GMローカル

まずはじめに

「らすGM」がGMを行う際に適用する、ローカルルールなどを記載するページです。
卓中では「らすGM」を名乗ります。ここの名義が「GMらす」なのはミスです。
このページはほぼほぼゆっくりめの更新になるかと思います。
特にサプリ関係は更新する事が多くなるかもしれません。

なお、GMに関しては経験が少ないのでかなり未熟です。
想定外な事が起こるとテンパりやすいので、焦って変な判断をするかもしれません。
出来る限りそうならないようには心がけますが、そうなった時は大目に見てもらえるとありがたいです。

何か疑問点などありましたら、セッション中に聞いてくださっても構いません。
それでは、どうかよろしくお願いします…!

基本方針

自分がGMを行う際の方針を簡潔に書き加えていきます。
今後も何かしらあれば、随時追加していく予定です。

選考時の基準について

GMの選考基準としては、第一にPTバランスを考えて選んでおります。
プリーストやセージ、スカウトなどの探索や戦闘において、
非常に重要な役割を持っているPCが選ばれやすいです。
それに加えて、基本的には前衛2人、後衛2人、神官1人のバランスで組む事が多いです。

また、その次に前回の開催時に落としてしまった方も優先対象となります。
初心者の方が参加される場合は、そちらも対象に含まれます。
卓の内容によっては、バランスよりも特定の対象を優先する場合もあります。

ただし人数が足りない場合を除いて、グレード跨ぎのPCは採用しません。
また過去に「PL:からす」とトラブルがあったPL様は、条件が合致していても採用しない傾向があります。

優先傾向は「(内容による優先)→前回卓で落とした方→PTバランス→グレード跨ぎ」といった形です。

ダイスに関する事

基本的にエネミーが行う行為判定は、ボスも含めて固定値を使っていきます。
このルールは魔法行使判定や生死判定にも適用されます。
ただし、打撃点算出や威力表などはダイスを振らせていただきます。
また《魔法拡大/確実化》を使用した場合など、一度に2回のダイスを振ってから、
その内の片方を選ぶなど、特殊な判定の場合はダイスを振らせてもらいます。

行動中のミスについて

宣言特技や移動、行動を行う対象の宣言忘れが発生した場合は、基本的に判定後の修正を許可しています。
またダイスを振った際にうっかり2つ振ってしまった場合など、
複数のダイスを振ってしまった場合は最初のダイスの出目を適用してください。
ただし、基本的にあまりないとは思いますが、何度も同じミスを繰り返したりなどで、
このルールの適用が複数回確認された場合、修正を許可しない事もあります。

エネミーの気絶からの復活について

基本的に「知能:人間並み」よりも下の知能を持つ魔物は、
神聖魔法【アウェイクン】などによる味方の気絶の回復を行いません。
「知能:人間並み」以上の知能を持つ魔物は気絶の回復を行う可能性があります。

エネミーのHPなどの算出について

らすGMは暗算や計算が少し苦手なので、エネミーのHPやMPの算出を行う際に時間がかかる事があります。
卓の開催時や戦闘の際にお伝えすると思いますが、時間がかかってしまった場合も少しお待ちいただけると助かります。
また戦利品の合計金額算出の際も同じく時間がかかるかもしれません。
電卓などを使って出来る限り早く算出出来るように心がけますので、よろしくお願いします。

基本ルール

自分がGMを行う際に使うルールを簡潔に書き加えていきます。
こちらも何かある度に更新して、追加していく予定です。

戦闘ルールについて

基本的に、戦闘ルールは「上級戦闘」を用いる事になります。
トピック欄に距離を記載し適度に修正をしていきますが、PLの皆さんも修正をしていただけると非常に助かります。

《剣の加護/運命変転》について

基本的に《剣の加護/運命変転》は、使用者にのみ効果を表します。
騎獣や召喚した妖精、ゴーレムなどの判定に対して使用する事は出来ません。

先制判定について

先制判定は希望するPCが同時に行ったものとします。
全員の出目と結果を見てから《剣の加護/運命変転》の使用やアイテムの使用が可能です。
また《ファストアクション》は先制判定に成功したPCのみ可能とします。

魔物知識判定について

魔物知識判定は基本的に対象となる魔物を見てから行いますが、
状況によっては入手した情報や目撃談などから行う事も可能とします。
しかし憶測による情報な為、情報の一部のみを掲示したり、類似した魔物の情報を開示するかもしれません。
この場合、対象となる魔物を目撃した際にもう一度、魔物知識判定を行う事が可能です。

魔物知識判定もまた、希望するPCが同時に行ったものとします。
全員の出目と結果を見てから《剣の加護/運命変転》の使用やアイテムの使用が可能です。

サプリ別採用ルール

採用しているサプリについてのローカルルールを記載しています。
サプリ別に採用しているルールを書き込みつつ、なにかあれば更新の予定です。

エピックトレジャリーについて

「熟練戦闘」以外の項目を採用しています。
サイトルールで禁止されている一部のアイテムを除いて、
所持が可能な全てのアイテムが使用可能です。

モンストラスロアについて

【ドルイド】の魔法については特に制限はありません。
【デーモンルーラー】の魔法についてはサイトルールで認められている範囲での使用が可能です。
その他、「モンスターデータ」「ゴーレムデータ」についても全面的に採用しております。

メイガスアーツについて

【ジオマンサー】【ウォーリーダー】の技能を採用。
また【深智魔法】やマギテック、フェアリーテイマーの変更と、
新たな神の追加、【小魔法】についても採用とします。

冒険者技能に関するルール

冒険者技能に関係するローカルルールなどを記載しています。
一部、記載がない箇所もありますが、なにかあれば更新予定です。

神聖魔法【ディバイン・ウォー】について

神聖魔法【ディバイン・ウォー】の使用を制限します。
基本的に【ディバイン・ウォー】の使用をGMPL共に禁止しますが、
GMが難易度調整をミスった場合などに、例外的に許可する事もあります。

戦闘特技に関するルール

戦闘特技に関係するローカルルールなどを記載しています。
一部、記載がない箇所もありますが、なにかあれば更新予定です。

宣言特技《魔法拡大/威力確実化》について

宣言特技《魔法拡大/威力確実化》の効果に多少の変更を加えます。
この宣言特技を宣言した場合、魔法による威力決定を行う際に最初の出目が「5」以上であっても、
この宣言特技の効果を適用し、もう1回威力決定のダイスを振り直す事が出来ます。
その後、いずれかの結果を採用し、魔法のダメージを確定してください。

アイテムに関するルール

アイテムに関係するローカルルールなどを記載しています。
一部、記載がない箇所もありますが、なにかあれば更新予定です。

〈マナコート〉〈マナコートプラス〉の防弾加工について

この2種の防具の防弾加工については、らすGM卓では意味のあるものとします。
卓が始まった時の防護点を「2種の防具が持つ固有の防護点」と裁定し、
【ブレス】【ブレスⅡ】などによる知力Bの増減が発生した場合は、
「2種の防具が持つ固有の防護点」は変動しないものとします。

〈トータルリフレクター〉による自己反射について

〈トータルリフレクター〉による反射効果を用いて、
自分にかけた「形状/射撃」の効果を多重に適用する事は出来ません。
ただし、味方から受けた「形状/射撃」の効果を使用者に反射する事は可能です。

オリジナル設定

ここにはらすGMがオリジナルで作った設定を記載しています。
今のところは少ないですが、今後も増えていく予定です。

ブランブルグ

ブランブルグ周辺地域

その他

邪教団『エクリプス』

ランドール地方にて活動を始めたラーリスを信仰する邪教徒の教団です。
主にラーリスを信仰する人族の邪教徒と野良の魔神使い、
それと協力関係にある蛮族によって構成されています。
構成員はフードのついた灰色のローブを着用している事が多く、
頭部の部分には黒い太陽のようなマークが記されています。
この組織は支部制度をとっており、ランドール地方の各地にその支部に応じた拠点があるようです。
ラーリス信仰の神官や魔神使いが多く、魔神を連れている事も多いようです。
主な活動は各地の村への襲撃による食料などの強奪や贄とする人族の誘拐、
ラーリス神の知識を用いた外法の実験や魔神を用いた破壊活動も行っています。
誘拐する人族は子供が特に多く、子供を用いての魔神召喚の儀式なども執り行っており、
また儀式に失敗して死亡した子供の遺体を利用しアンデッドを生み出す事もあるようです。
支部のリーダーと思える神官や魔神使い、幹部と思わしき人物の姿は確認できたものの、
教祖ともいえる存在は目撃情報がなく、今のところ分かってはいません。
その目的は主にラーリスへの信仰や魔神使いに対する偏見から、異端視されてきた事への復讐。
そして今の価値観を壊し、真なる自由を得るべく活動する者がほとんどなようで、
その為ならば、どのような手段を用いても構わないとする過激な集団です。

オリジナル施設・地名

ここにはらすGMがオリジナルで作った施設や地名を記載しています。
今のところは少ないですが、今後も増えていく予定です。

ブランブルグ

エスティル孤児院

畜生区の東側にある小さな孤児院です。数名のスタッフがいる他、
「"孤児の母"エスタリン・シュターゼ」が院長をつとめています。
ブランブルグや周辺の開拓村で両親を亡くした子供や、
訳あって両親と一緒にいられない子供を引き取って育てている施設であり、
「百の剣亭」とも連携をとり依頼の中で出た孤児の引き取りも行っています。
その為、何かと冒険者と関わりのある子供達が多く住んでおり、冒険者に憧れを持つ子供も多いようです。
「アークフィリア魔法学院」とも連携を取っており、そういった子供達には冒険者向けの勉学をさせたり、
実際に冒険者達と話したりする機会を設けるなど、かなり意欲的に活動を行っています。
定期的に孤児院にいる子供達の為に何らかのイベントを開催する事があり、
その下準備やイベント中の護衛などの依頼を持ってくる事があります。

ブランブルグ周辺地域

フィアスの村跡地

ブランブルグから西に1日半ほど行った場所にある開拓村の跡地です。
かつてはシュヴァルツヴァルト山脈の麓にあり、
山脈に向かう冒険者や商人が多く訪れ、賑わっていたようです。
しかし、邪教団『エクリプス』の一味による襲撃で一夜にして壊滅してしまい、
大人は皆殺しにされ、子供も連れ攫われて最終的には一人を残して全員が贄にされてしまいました。
村の建物も火をつけられてしまったようで、今では跡形もなくなってしまっており、
ただただ焼け野原が広がっている場所となってしまっています。

旧魔法図書館

フィアスの村の近くにある洞窟の奥に隠されていた魔法文明時代の図書館です。
かつて魔法文明時代の魔法王の一人が、ここにあらゆる書物を集めたとされており、
今もなお当時の文献などがそのまま残っているというとても貴重な遺構です。
手前部分はまるで自然の洞窟のような見た目になっており、カモフラージュとして作られたものと考えられています。
そして洞窟部分を抜けたその奥には図書館としての石造りの遺構が存在し、
『哲学書庫』『魔術書庫』『聖典書庫』『生物書庫』『雑学書庫』『歴史書庫』と、
最奥部に存在する『禁書庫』の7つの区域に分かれているようです。
ただし『禁書庫』に保管されている書物の中には危険な儀式を記したものなどもあり、
魔法王が生み出したガーディアンが『禁書庫』を守っているとされています。
かつて邪教団『エクリプス』がここの洞窟部分を拠点とし、邪悪な儀式を執り行った場所でもあり、
別の事件で近くを訪れた高位の冒険者達の活躍によって偶発的にここの奪還が行われました。
今ではブランブルグの管理下に置かれており、内部の調査もほぼほぼ完了したようです。

ディペアの村跡地

ブランブルグから南に2日半ほどの場所にある開拓村の跡地であり、
ラヴィスの森の北部から程近い場所にあります。
ルネッタ( http://www.piyosword.com/sw25pc/view/3821 )とペッツ、フルーの故郷です。
村の近くにはジェネレーターのある遺跡があり、かつてはそこに住んでいた子供がいたとされています。
遺跡は村から北西に20分ほどの場所にあるようで、草原地帯にぽつんと建物が建っているのでよく目立ちます。
内部はまるで子供が遊んだかのような玩具や小さな魔動機の残骸が散らばっているようです。
しかし村は突如として影のような魔神に襲撃され、村は炎に包まれて壊滅し、多くの犠牲を出してしまいました。
しかし一部の村の人は生き残り、近場の村に避難しているようです。
なお、この襲撃で現れた影のような魔神は「"魔霧の聲"ミステイア」と呼ばれている地域で目撃情報があり、
そこから村に押し寄せたものでないかという噂があります。

"魔霧の聲"ミステイア

ブランブルグから南西に2日半ほどの場所にあるラヴィスの森。
その一角、北側の一部がある時期から原因不明の濃い霧に覆われるようになってしまい、
白い服を着た黒髪の少女を見たとか、悲し気な唄声が聞こえてきたなどの、
不気味な噂が流れた結果、その地域につけられた名称です。
この地域では魔神の出現情報が相次いでおり、中には影のような魔神の情報もあるのだといいます。
現在、原因究明の為に調査が行われているが、全く進展していません。

その他

オリジナルNPC

ここにはらすGMがオリジナルで作ったNPCを記載しています。
今のところは少ないですが、今後も増えていく予定です。

ブランブルグ

"孤児の母"エスタリン・シュターゼ

・メリア(長命種)/女性/38歳/身長155cm
・一人称「私」/二人称「あなた、(子供相手に限り)~くん、~ちゃん」
・コネクション:50/100/300
「エスティル孤児院」の院長をつとめるメリアの女性です。
とてもおおらかで優しい性格をしており、特に子供達には優しく接しています。
ただし優しいだけでなく、時には厳しく、時には真剣に向き合って、
何か悩み事があれば手を差し伸べて相談に乗るなど、子供達の為に一生懸命活動している人物です。
その為か子供達からはかなり慕われており、関係者や彼女を知る人物からは「孤児の母」という愛称で呼ばれています。
孤児院で行うイベントの内容を考案しているのも彼女であり、その下準備の為に「百の剣亭」に依頼を持ち込む事があります。
ただし、彼女が考案したイベントの内容は少し変わっている事でそれなりに有名。

・「はじめまして、私はエスタリン。ここの院長をさせてもらっているわ。」
・「こらぁ! 悪戯はしちゃいけませんよ!!」
・「えぇ。子供たちの成長を見るのが、私の楽しみよ。」

ペッツとフルー

・人間/男性/10歳/身長135cm|人間/女性/9歳/身長125cm
・一人称「僕」/二人称「きみ、~さん」|一人称「私」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:10/20/50
「エスティル孤児院」で暮らしている幼い姉弟で、ペッツが兄でフルーが妹です。
ルネッタの幼馴染であり、同郷の友達のような関係なようです。
かつては「ディペアの村」で暮らしていましたが、魔神の襲撃で村が壊滅し、
その際に居合わせたルネッタと冒険者達によって保護され、その後は孤児院に引き取られました。
ふたりは村が壊滅した際に両親を亡くしており、それ故に魔神に恨みを持っています。
しかしペッツはそれ以上に何も出来なかった事の悔しさが強いようで、
今度また同じような事があっても大切なものを護りたいと冒険者を目指しています。
フルーもそんなペッツを支えられるのが目標らしく、ふたり揃って冒険者になるのが夢なようです。
ふたりとも村が壊滅した時にルネッタの父親も亡くなったのを知っており、何かと気にして彼の家に行っていたりするようですが、
その度に自由気ままな彼に振り回されたり、あまりにも汚い彼の部屋を見ては呆れたりしているみたいです。
なおペッツは掃除が得意であり、フルーは料理が得意。

・「もうあの時みたいなのは嫌だ!僕もっと強くなりたい!」
・「ルネッタ、もう少し部屋を掃除しなよ!?」

・「料理なら私に任せて…!」
・「ルネッタ、それ砂糖じゃなくて塩… あぁっ!?」

メディ

・人間/女性/8歳/身長120cm
・一人称「私」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:10/20/50
エスティル孤児院で暮らしている臆病な性格の女の子です。
かつて「フィアスの村」で暮らしていましたが、邪教団『エクリプス』の教団員により村を滅ぼされた上に、
他の子供達と一緒に捕まって牢に閉じ込められ、危うく最後の贄にされかけたところを、
ヘデラ( http://www.piyosword.com/sw25pc/view/5794 )と仲間達によって救われ、マリアンデールによって孤児院に預けられました。
その過去もあってかなり臆病かつ怖がりで警戒心も高いようです。トラウマにもなっており、その時の事は時々夢に見ているみたいです。
ただし自分を助けてくれた人達や孤児院の人達には心を開いており、ヘデラや仲間達の事も信用しているようで会いに行く事もあります。

・「ま、またあの時の夢を見たの… 怖い……。」
・「まだちょっと怖いけど、でも孤児院のみんなは好き…。」
・「あの人達は、私を命をかけて助けてくれたから。」

ルシカ

・人間/女性/8歳/身長125cm
・一人称「私、わたし」/二人称「あなた、~さん」
・コネクション:10/20/50
エスティル孤児院で暮らしている女の子です。肩までかかる茶髪が特徴。
普段は服で隠しているが、服の下にはかつてつけられた虐待の跡や痣が残っています。
昔はある村で暮らしており、村を納める領主や村の人に奴隷のような扱いをされていたようです。
村で魔域が発生した際にはその環境から逃げるべく自ら入って惰眠を貪っていましたが、
ルネッタと仲間達によって説得され、魔域を脱出する事となりました。
その後は一時は奴隷商人に売り渡されてしまいましたが、ルネッタがマリアンデールに彼女の救出を志願し、
各方面に資金援助を求めて頼み込み、購入資金を集めた事で救出。繋がりのあるエスティル孤児院に預けられる事になりました。
今でも大人に対しては不信感を抱いており、中々信用する事が出来ない様子でいます。
ルネッタやその時の仲間達に対しては憧れを抱いており、いつか同じような冒険者になりたいと願っているようです。
なお「ルシカ」という名前はブランブルグに来てから自らつけた名前であり、
昔の名前は嫌な思い出と共に忘れようとしています。
(初出展 = http://www.piyosword.com/sw2game/view/9054 )

・「わたしは我が儘なおとなはきらい。」
・「でも、今はまだ我が儘でもいいって、彼がいってくれた。
  だから、これからはもっと正直にいきていきたい。」
・「わたしをすくってくれた、彼らのようになりたいとおもうの。」

ブランブルグ周辺地域

その他

"三日月の魔術師"クレセス

・ナイトメア/女性/22歳/身長158cm
・一人称「私」/二人称「あなた」
邪教団『エクリプス』の幹部を務めているナイトメアの女性です。
角は出しっぱなしであり、それによる差別を受けても表面上は全く動じません。
しかし幼い頃から種族による差別を受けていたため、心の奥底ではその事に対する強い憎悪を抱いています。
特に人からの悪意や疑心には敏感なようで、微かな様子の変化からそれを察知できます。
生まれた時に母を、13歳くらいの時に父を亡くし、独りぼっちになってすぐの頃に、
邪教団『エクリプス』の襲撃によって村を滅ぼされ、囚われの身となりました。
しかし村の人達を恨んでいた彼女は逆に襲撃してきた一味に対して感謝の念を抱き、
それを見抜いた"教祖"によって『エクリプス』の教団員として勧誘され、仲間になるに至りました。
それ以降は悪意や疑心を見抜く優れた人心掌握術や、真語魔法や操霊魔法の才能も開花していき、
9年間で一気に教団内での幹部の地位にのぼる事となりました。
また儀式に失敗し、遺体となった子供をアンデッドとして再利用する提案をしたのも彼女のようで、
彼女自身も常に自らの魔法で生み出したアンデッドを連れている事が多いです。
とても冷静かつ慎重な性格で、何らかの作戦時も用意周到に準備を行い、
戦闘の際も卓越した話術と優れた人心掌握術で相手を惑わしながら、魔法による支援や殲滅を行います。
ただし肝心な時に詰めが甘いところがあり、以前に高位の冒険者が遭遇した時はそこを突かれて倒されました。
なお、名前は教団内でのコードネームであり、本名ではありません。

・「ふふ、あなたの心の中に眠る疑心… 私にはよく見えているわよ?」
・「この程度の攻撃なら、意味がないのと同じね?」
・「さあ、あなたが宿す悪意を見せてみなさい! それでこそ倒す甲斐があるわ!」


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