百の剣亭
このページは、ぴよなりうむの使用法について記載したページです。
ぴよなりうむの使い方について・基本編†
ぴよなりうむとは†
ぴよなりうむとは百の剣亭におけるユドナリウムのことです。
ユドナリウムはTRPG支援ツールで、立体の地形、コマで遊ぶことができるのが特徴です。
チャットルームとは違い、入っている人がいなくなると自然とログが消えます。
ですので、まずは1人で入って色々試してみましょう!
※注:ユドナリウムは現在GoogleChromeのみ対応しています。他のブラウザをお使いの方は、chromeに変更の上起動してください。
基本操作†
- カメラの移動
- 左ドラッグでカメラの位置を移動、右ドラッグでカメラを回転、ホイールで拡大縮小します。
- オブジェクトの操作
- 左ドラッグで移動、右クリックでそのオブジェクトのサブメニューを表示します。
メニュー†
左上にある縦長のアイコンリストがメニューです。
- Peer
- Peerとは"対等の人"という意味です。ここでは"ユーザー"に近い意味だと考えてください。
アイコンの変更や、ニックネームの変更、ルームの入室、再接続などを行うことができます。
- チャット画面
- チャットウィンドウを増やすことができます。
- テーブル設定
- テーブルの大きさを変えたり、グリッド線を表示させたりすることができます。
また、テーブルの数を増やすこともでき、その場合地形やメモはそのテーブルごとに保存されます。
- 画像
- 画像をアップロードすることができます。背景やキャラクターのコマ、地形のテクスチャなど全ての素材はここに集約されます。
- 音楽
- 音楽をアップロード、再生することができます。BGMの音量や、どのBGMを再生しているかの情報は全てのプレイヤーが共有します。
- キャラ作成
- キャラクター・マップマスクを生成します。
- インベントリ
- 現在生成されているキャラクターを一覧で表示することができます。
インベントリや墓地に移動したキャラクターは、ここで確認します。
ここからキャラクターの削除を行うこともできますが、削除したいキャラクターを墓場(graveyard)に送る必要があります。
- 保存
- ログを保存します。zip形式であなたのPCにダウンロードされます。
- 百剣亭
- 百剣亭のトップページに移動します。セッション中に押さないように気をつけましょう。
名前の入力、入室†
他の人と遊ぶためには、名前を入力してルームに入室する必要があります。
メニューからPeerを選択し、Peer情報というウィンドウを開きましょう。
- 名前の入力
- あなたのニックネーム:と書かれた欄から名前の入力ができます。
PL名を入力しておくのがよいでしょう。PC名は後々入力します。
- アイコンを変更する
- このウィンドウで変えられるアイコンは、PCのものではなくPLのものです。
- Peer ID
- PeerIDというのはあなたを識別するIDのことです。
メモしておくことでウィンドウを閉じてしまってもまた同じ状況に復帰することができます。
- 入室
- ルーム機能を使うボタンを押した後、一覧を更新ボタンを押して、GMが作成したルームに入室します。
一覧を更新ボタンを押さないとルームが表示されないので気を付けてください。
キャラクター作成†
入室したらPCのコマを作りましょう。
メニューウィンドウからキャラ作成を選び、キャラクタージェネレーターを開きます。
- データ入力
- 名前欄にキャラクターシートの下部にある「(ぴよなりうむ用)」の項目に書かれた"@"から始まる数字を入力しましょう。
キャラクターネームなどを入力してしまうと正しく動かないので、必ず@数字だけを入力してくださいね。
- 画像の選択
- 画像を選ぶボタンを押せば、コマに画像をつけることもできます。デフォルトの素材もたくさんありますし、自分で画像をアップロードすることもできます。
- コマのサイズ
- Sizeはコマの大きさを表します。基本的にはマス目1コ分で置きたいので、1のままにしておきます。
完成したらキャラクターを作るボタンを押しましょう。
マップの左上にコマが出現します。
キャラクター作成については事前にやっておくとスムーズに卓に臨むことができます。
図付きの説明PDFファイルになります
http://www.piyosword.com/sw2file/download/2944
チャットの方法†
ここでは発言の方法やダイスの振り方を説明します。
- 発言
- メッセージ欄に発言を入力して、SENDを押すことで発言できます。
- 名前の切り替え
- メッセージ入力欄の上にある名前をクリックすることで、名前をコマの名前に切り替えることができます。PC名で発言したい時は、ここから切り替えましょう。
- ダイスボット
- ダイスボットとは、ダイスを振る機能のことです。「ダイスボット指定なし」と書いてある部分をクリックして、使うシステム(主にソードワールド2.5)をクリックしましょう。
- ダイスの振り方
- 2d6と押して発言してみてください。すると、値が返ってくるはずです。
その調子で、2d6+12などと押せば、修正値を足すことができます。
K20+10@12のように入力することで、威力表を振ることもできます。威力+修正値@C値となっています。
詳しいことは、発言欄の右にある「?」をクリックすることで確認できます。
キャラクターの操作†
盤上にあるコマを右クリックすると、サブメニューが開きます。
そこからキャラクターのステータス変更を行ったり、チャットパレットを開いたりすることができます。
- 詳細を表示
- キャラクターのステータスや説明、特技を表示します。
HPやステータス変更、名前、画像変更など様々なことがここから行えます。
- チャットパレットを表示
- キャラクターごとに、発言をメモしておくことができます。
よく使う判定や、宣言などをここに記入しておくと戦闘がスムーズに運びます。
- インベントリに移動
- インベントリに移動したキャラクターは盤上から消えます。
個人インベントリは自分だけが見えるインベントリに、共有インベントリは全員が見えるインベントリに保管されます。
- 墓場に移動
- 墓場はインベントリとほぼ変わりませんが、唯一違うのは削除が可能になるという点です。
セッションの終わり方†
- ログの消し方
- ユドナリウムはルームの人同士で通信を行っているため、
全員がウィンドウを閉じると自然とログが消滅します。
チャットルームと違い、退出ボタンを押す必要はありません。
GMはログの保存をしっかりと忘れないようにしましょう。
基本編の説明は以上です。よいぴよなりうむライフを!
ぴよなりうむの使い方について・応用編†
ここでは主にGMをする際に役立つ知識を説明します。
テーブルのサブメニュー†
何もない場所で右クリックをすると、テーブルのサブメニューが開きます。
- キャラクターを作成
- ここからキャラクターを作成することもできます。コマは右クリックした地点に生成されます。
- マップマスクを作成
- 黒塗りでテーブルを隠すことができるマスクを作成できます。
ダンジョンにおいて隠したい部分がある場合はこれを使うと便利です。
- 地形を作成
- 段差や壁を作成することができます。
生成した地形はコマと同じようにドラッグで移動が可能ですが、もう1度右クリックすることで固定することもできます。
- 共有メモを作成
- 誰でも見ることのできるメモを作成することができます。大きな地形に貼り付けることもできます。
- テーブル設定
- メニューのテーブル設定と同じです。
- オブジェクトの削除 メモやマップマスク、地形などのオブジェクトは、全て右クリックから編集、削除を行うことができます。
地形の使い方†
便利な地形の使い方を紹介します。
- 背景
- 地形をテーブルの奥に作成し、幅をテーブルと合わせ高さを広げることで、
大きな壁を作ります。
その後壁の画像を任意のものに変更することで、背景を作ることができます。
- 台座
- 6マス程度の地形をテーブルの脇に置き、コマを乗せてもらう台座を作りましょう。
そうすると、準備完了や場面転換の合図となり、とても便利です。
- 橋
- 地形を右クリックすることで、壁を非表示にすることができます。
そうした場合、別の地形と組み合わせて橋を作ることも可能です。
インベントリの使い方†
インベントリは、一時的にコマを保存しておける場所です。
- 個人インベントリ
- 個人インベントリは、他のプレイヤーから見ることはできません。
敵のキャラクターのステータスを入力するにはとても時間がかかりますから、
あらかじめキャラクターを作成し、個人インベントリに送っておくと
ネタバレを防ぎつつスムーズにシナリオを進行できます。
もしセッション中にキャラクターを作成したい場合は、
空のキャラクターを作成して個人インベントリに送ってから編集することで、ネタバレを防げます。
推奨するプレイヤーへの禁止事項†
セッションを始める前に、ぴよなりうむの仕様上プレイヤーにあらかじめ禁止しておいた方がいいことをここに記載します。
- 画像タブや音楽タブの使用禁止
- 画像タブや音楽タブを見られると、ファイル名や内容からセッションの内容を推測されてしまう可能性があります。
ですので、画像タブや音楽タブははじめのキャラクター作成時以外は使用禁止としておくのがよいでしょう。
また、音楽タブから流れる音楽は全てのプレイヤーが共有しているため、他のプレイヤーにいじられると大きな影響が出てしまいます。
- 保存の使用禁止
- ログの保存はテキストログと共に、使用中の画像ファイルもダウンロードする仕様です。
故に、著作権フリーの画像などを使用していた場合ライセンスに触れてしまう可能性があります。
保存はGM以外が触れることのないように警告することを推奨します。
応用編の説明は以上です。GM、がんばってくださいね!