GMローカル
🌱目次🌱†
【🌱選考について🌱】†
初心者優遇はありません(GMには誰が初心者だとかもう分かりません)。
GM回数の多い人、「私の卓への参加数<私を卓で採用した数」になっている人は優先して採用されます。
単純に私の卓への参加回数が少ない人も優先度が高くなりますが、最終的にランダムにもなります
また、同グレード帯における他PCよりもレベルが低いPCは選考で弾く場合が多いです(特に戦闘特技の増減が発生する奇数レベルでは顕著です)
PL単位でブラックリスト入りにしているPLは、応募しても採用しません。現時点(R2.4時点)でのブラックリストは以下のとおりです
・Alucard
・名無熊
※跨ぎについて
特に注意書きが無ければ下位、上位跨ぎを禁止しません。ただし選考の際は適正グレードを優先します。
ただしエネミーは適正グレードから選択しているため下位跨ぎの前衛は(例え募集人数>応募人数でも)落とす場合があります。
必要な役職(回復、探索等)が適正グレード内で不足している場合は跨ぎのPCを優先し、適正グレードのPCを落とす場合があります。
※2.5レギュレーションにおける2.0種族、技能、アイテム等について
現状では応募に制限は設けていません。但し
①2.0種族の選考の際の優先度は他の適正帯のPCより落ちます。また、『プリースト技能がメインのカルディアセンティアン』については基本的に採用しません。
②2.0技能は使用不能(習得は可能)ですが、それに付随する各種判定(ウォーリーダー技能を用いての先制判定等)は使用できます。
③2.0アイテムは使用不能(所持は可能)。
④2.0にのみ登場している神は信仰可能、また神聖魔法使用可能。但し[特殊神聖魔法]については[2.5Ⅱ109P:神の分類と影響圏]に記載された消費MPの増加のペナルティを受けます。当然、〈浄化の聖印〉を所持している場合はこのペナルティは発生しません。
(祠ルールは面倒くさいので採用しません)
⑤深智魔法についてはWTを所持しているPLは条件を満たしていれば使用可能です。(但しキルヒアの特神聖魔法【コンプレーション】では使用できません)WT非所持のPLの為に効果は説明してください。
以上の制限がかかることをご了承ください。
【🌱ローカルルール🌱】†
基本的にルールブック、サプリメントの記載に従うのでほぼ変更はありません。ただしいくつか採用しなかったりする点もあるので記載。
🌵アビスカースについて🌵†
- アビスカース忘れに関しては一々ペナルティを入れたり巻き戻し処理をすることはしません。なのでまあ忘れないようにしてください。普通に。
あまりに繰り返す場合はペナルティを与えることもあります。
なお、《ターゲッティング》とそれを前提とする戦闘特技を持たないPCは『定まらない』による手番最初のダイスを省略して構いません(事前告知も特に要りません)。
🌵複数部位の相手に対する《挑発攻撃》について🌵†
- 複数部位に対する《挑発攻撃》については、以下のように裁定します。
①多頭(キマイラやケルベロスのように、脳を持つ頭部を複数持つ魔物を多頭と扱います)の相手の『頭部』に《挑発攻撃》を用いた場合
→相手の知能に関わらず、挑発効果は『効果を受けた部位(頭部)』のみ適応されます。
ただし、胴体など頭部以外で行動できる部位がある場合、その部位の行動の主導権を握っている頭部に対して《挑発攻撃》を行った場合は、その部位も挑発者へ攻撃します。
どの頭部が主導権を握っているかに関しては【魔物知識判定】に成功した場合知ることが出来る、とするのでGMに確認してください。
②『頭部』以外に《挑発攻撃》を用いた場合
→相手の知能に関わらず、挑発を受けた部位のみ挑発者に攻撃します。
③知能が【命令に従う】相手の場合
→『同じ戦場に命令者がいる場合』攻撃した部位に関わらず、《挑発攻撃》による効果を受けるのは攻撃した部位のみとなります。
(①の多頭の相手の『頭部』に《挑発攻撃》を用いた場合の裁定に優先されます)
命令者が近くにいない場合は、①②の裁定を採用します。
🌵魔物知識判定によるデータの開示🌵†
- 知名度を抜いた時点で使用している剣の欠片数を含めたデータを全て開示します。
※ただし、信仰については(シナリオ上必要と判断した時など)場合によっては開示しない事があります。
🌵一部魔法に関しての制限🌵†
- 主にキルヒアの特殊神聖魔法に対する裁定となります。
①特殊神聖魔法【インスピレーション】は、魔物知識判定で使用する場合使用者のセージ技能のある無しに関わらず『知名度のみ抜けた状態』と裁定します。
②特殊神聖魔法【プレコグ】は、使用者のプリーストレベル<最も高い技能のレベルの場合効果が次のように変更されます。
|Lv10⏩【プレコグ】
|対象:術者 射程/形状:術者/- 時間:1日 抵抗:任意 消費MP:6
|概要:一度だけ失敗を回避する
|効果:失敗したという未来を回避できます。
|効果時間中、術者が行うあらゆる行為判定において、振られた「2d」の出目が「1」「1」(自動失敗)の場合、それを「4」「4」(合計8)とする事ができます(1ゾロによる経験点は得られません)。
|この効果は、1度使ったら消滅します。
③特殊神聖魔法【ラック】は、行使時だけでなく効果を使用する際もル=ロウドの〈聖印〉(または〈浄化の聖印〉)を装備していなければ使用できません。
🌵使用できないアイテム🌵†
- 以下のアイテムはセッション中使用できません。同時に装備/使用する事に伴うペナルティは発生しません。基本的にインテリジェンスアイテム(意思を持ち喋るアイテム類)を禁止している事からも分かると思うのですが、自分の中だけで完結するRPはなるべく遠慮してください。
①〈ホーリーバロット〉
②〈インテリアニマルサック〉
🌵セッション中の生死判定🌵†
捕縛依頼の出ている対象、または生死を問わずである対象に関しては基本的に生死判定を振ります。(原則として『討伐』依頼に関しては除外します)
また、PCが生死判定を行う必要が生じた場合、PC1人につき1回まで『生死判定の振り直し』を希望することができます。
但し、代償として振り直しを行ったPCは報酬が-1000Gされます。
アイテム〈奇跡の首飾り〉を装備しているPCは、次の選択肢のうち、どちらかを選択できます。
1.生死判定のダイスを振らず成功した扱い(自動成功ではない)にする(報酬へのペナルティはありません)
2.生死判定を『自動成功』として処理する(代償としてそのPCの報酬が-1000Gされます)
どちらを選択した場合も、〈奇跡の首飾り〉は消費されます。
🌵気絶者への追い討ち🌵†
原則的に攻撃対象のPCが気絶した後の対象への追い討ちは行いません。連続攻撃のように同じ対象を複数回攻撃する技能がある場合も、気絶した時点で攻撃がストップします。
また、気絶しているPCを直接的に攻撃の対象とはしません。ただし範囲を対象と取るもの、或いは貫通・突破の能力、魔法については気絶した対象を特に除外することはしません(起点とすることはありませんが)《薙ぎ払い》《テイルスイング》及びそれらに類する特技では対象は自動除外されます。
ただし、そのPCを『戦場から除外する』ことを宣言することで、あらゆる攻撃の対象にならなくなります。その場合、戦闘中は対象は一切戦闘に戻ることはできません。除外処理は対象のPCのHPが一桁になった時点から選択できます(対象が気絶後HPが一桁以上に回復した場合も、気絶したままであれば除外対象に出来ます)。
除外宣言は対象が条件を満たした時点で手番に関係なく申告することが出来ます
☘各種サプリ、博物誌、ルールブックの扱い☘†
🌾(2.0レギュレーション)AW/BT/CG/IB/LL/GB/ザルツ・ユーレリア・フェイダン・ダグニア博物誌🌾†
- [AWP68:防護ファンブル]以外は基本採用。ユーレリアの恩寵システムは面倒くさいし出すつもりもないので不採用とします。
また、GMは博物誌はザルツ、ユーレリア、フェイダンしか所持していないのでそれ以外の博物誌を使用する時はアイテム、秘伝の説明をお願いします。
🌾(2.5レギュレーション)エピックトレジャリー🌾†
- 第二戦闘準備採用。トレジャードロップはGMが気が向いたらやってみます。気が…向いたら…
🌾その他博物誌、ルールブック、サプリメント🌾†
- 使用できません。上記由来のアイテム、技能を所持しているPCはセッション中それらを使用できないものとします。
🍀オリジナルアイテムの持ち込みについて🍀†
- 原則として、オリジナルアイテムの使用を禁止とします。例外的に以下のオリジナルアイテムのみ使用できます。
①GM特典交換アイテム
②運営作成アイテム
③GMP作成でPL自身が作成したアイテム
※ただし、③に関しては使用の許可を事前にGMに確認し、承認を得た時のみ使用可能です。事前確認がない、或いはGMが使用を許可しない場合は使用できません。
※これらの分類に関して、詳しくはwikiの『オリジナルアイテム作成ルール』のページを参照してください。
🍂GMオリジナル設定🍂†
🍃GMオリジナルアイテム🍃†
基本的にアイテム類、装備類でオリジナルアイテムを渡すことはありません。あってもフレーバー品程度ですのでその辺期待しないでください。マジで。
🍃【飽食迷宮シリーズ】🍃†
- 作成時期不明、その形状も不明。ただ分かっているのは『あらゆる美食が其処では手に入る』――という事実のみ。
『“風来のグルメ”ロシランド』を名乗る謎多き(?)グラスランナーに導かれ、冒険者たちは美食の迷宮に挑みます。
【魔剣:飽食の魔剣】
知名度:20
『飽食迷宮』と呼ばれる迷宮を生み出す魔剣です。迷宮の特徴はその名の通り『あらゆる美食』に関連する迷宮が形成され、踏破すると踏破者が求める美食を手に入れることができる、と言うもの。
しかし、踏破と言いつつもその迷宮は攻略と同時に何処かへ移動、再び飽食の迷宮を生み出します。
迷宮の構造自体は分かりやすく、まず第一に外観たる店。その時求められている美食に応じた『食事処』の形を取ります。
店の扉を開けると第二に(準備中のようなレイアウトの)店内。基本的に此処で挑戦者達は迷宮の住人たる『料理人』に、迷宮についての説明を受けることができます。
店の厨房の奥の闇に閉ざされた道を進むと第三に試練の間。この試練の間はその時その時の美食に応じた内容に変わり、多層構造のダンジョンを生み出すこともあれば小さな村一つまるまる作り出す…
と、些か規格外かつ非現実的な光景が繰り広げられます。基本的に、同じ試練の間に別の対象が挑むことはありません。迷宮の課す試練を攻略すれば様々な食材を手に入れることができます。
そして試練を攻略するとたどり着く第四の(開店中のレイアウトの)店内。其処では料理人が待っており、手に入れた食材をまたとない美食に調理し、提供します。
場合によってはお土産も貰えるというまさに夢のような迷宮。但し、攻略し食事を終えて迷宮から脱出すると同時に迷宮は姿を消します。これはこの迷宮が攻略の度にランダムな場所に転移しているためです。
【迷宮の料理人】
金髪碧眼の、30代くらいのエルフの男性です。実際の年齢ははっきりしませんが、『飽食の魔剣』に魅入られ、取り込まれ迷宮の住人と成り果てました。
とは言え本人はそれを全く後悔しておらず、寧ろ「あらゆる美食の為に研鑽を続けられる」場所で過ごせることを何よりも喜びました。
既に料理人15Lvに至っているのではなかろうかと言うほどの腕で、普通の食材は勿論魔物すら彼の手にかかればこの世ならざる美食へと早変わり。
ですが本人はまだ美食の頂に手が届いたとは考えておらず、今日も魔剣とともに移動しながら己の腕を磨くことに明け暮れています。
そうした彼にとって、迷宮の挑戦者は腕を振るう大事なお客様。今日も迷宮に立ち入ったお客様の為に彼は料理人兼案内人としての役割をこなします。
迷宮がテーマに沿った姿に変えるのに合わせて衣装も変える辺り、割とノリの良い人のようです。
モットーは『お客様の笑顔が私の何よりの報酬』。ロシランドは彼を魔剣に引き合わせてくれた恩人であり、冒険者――客を伴って『来店』してくれるまたとないお得意様です。
【“風来のグルメ”ロシランド】
「一応僕がメインなのに最後に紹介されるのおかしくない?」
緑髪緑眼のグラスランナーです。少年のようですが何ぶんグラスランナーなので、本来の年齢は分かりません。
『異常感知判定:20』に成功すると彼が『種族がグラスランナー』と言うよりも『グラスランナーの外見を取っている』存在であることを何となく知覚します。
あらゆる美食を求めて古今東西、気ままに旅するグラスランナーを自称しますが良く分かりません。何故かビオ(PL:ワー犬)など『“風来神”ル=ロウド』の信徒に反応します。
理由は謎です。不思議ですね。
『飽食迷宮』がブランブルグ近くに現れると冒険者達を頼ってひよこ亭に現れます。尚、報酬は基本的に最初にマリアンデールに渡しているのでグラスランナーの依頼人でも一応安心して良いでしょう。
初めは冒険者たちを試す意味もあって同行はせず、迷宮から料理を持ってきてもらうという依頼を出しました。其処で信頼に足ると判断したのか以降は冒険者と一緒に迷宮を訪れています。
但し彼は料理人と共にとっとと最奥へ行ってしまうので、試練に参加することはありません。(ただし、料理自体は試練を攻略しないと得られないため冒険者が試練を攻略できなければロシランドも食いっぱぐれます)
風のように現れ、風と共に消える。ちなみに魚に『食べられた』経験があるらしく、魚料理はあまり好まないようです。
一体何=ロウド様なんでしょうね。
最近は面倒なのか最高司祭がブランブルグに神殿を作っているからなのか、宿の上位冒険者相手には正体を真面目に隠そうとしなくなりました。
🍃【星の本棚セラエノ】🍃†
- 港湾区に店を構える本屋です。2階建ての民家風の外観の本屋ですが、中に入ると4面全ての壁を天井まで埋め尽くした本棚とぎっしり詰まった本があり、それ以外には店主のいるカウンターしかありません。
少し不思議な光景のこの本屋は店主が試練の踏破を条件に望んだ本を生み出す魔剣の迷宮を所持しており、自分ではクリアできない試練の時に、冒険者に依頼を出してきます。データ的にはこのような感じ。
本屋【星の本棚セラエノ】
知名度:10
港湾区に店を構える書店です。
店名の通り、店内に入ると壁一面をずらりと覆う本棚と、無数の本が客を出迎えます。
ただし、この店で本を買う場合は必ずどの本が必要であるか予約しなくてはなりません。
莫大な本の数ですが、店主だけはどこにどの本があるか理解しており、客が予約した本を来店までには必ず準備しています。
【魔剣:本の迷宮セラエノ】
知名度:不明
星の本棚セラエノの本棚の正体です。並んだ本はすべて白紙の本であり、価値はありません。
ですが、特定の書籍を必要とするものが迷宮に挑むのならば、本の間に道が生まれます。
迷宮内は一定ではありません。必要とする書物の内容に合わせたかのような迷宮が形成され、見事最深部まで侵入するとそこには目当てとする本が鎮座しています。
セラエノの店主は、この魔剣を使って客の欲しがる本を用意しているようです。
迷宮は、単純な謎解きの場合もあれば、敵が出現する場所となる場合もあり、店主は自分では侵入できないと判断した場合、冒険者に助けを求めているようです。
🍃【シュヴァルツヴァント山脈の妖精とその関係者達】🍃†
- 竜たちが住む険しい山脈ですが、万年雪に覆われているためかスカディとその女王「極寒のアオボシ」が氷の城を作り上げ、住み着いています。
女王であるアオボシは人間の世界に興味津々であり、また自分に関連した様々な厄介事の解決を冒険者達に頼って屡々下界に降りてきます。
【極寒のアオボシ】
知名度:20
スカディのうちでとりわけ強力な個体が女王となり、同じスカディを率いたもの――で、あるとされますが本来は『冬の女神セドナ』と呼ばれた神族の成れの果てです。
信仰不足による消滅から逃れるために妖精となり、以降はスカディ達の女王として気ままに暮らしていました(冬季戦争シリーズ)。
青髪をツインテールにし、青いワンピースを着た少女の見た目をしています。
嘗て、炎を吐く邪竜『赤竜ゲオルギウス』から配下を守るために戦い、その心臓を凍りつかせた代償に両腕を奪われた彼女ですが、
ゲオルギウスを討伐した冒険者達によって、両腕は取り戻されました(冬季戦争その2)。
その後も配下の妖精が一人謎のニンジンにかぶれて開拓村で暴れまわったり(にんじん戦争)、
嘗ての親友である『春の女神プリマヴェラ』に関する騒動に巻き込まれたり(冬季戦争:シーズン2)
その度にブランブルグの冒険者達―【ひよこ亭】の冒険者達を頼ります。
一部の冒険者は、彼女と親しい友人であり、とりわけ最高位の妖精使いでもあるリーリャ・クルブニカは彼女にとってもかけがえのない友人でもあります。
【冬の女神セドナ:小神】
知名度:23
冬の寒さを司る女神として魔法文明時代終わりから魔動機文明時代の始まりまで極一部の地方で信仰されていた小神。
魔法文明時代の崩壊による信者の激減と魔動機文明時代の技術の発達による「冬の寒さ」への虞れが失われるに伴って信仰を失い、神としての存在を保てなくなりました。
アオボシが両腕を取り戻した時、それに引き摺られるように神の力の残滓が一部目覚め、ブランブルグとその周囲を冬に閉ざしたことがあります。
この時もまた、ブランブルグの冒険者達により女神の残滓は討ち取られ事態は収束しました(冬季戦争その3)。
【春の女神プリマヴェラ:小神】
知名度:20
“太陽神”ティダンに連なる小神で、元は農村で暮らす一人の人間の少女だったと伝えられます。
春の芽吹きと温かさを人々に伝える役割を持っており、彼女が信仰されていた地域は他の地域よりも早く春と芽吹きが訪れたとされ、
特に農耕地帯での彼女の信仰は根強いものでした。
“冬の女神”セドナと異なり季節の巡りは人の手を持ってしても操作が難しいことから、時代を経ても彼女への信仰が薄れることはなく、
本来ならば他の地域にもその威光を知らしめる神へと成るはずだった彼女が歴史の闇の向こうに埋もれたのには理由があります。
春の芽吹きと温かさを司ることから暖気と雨を呼ぶ風――即ち東風の女神としての権能を持つに至った彼女は、
その別側面――疫病の神としての権能を得てしまうに至りました。
その側面を蛮族によって付け込まれ、歪んだ信仰を注がれた彼女は春の芽吹きを齎す神と、疫病を招く神という2面性を持つようになり、
〈大破局〉の混乱の中その信仰がほぼ蛮族側に傾いてしまいました。
唯一の救いは完全に蛮族側の信仰に貶められる前に彼女自身が休眠状態に入った事によりギリギリの状態を保っている、と言う事。
ですが蛮族達も儀式や生贄によって無理矢理彼女を目覚めさせようとする動きを見せており、決して楽観はできない状態のままになっています。
蛮族達の歪んだ儀式によって半覚醒ながらも『疫病の女神プリマヴェラ』として覚醒し、春の女神であった頃の自分を抹消するために親友であったアオボシを襲った
彼女ですが、【ひよこ亭】の最高ランクの冒険者達に討ち取られたことにより今一度、眠りにつきました。
何れは本来の神格を取り戻す日が来るとは思われますが、それはまだ先の話です(冬季戦争:シーズン2)
【赤竜ゲオルギウス】
知名度:20
シュヴァルツヴァント山脈に存在するドラゴン族の集落出身の炎竜で、文字通り深紅色の鱗を持っています。
まだ年若いレッサードラゴンでありながらその本質は思慮深く温和で、人族に対しても理性的に接していた個体だったのですが
大破局を暫く過ぎたある時『竜殺し』の称号欲しさに他所から現れた人族と交戦。その時に受けた精神に作用する呪いの影響で理性を失い、
本能のままに全てを焼き尽くす邪竜へと貶されました。
その後はアオボシと激戦を繰り広げた末に彼女の両腕を奪うと同時に心臓を凍りつかされ、長い眠りに付いていました。
それが時と共に氷が溶け、完全に覚醒しようとする前に【ひよこ亭】の冒険者達に討たれ、アオボシの両腕も取り返されました(冬季戦争その2)。
【海の女神マナナン】
知名度:21
女神、と呼ばれていますが実際は妖精であり、アオボシのような特殊な事情もありません。
ウンディーネのように川に住むのではなく海を住処としており、タンノズとははっきりとした敵対関係にあります。
形を持つ程の水属性の妖精で、海に住まうこともあるのはウィリくらいである事から彼女の周りの妖精は少ないのですが、
彼女には海棲の動物、幻術を従える能力があり、航海を導いてくれるという船乗りたちの謂れもあって妖精でありながら“海の女神”と呼ばれる由来となっています。
海底に貝殻や珊瑚で構成した城を構え、其処に配下のウィリや海棲生物らと一緒に暮らしていますが彼女自身は妖精らしい好奇心の強さから人族の世界に対する興味が強く、
配下のウィリを伴って頻繁に人族の領域に現れるとも言われています。
彼女は『見えないものを見る』不思議なルーペ…〈竜宮のルーペ〉という道具を持っており、それで海の中を見通していると言われています。
この模造品を飾り、航海の安全を祈るのが、彼女の伝承が根付く街の船乗りの通例でもあります。
【ひよこ亭】の冒険者の評判をアオボシから聞きつけ、城ごと魔域に取り込まれた義理の娘―『竜宮のオトヒメ』を救ってほしいと冒険者達を頼ってきました。
彼女は毎年クリスマスの時期になると、子供たちが魔神の被害に遭わないように厄除けとしてブランブルグの孤児院などで自慢の歌を披露するのを慣習としており
魔域事件が解決した後は、娘とともに歌を披露するのを楽しみにしています(海の女神マナナン様)。
【竜宮のオトヒメ】
『アンフィトルテ』と呼ばれるシーサーペントにも似た見た目の幻獣の女性で、マナナンの義理の娘です。
人族で言う所のロックにかぶれており、それがクリスマスソングに関して母とちょっとした悶着を起こすきっかけとなりました。
和解後は、ロックアレンジのクリスマスソングを母と一緒に歌うことを楽しみとしているようです。
なお、アンフィトルテは人族の姿に擬態する能力を持ち、それで人族との間に子を成すことから特に強い人族の男性に惹かれる傾向にあります。
🍁その他細かい話🍁†
🌿セッション中のPCの行動に関して🌿†
- 基本的にGMは、PC、及びPC間の行動に対して口出ししません。RPに従って相応の処理をします。
セッション中、PC同士で喧嘩になったとして、それを止めることはありません。
そのせいでPLが途中退場したり最悪セッション中止になる場合も含めてGMは責任を取れません。
皆さん大人です。自分学生だし~とかはただの言い訳です。此処に参加している時点でその責任と自覚を持ってRPしてください。相手も同じ人間です。
RPでそれぞれ折り合いをつけるなり、我慢できなければ一人で先に行くなり、依頼放棄して宿に戻るなりしてください。その辺の和解をGMに求めないように。
無論GMも人間ですのでGMのマスタリング、NPCのせいでトラブルが発生した場合は謝罪しますし場面の巻き戻し等行う場合もあります。