アルフレイム大陸から船で飛行艇で北西に2週間から1ヶ月程度移動した場所にある、レーゼルドーン大陸に所属する最北東の地方です。
この地方は大きな島を中心とした諸島で構成されていて、国ごとに種族の偏り、強い種族意識があるのが特徴です。それはこの地方の人々が
神紀文明時代より人族蛮族ともに争い続けてきたことにあります。争う人々は基本的に種族によって結束し、領地と食料を奪い合っていました。
魔動機文明時代終期では様々な技術に優れた国でしたが、大破局により他の地方と完全に孤立、混乱を避けようとした人族の国家は
鎖国しましたが、最近人族の勢力を取り戻したため、開国しました。しかし、勢いを増したドレイクが現れ、現在キョクトー地方は戦火に包まれて
いるため、別大陸との交易路は絶たれています。
キョクトー地方における主要な4つの国の勢力です。領土や人口は☆で表され、多いほどそれらの値も大きいです(最低1最大5)。基準はふわふわです。
「国教:天照、月夜見、武甕槌、釈迦如来、文殊菩薩」「国交:江度(協力)/蝦夷(敵対)/新皇国連合(敵対)」「領土:☆☆☆」
「人口:☆☆☆」「人口比率(割):人間5/ソレイユ2/シャドウ1/その他2」「軍事力:☆☆☆」
魔法文明時代から現存する古都です。皇国の首都であり、天王もここを本拠地として構えています。キョクトー伝統の建築物が多く、
中には5,000年以上も残っている木造建築があります。
「朕らに正義はあるのです。さあ人々よ、今こそ立ち上がり天照様の光で地を包むのです」
「国教:軻遇突智、武甕槌」「国交:皇国連合(協力)/蝦夷(敵対)/新皇国連合(敵対)」「領土:☆」
「人口:☆☆」「人口比率(割):人間5/シャドウ3/その他2」
魔動機文明時代に発展した都市で、石造りの建物が多いです。かつて魔動機文明時代終期、末期ではキョクトーの中心ともいえる都市でしたが、
蛮族に街を奪われ、復興はしているものの、今では昔ほどの壮観さはありません。
魔法文明時代から存在する歴史の暗躍者集団、“忍び”を輩出した忍び達の生まれ育つ場所です。その存在はほぼ秘匿されており、その位置は
この里出身の者しか知らないため、基本的に部外者が立ち入ることは叶いません。忍びという存在も権力者しか知らず、
一般人は噂程度でしかその存在を知りません。忍びは人間とシャドウの大半で構成されており、稀にそれ以外の種族の者もいます。
忍びの里はかつて魔法文明時代にいくつも存在しましたが、魔動機文明が発展する中でほとんどが消滅し、現在残っているのはここただ一つです。
「国教:素戔嗚」「国交:皇国連合(敵対)/江度(敵対)/新皇国連合(敵対)」「領土:☆☆☆」
「人口:☆☆」「人口比率(割):蛮族9/その他1」
(あとで決めます)
「国教:素戔嗚」「国交:皇国連合(敵対)/江度(敵対)/蝦夷(敵対)」「領土:☆☆☆☆☆」
「人口:☆☆☆☆☆」「人口比率(割):蛮族5/人間3/その他2」
新皇国連合の本拠点です。
「キョクトー地方ん次は世界や!」
江度幕府を牛耳っていた蛮族の将が戦死したのを好機と捉え、天下統一を始めたドレイクです。階級はマーキスで、最高峰の剣士すら
寄せ付けないほどの剣技を持ちます。
「承りました。例え人でも神でも、殺してみせましょう。我が主のためならば」
突然現れた蛮族に仕える人間の剣士です。目にも止まらぬ速さで戦場を駆け回り、主の命令ならば例え人族であろうと暗殺する冷酷な人物です。
天照の荒振神が封じられた岩山。元は神紀文明時代の巨大な地下遺跡だったが、何のための遺跡だったのかはわかっていない。
今ではわかっていない。その岩山の周辺は常に晴れ、一切の雨が降らないため、植物のいない不毛の地である。
キョクトー地方の隅にある島。強力なレッドオーガ種がそこを縄張りとしていて、基本的には誰も近づかない。
キョクトー地方では米がを主食とし、時点でそばやうどんなどの麺類が食されています。魔動機文明時代初期に“生類憐みの令”が施行されたことで
獣肉を食べる文化が一時的に衰退しましたが魔動機文明時代末期に海外の文化が伝来したことでそれらも再び食べられるようになります。
キョクトーは海に囲まれた島国のため、海産物を使った料理が多く、特に有名なのは“スシ”と呼ばれる食べ物です。
魔法文明時代では木で作られた建築物が多く、魔動機文明時代で海外の文化が伝来しても、やはり木造のものがもっとも一般的に建てられていました。
木造建築が多いせいか、江度ではよく火事が起き、「喧嘩と火事は江度の花」という言葉もあるほどです。
キョクトー地方では“和服”と呼ばれる絹や木綿で作られた前合わせ式の衣服が最も一般的に着られています。和服は華やかなものからシンプルな
ものまでバリエーションが多く、また、行事や場所によって色んな和服が使い分けられています。
キョクトー地方では特に絵と詩が盛んです。魔法文明時代からは武勇を重視するものが多く、芸術は王族や神官、知識人でのみ楽しまれるものでした。
しかし魔動機文明時代では平和な時代が続いたため芸術も重視されるようになり、“絵描き剣豪”と呼ばれる者もいました。
絵は主に彩色画と水墨画で、他の地方では見られない特徴的な表現が用いられます。
詩は王族など上流階級のものだけではなく、武士や民衆でも楽しまれていて、過去の有名人の詩をまとめた文献が発行も発行されています。
キョクトー地方の詩は“俳句”や“川柳”などと呼ばれ、独特の韻を踏むという特徴があります。自然や恋愛について詠んだものがポピュラーで、
今際の際に詠む“辞世の句”も存在しています。
この地方では人間が最も多い種族ですが、次に多いのはソレイユ、シャドウの2種族で、エルフやドワーフよりも広く分布しています。
ソレイユやシャドウが多いのはこの地が天照や月夜見に祝福された土地だからと伝わっています。ソレイユとシャドウは共に優秀な身体能力を持ち、
多くの者が優秀な武士となるため、キョクトー地方では一目置かれていました。キョクトーでは通常の穢れだけではなく“死に関わることで穢れる”
という価値がから、喪に服している期間中、神殿に入ってはいけないなどの取り決めがあります。“死に関わる穢れ”がつく仕事を行う身分もあり、
それらは“穢多人”と呼ばれす。穢れに関わる作業を行うため、「穢多人からはナイトメアがよく生まれる」という迷信が信じられ、余計に穢多人は
避けられるものとなっていました。ナイトメアの赤ん坊は“鬼子”と呼ばれ、一般人の子なら殺されるか野に捨てられる、上流階級の子ならば地下牢に
幽閉され、存在が表向きにならないようにするのが歴史上では一般的でした。神殿の力が強い場所ならば、ナイトメアであるということだけで逮捕および
処刑された事例さえあります。そのため、かつてのキョクトー地方を生きるナイトメアの大半はいわゆる“ダークナイト”に属していました。
実際著名な盗賊の多くがナイトメアであり、それらの存在がナイトメアの地位を更に貶めていました。しかし、魔動機文明時代からナイトメアの人権が
保証されるようになったため、現在では以前ほどナイトメアの地位は低くなく、差別はあるものの、街に入るだけで処刑されることはまずありません。
キョクトー地方を作り出した2柱1組の大神です。イザナギが男神、イザナミが女神で、レーゼルドーン大陸でティダンより神格を
授けられた2柱はレーゼルドーン大陸の一部を一緒に運び、そこを中心としていくつもの島々を作りました。
その後、2柱の神は自身らの認めた3人の人族を神将にし、それぞれの島の管理を任せました。イザナギとイザナミはその後、
神々の大戦に向かい、2柱とも滅んだため帰ってくることはありませんでした。その後、キョクトー地方に太陽神ティダンと月神シーンが訪れ、
ティダンは自分の作り出した神器をそれぞれ1つずつ、3人の神将に下賜します。“最も勇猛な”ギノには〈魔剣・天叢雲〉を、
“最も賢い”ニニには〈日輪の鏡〉を、“最も優しき”ミコトには〈御祓の勾玉〉を与えました。その後は3人の神将を始まりとして、
キョクトー地方の歴史は展開されます。
キョクトー地方におけるティダンとシーンの二つ名です。ティダンが作った祭器をシーンが代わりに下賜したために当時の人々が性別を
逆だと勘違いし、そのまま伝わってしまっています。そのため、ティダン神殿では女性像が、シーン神殿では男性像が作られます。
キョクトー地方におけるアステリアの二つ名です。水と延命、海の神と言われ、エルフや船乗りに広く信仰されています。アステリアの
特に愛の神としての一面を重視するものは木花咲耶姫の名で信仰しています。妖精らの祖と言われ、キョクトー地方では
アステリアの子、自然の化身として存在する妖精を信仰していることが多いです。
キョクトー地方におけるフェトルの二つ名です。五穀豊穣と戦いを司り、武士から農民まで広く信仰 されています。神像は剣を掲げる
勇ましい女性のものが多いです。
キョクトー地方におけるグレンダールの二つ名です。キョクトー地方に製鉄を伝えたとされ、武士、鍛治師に広く信仰されています。
グレンダールの特に戦いの面を重視するものは数々の敵を炎で焼き殺した逸話から、軻遇突智の名で信仰しています。
キョクトー地方におけるライフォスの二つ名です。キョクトー地方でライフォスが伝来したのはかなり早く、おおよそAD800年前後だったと
言われています。和平を説く神で、かなり多くの神官や民衆から信仰されています。
キョクトー地方におけるキルヒアの二つ名です。キルヒアはライフォスと共に伝来し、叡智の神として学者や陰陽師、魔術師に信仰されています。
キョクトー地方におけるダルクレムの二つ名です。乱暴で強大な力を持つ戦の神で、力こそを正義としているため、戦乱の多いキョクトー地方では
信仰を得やすく、蛮族だけではなくこの神を国教とする人族国家もそれなりに多いです。しかし、人族のダルクレム教徒は穢れによって
力を得るのを良しとせず、自身らの鍛錬により力をつけることを好みます。
キョクトー地方におけるアストレイドの呼び名です。荒振神は、その作り出した神の荒ぶる面と言われ、魔法文明時代初期では特殊な祈りと
生け贄を捧げる信仰も存在していました。
信仰を得て更に上位存在へと昇華された妖精の総称です。キョクトー地方では妖精など自然を信仰する事が多く、特定の妖精に対して祈りや
供物を捧げることがあります。祈りを一身に受けた長い時を経て変質し、神に近い性質を得ることが出来ます。しかし剣には触れていないため、
通常の神とはかなり力に差があり、当然特殊神聖魔法なども持ちません。
キョクトー地方における陰陽師達が使役する魔神の総称。普段は人形に封じられているが、うっかり解放されることもあるようです。
式神として使役されていない魔神は鬼神と呼ばれます。
キョクトー地方におけるフォールンの総称。凶彗星により穢れた神々の魂がフォールンになると考えられており、また、禍津日神の妖霧に
飲まれたり食われたものーーダムドーーは
三種の神宝はキョクトー地方の歴史において重要な立ち位置にあり、その存在自体の知名度は高いです。しかし、それらが
持つ真価は一部の者しか知りません。そのため、これらのアイテムには知名度が2段階存在します。宝物鑑定判定の達成値
が1段階目の知名度以上では形状、アイテム区分、概要、それらにまつわる逸話しかわからず、達成値が2段階目の知名度
以上でなければ基本データと効果は明かされません。
知名度:10/25 基本取引価格:取引不能
形状:反りを持つ刀身が白い片刃の剣 アイテム区分:〈ソード〉SS
概要:所持者の頭上には常に叢雲があり、洪水を操る
知名度:10/25 基本取引価格:取引不能
形状:装飾の施された銅鏡 アイテム区分:冒険道具(祭器)
概要:自分自身を見つめ直させ、太陽の加護を与える
知名度:10/25 基本取引価格:取引不能
形状:深い緑色の勾玉 アイテム区分:冒険道具(祭器)
概要:不浄を払う神聖の光を放つ
イザナギとイザナミがレーゼルドーン大陸の一部を運び、島とした。その後、その周辺にいくつもの島々を作り、
自身らの認めた3人の人族を神将として主要な3つの島の管理を任せた。
イザナギとイザナミが滅ぶ。その後アマテラスとツクヨミが訪れ、3人の神将に三種の神宝を与える。 神々の大戦3人の神将はそれぞれが
力を合わせ蛮族らと戦う。
神々が眠りにつく。
神将らは荒振神と交戦するも戦闘による戦果は上げられないどころか民が多く死に、3人の神将は自分達の神の力を1人の人間に集結させることに決めた。
3人の神将の力を持つ強力な人間は人々を束ねる“天王”と呼ばれる存在になる。天王の家系からはヤマト・タケルなど、強力な英雄が数人も生まれ、
荒振神にもある程度対抗できるようになったものの、やはり上位の荒振神には敵わない。そんな膠着した時代が1,000年程度続いた。
まとめ上げ朝廷として君臨した。
しか使えなったため、一気に勢力を押し返すということは難しかった。そこで、キョクトー地方には武士と呼ばれる強い武勇を誇る
武力集団が現れた。これらの武士と呼ばれる集団は“士族”で、戦場において大きな影響を与え始める。これらの武士の戦力を強化する
ために、強力な武器を作る鍛冶の技術やコーティザンなど、武器を強化する技術が発達していく。
呼ばれ、彼らによる大きな戦いが行われた。この戦いでゲン氏側が勝利し、ヘイ氏は滅亡した。また、武士が現れたのと同じ頃、キョクトー地方に
召異魔法を伝える者が現れた。最初に伝えた者はアベ・ノ・セイメイと名乗り、彼のように“式神”を使役するものを“陰陽師”と呼んだ。彼ら陰陽師は
特別な魔方陣や呪言の書かれた人形の札に魔神を封入し、それらを何度も使役した。特にアベ・ノ・セイメイが使役したと言われる
“十二天魔将”は強力な式神で、1体1体が魔神将級だったと伝わっている。
アベ・ノ・セイメイは強力な術式のかけられた扉岩で入り口を閉じたため、以降アマノ岩戸が開かれることはなかった。源平合戦でゲン氏の
ミナモト・ノ・ヨリトモは天王より遠き地へと向かい開拓する者“征夷大将軍”として 認め、権力を得たゲン氏は武士達を統率する組織として
“竃倉幕府”を設立した。その後、朝廷、竃倉幕府によって様々な法が敷かれる。ミナモト・ノ・ヨリトモの死後、権力争いが起き、その果てに
ホクジョウ氏と呼ばれる一族が執政となり、幕府の実質的な権力を握る。
2ヶ月で朝廷軍は破れる。ゴトバ上王系譜のもの達は流罪、当代天王も退位となり、朝廷側の貴族、武士の多くが死罪となった。当時の人々は
治天の君である朝廷側が処罰される事態に衝撃を受け、社会に置ける価値観は正反対に転換された。朝廷の威信は地に落ち、幕府は
朝廷への支配力を強めた。
遭遇して、部隊の9割を失う大損害を受ける(“神風”とはこの地域に古くから住む嵐の竜のことである)。幕府と朝廷は一体となって国家鎮護に
あたることとし、幕府の影響力が朝廷側の支配地にも及ぶようになった。そして最初の玄寇から10年後、再び蛮族らがキョクトーへと侵攻を始めた。
このときの戦いは2ヶ月続き、膠着していた状況で台風がやってきて蛮族側が大被害を受ける。そこに見計らったかのように幕府朝廷軍が総攻撃を
仕掛けたために蛮族軍は壊滅した。幕府は大陸側に反撃する計画を2度立てたがいずれも実行されなかった。しかし、これらの戦いの後、
武士には十分な恩賞が与えられなかったため、武士達の中で幕府に対する不満が募っていく。こういった出来事は何度もあり、後の討幕運動の
気運を高める結果となった。
幕府と政治で対立し、ゴダイゴ天王の倒幕計画が露見して流罪となった。しかし、これを機に反幕府の勢力が一気に立ち上がり、さらに、
反幕府勢力討伐のためにキョウの都へ送られた有力御家人アシカガ・タカウジが一転してゴダイゴ側に着く。ニッタ・ヨシサダは挙兵し、
大軍となったゴダイゴ側の軍勢は竃倉へと攻め入る。幕府側の有力将軍が次々と戦死し、他の多くも自害した。モリクニ親王も将軍職を退いて出家、
竃倉幕府は滅亡した。その後征夷大将軍となったアシカガ・タカウジは榁町幕府を設立した。このあたりから魔法文明時代末期となる。
幕府が出来てからしばらくは、幕府に楯突く武士もいたものの、それらを大体鎮圧した幕府は安定期へと入る。
多くの鬼神を解放することとなる。そして、それと機を同じく してキョクトー地方で“禍津日神“が現れた。
これらは主に死した竜種や鬼神などに宿り、民衆や武士を喰らい配下を増やした。特に強力な禍津日神は神紀文明時代の伝説で登場する“八又大蛇”で、
これはクイーン種であった可能性が高い。幕府は武士や大名を募り、“八又大蛇”及び禍津日神、穢人との総力戦を行った。戦いは熾烈を極めたが、
“神風”の参戦に加えて、当代天王が〈魔剣・天叢雲〉を解放したことで“八又大蛇”をの討ち倒し、残る禍津日神もすべて滅ぼされた。しかし、
それにより〈魔剣・天叢雲〉は力を失い、キョウの都の神殿に安置された。また、禍津日神を最初抑えていた幕府は将軍が戦死し、ひどく消耗した。
この戦い以降、多くの守護大名は幕府の権威失墜によってそこに由来していた守護としての統治権が揺らぎ、各大名は己の実力で領国支配を
維持しなくてはならなくなった。配下であった守護大名などからの下克上、民衆の一揆など領国支配を脅かす出来事が増える。そして、
将軍の後継者争いによって幕府は中央政権としての機能が完全崩壊し、一地域勢力へと転落、将軍は辛うじて戦国大名の権威付けとしての存在感を
示すだけの形骸的な存在と化した。そしてキョクトー地方全域で人族同士がそれぞれの領地を守りまたは奪い合い、そこを機と蛮族らも多数の国を興し、
時代は第一次戦国時代へと突入する。この戦国時代は1,000年続き、その間に数多くの大名や剣豪が現れ、活躍した。
〈ガン〉を活用したり、奇抜な策も行っていた。オダ・ノブナガは“第六天魔王(かつて現れた蛮王の二つ名)”を名乗り、数多くの神殿
(特にシャカニョライ、モンジュボサツ)を焼き払ったため、多くの人々から恐れられた。
人族大名トヨトミ・ヒデヨシに討伐される。トヨトミ・ヒデヨシはその後、言葉巧みに人々を駆り立て、キョクトー地方で人族の住む地域とある程度の
蛮族領を獲得する。これは“天下を取った”と評価された。
次は誰が天下統一するか、また争いが始まる。各大名はモウリ・テルモト率いる西軍とトクガワ・イエヤス率いる東軍に分かれた。戦いの結果として
東軍が勝利し、トクガワ・イエヤスが天王より征夷大将軍の任に指名される。そして、征夷大将軍トクガワ・イエヤスは江度幕府を設立した。
この辺りから魔動機文明時代中期へと突入する。
江度幕府が設立されトクガワ・イエヤスが様々な法を敷いたことで武士達を御し、蛮族の淘汰に成功した。この幕府ができてから少なくともキョクトー内で
大きな戦が起きたという記録はない。それ故に、江度幕府の時代は“泰平の世”と言われていた。蛮族も数をかなり減らし、寺子屋と呼ばれる教育機関に
よって識字率は9割を大きく超えた。人族の支配権もかなり広まり、定期的な蛮族討伐遠征によって各地の大名の資金を使わせることで連帯感を持たせ、
幕府へ攻撃するための余力を作らない体制も整えた。そして幕府は他国との外交を拒否、鎖国した。
魔動機文明時代終期では、アルフレイム大陸より“魔蒸気吹く国”より黒船が来航、幕府に国書を渡し1年後に戻ると伝えた。しかし江度幕府は当初否定的
だったものの、半年後に将軍が病死、その話を知った“魔蒸気吹く国”は再び黒船を出し、開国および条約の締結を迫る。幕府は条約に合意し、開国した。
その後、キョクトー地方には数多くの異文化が入り、それらが和洋折衷されていった。
地方を統一していた国家が大破局により分裂、キョウの都(天王のいる国)含めほとんどが孤立する。キョウの都は皇国に改め、各国は孤軍奮闘する。
これらの国家連合を皇国連合とした。しかし、大破局は終焉したものの、戦場は混沌となっていく。この時代からは第二次戦国時代と
呼ばれ、それは現代まで続いている。
打ち払い令を出した。キョクトー地方の歴史に置ける第二の鎖国である。
しかし一部の大名らは徹底抗戦を続け、幕府を取り戻そうとしていた。
再び取り戻すため、メイジ天王はアマテラスの神託より〈日輪の鏡〉を手に入れ、神の力を宿らせんとアマノ岩戸の洞窟の中へと
単身向かった。そして数ヶ月後、〈日輪の鏡〉を持ち帰り、太陽へと捧げた天王に今再び、神将としての武力が復古されたのだ。
神将の力を手にした皇国は更にその力を高めていく。
戦うも敗北、蛮族の将は討ち取られ、残る残兵が北へと追いやられていく。そして、江度は奪還され、幕府は再び人族の手に戻る。
将軍には正統な血統のものが就き、人々は希望を取り戻した。そして、皇国と江度幕府は協力関係となる。
ほぼすべてをその手中とした。
練技による強化や攻撃を得意とします。
戦場で放置されるから。ゾンビなどがいない代わりに、グールや怨念の類いがよく見られます。
際して現れるため、守り神として信仰されています。
“陰陽師の祖”アベ・ノ・セイメイが使役したと言われる12体の魔神将。現在はキョクトー地方のどこかで封印されているか、誰かによって使役されている。