりたい!」
・「ルネッタ、もう少し部屋を掃除しなよ!?」

・「料理なら私に任せて…!」
・「ルネッタ、それ砂糖じゃなくて塩… あぁっ!?」

メディ

・人間/女性/8歳/身長120cm
・一人称「私」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:10/20/50
・文字色:#FFABFF
エスティル孤児院で暮らしている臆病な性格の女の子です。
かつて「フィアスの村」で暮らしていましたが、邪教団『エクリプス』の教団員により村を滅ぼされた上に、
他の子供達と一緒に捕まって牢に閉じ込められ、危うく最後の贄にされかけたところを、
ヘデラと仲間達によって救われ、マリアンデールによって孤児院に預けられました。
その過去もあってかなり臆病かつ怖がりで警戒心も高いようです。トラウマにもなっており、その時の事は時々夢に見ているみたいです。
ただし自分を助けてくれた人達や孤児院の人達には心を開いており、ヘデラや仲間達の事も信用しているようで会いに行く事もあります。

・「ま、またあの時の夢を見たの… 怖い……。」
・「まだちょっと怖いけど、でも孤児院のみんなは好き…。」
・「あの人達は、私を命をかけて助けてくれたから。」

ルシカ

・人間/女性/8歳/身長125cm
・一人称「私、わたし」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:10/20/50
・文字色:#D58100
エスティル孤児院で暮らしている女の子です。肩までかかる茶髪が特徴。
普段は服で隠しているが、服の下にはかつてつけられた虐待の跡や痣が残っています。
昔はある村で暮らしており、村を納める領主や村の人に奴隷のような扱いをされていたようです。
村で魔域が発生した際にはその環境から逃げるべく自ら入って惰眠を貪っていましたが、
ルネッタと仲間達によって説得され、魔域を脱出する事となりました。
その後は一時は奴隷商人に売り渡されてしまいましたが、ルネッタがマリアンデールに彼女の救出を志願し、
各方面に資金援助を求めて頼み込み、購入資金を集めた事で救出。繋がりのあるエスティル孤児院に預けられる事になりました。
今でも大人に対しては不信感を抱いており、中々信用する事が出来ない様子でいます。
ルネッタやその時の仲間達に対しては憧れを抱いており、いつか同じような冒険者になりたいと願っているようです。
なお「ルシカ」という名前はブランブルグに来てから自らつけた名前であり、
昔の名前は嫌な思い出と共に忘れようとしています。
(初出展 = http://www.piyosword.com/sw2game/view/9054 )

・「わたしは我が儘なおとなはきらい。」
・「でも、今はまだ我が儘でもいいって、彼がいってくれた。
  だから、これからはもっと正直にいきていきたい。」
・「わたしをすくってくれた、彼らのようになりたいとおもうの。」

ブランブルグ北部地域

ブランブルグ東部地域

ルルバ

・エルフ/女性/35歳/身長180cm
・一人称「私」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:20/50/100
・文字色:#2B56FF
「バルシの村」で村長を務めているエルフの女性です。
村の中では他と変わらない大きさの家に住んでいますが、呼び鈴があるなど機能はしっかりとしています。
元はブランブルグの出身でしたが、たまたま村を訪れた際に寂れている村を見て、
これは良くないと行動を開始。村長に就任して村に活気が戻る程に再起させる手腕を持ちます。
次に目をつけているのが「白銀海岸」の存在であり、そこを観光地の一つとして推す事で、
更に村を活気づけようと様々な計画を立てているようです。
村人達からは村を再起させた人物である事から慕われているようです。

・「いらっしゃい。バルシの村にようこそお越しくださいました。」
・「私がこの村の村長を務めております、ルルパです。」
・「白銀海岸の存在は、この村にとって大きな利益となりえます。」

ブランブルグ西部地域

エルド

・人間/男性/72歳/身長140cm
・一人称「ワシ」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:20/50/100
・文字色:#FFD581
「マシロの村」の村長を務めるおじいちゃん。一見スタンダードな村長のイメージそのままな人物です。
村で一番大きな建物に住んでおり、娘に身の回りのお世話をしてもらっています。
のんびりしつつも村の事をしっかりと考えており、高齢な自分は早く引退し、次の者に託した方が村の為になると考えています。
息子と娘が一人ずついるようで、息子にそろそろ跡を継がせるべきだろうと考えているようです。
村の特産である「マシロタケ」が大好物でよく好んで食べているらしく、
マシロタケの関わりそうな依頼の時は若返ったかのようにテンションが高いです。
マシロタケの識別についてはそれなりの自信がありますが、
村に住む"きのこ学者"の方が正確に見分けられる為、識別が必要となった際はそちらを優先的に勧めます。
なお、最近の悩みのタネは「マシロの森」に度々姿を現す変人蛮族集団「きのこ連合」の事なようです。

・「冒険者の皆さん。マシロの村にようこそですじゃ。」
・「ワシはもう老いぼれじゃからの。早く息子に継がせたいのじゃ。」
・「あの蛮族たちは、一体何がしたいのかのぅ…。」

"きのこ学者"マツタケ

・タビット/男性/14歳/身長113cm
・一人称「僕」/二人称「きみ、~さん」
・コネクション:20/50/100
・文字色:#FFFF00
「マシロの村」に住んでいるタビットの青年です。
昔からきのこが大好きで、特に名産品である「マシロタケ」には詳しく、
その特技を活かして村できのこの鑑定をしています。
その為、村人たちからはきのこ学者という別名で呼ばれています。
採れた「マシロタケ」と毒のある「マシロドクタケ」を正確に見分け、
しっかりと選別しているのも彼であり、有事の時も選別が必要となった場合も呼ばれては選別を行っています。
他の知識についても豊富であり、学者としてはとても優秀な人物です。
ただし普段は根っからのインドア派で外出をほとんどしないので、激しく動いたりするとすぐにばてます。

・「うん、これはマシロタケだね。食べられるから安心していいよ。」
・「きのこについてなら、僕になんでも聞いてくれ。」
・「ま、まってくれ… すこし、き、休憩……。」

シナト

・レプラカーン/女性/13歳/身長110cm
・一人称「私」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:20/50/100
・文字色:#81FFFF
「マシロの村」で暮らしているレプラカーンの少女です。
弓使いとして活動していますが、まだまだ未成年で経験も未熟です。
しかし村の先代の狩人が急遽亡くなってしまい、
残る弓使いが彼女だけだった為、狩人として跡を継ぐことになってしまいました。
斥候の心得もあるので、有事の際は「マシロの森」の調査を任されますが、
性格が臆病なのもあって、何かと遭遇する度に逃げて来てしまう事が多いようです。
本人曰く、臆病なところを直したいとも思っているようですが、
やはり何かある度に逃げてしまうので、まだまだ先が長いようです。

・「初めまして… 村の狩人をしてます、シナトっていいます。」
・「私は怖がり、なんかじゃないですよ…?」
・「きゃあぁっ!? 化け物ぉ!!!」

"茸男爵"マッシュ

・ドレイクバロン/男性/23歳/身長178cm
・一人称「私、我」/二人称「あなた、~さん」
・文字色:#81ABD5
美味なきのこを探求する蛮族一味「きのこ連合」のリーダー格です。
魔剣「茸ブレード」を所持し、各地できのこを追い求めては様々な問題を起こしたりしてきました。
人族にあまり害はないようですが、変な意味にはた迷惑な存在です。
今は「マシロタケ」のあまりの美味しさにはまり込んでしまい、定期的に「マシロの森」を訪れているようです。
今のところは「マシロの村」へ何らかの害をもたらした事は(たぶん)ないようですが、
きのこが好きすぎるあまりに森にきのこ採取にきた人にアドバイスや説教をしたりなどはしているようで、
警戒されたり苦情が殺到したりなど、ある意味で村人たちの悩みのタネともなっているようです。
繰り出す攻撃にきのこの名前を冠した名称を付けるのが特徴。なお「マツタケ」の名前だけは技量がなく使えないらしいです。
また美味なキノコの栽培と養殖を行うのが夢であり、その為に独学で妖精魔法を学び、習得しました。
しかしその過程で本来使えるはずの操霊魔法の使い方をうっかり忘れてしまったようです。

・「感じる、感じるぞ…! ここにあるな、とても美味なきのこが!」
・「我らきのこ連合、世界一美味なキノコを食すまで死なぬ!」
・「ゆくぞ、我が秘奥義… マイタケシューティング!」

ブランブルグ南部地域

その他

"三日月の魔術師"クレセス

・ナイトメア/女性/22歳/身長158cm
・一人称「私」/二人称「あなた」
・文字色:#AAAAAA
邪教団『エクリプス』の幹部を務めているナイトメアの女性です。
角は出しっぱなしであり、それによる差別を受けても表面上は全く動じません。
しかし幼い頃から種族による差別を受けていたため、心の奥底ではその事に対する強い憎悪を抱いています。
特に人からの悪意や疑心には敏感なようで、微かな様子の変化からそれを察知できます。
生まれた時に母を、13歳くらいの時に父を亡くし、独りぼっちになってすぐの頃に、
邪教団『エクリプス』の襲撃によって村を滅ぼされ、囚われの身となりました。
しかし村の人達を恨んでいた彼女は逆に襲撃してきた一味に対して感謝の念を抱き、
それを見抜いた"教祖"によって『エクリプス』の教団員として勧誘され、仲間になるに至りました。
それ以降は悪意や疑心を見抜く優れた人心掌握術や、真語魔法や操霊魔法の才能も開花していき、
9年間で一気に教団内での幹部の地位にのぼる事となりました。
また儀式に失敗し、遺体となった子供をアンデッドとして再利用する提案をしたのも彼女のようで、
彼女自身も常に自らの魔法で生み出したアンデッドを連れている事が多いです。
とても冷静かつ慎重な性格で、何らかの作戦時も用意周到に準備を行い、
戦闘の際も卓越した話術と優れた人心掌握術で相手を惑わしながら、魔法による支援や殲滅を行います。
ただし肝心な時に詰めが甘いところがあり、以前に高位の冒険者が遭遇した時はそこを突かれて倒されました。
なお、名前は教団内でのコードネームであり、本名ではありません。

・「ふふ、あなたの心の中に眠る疑心… 私にはよく見えているわよ?」
・「この程度の攻撃なら、意味がないのと同じね?」
・「さあ、あなたが宿す悪意を見せてみなさい! それでこそ倒す甲斐があるわ!」


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