短期簡易戦闘システム†
このルールはGMR(PL名:retra)が作成したローカルルールです。他の方も使用してもらって構いません。
この戦闘システムは、道中戦をよりシンプルに、短くすることを目的としています。
戦闘の種類†
- 通常戦:通常の戦闘です。敵とある程度の距離が取れています。敵集団からは前衛のみがダメージを受けます。
- 密集戦:敵からの不意打ち、または狭い室内等での戦闘です。敵味方全員乱戦エリアに入っています。敵集団からの攻撃はPT全員がダメージを受けます。
- 不意打ち判定:敵集団に不意打ちを受けた場合、【危険感知判定】を振り、失敗すればPTは行使値に-2のペナルティを受けます。
- 魔物知識判定:敵集団のステータス、弱点値を抜けば弱点が判明します。
- 先制判定 :《ファストアクション》を所持するPCがいる場合、この判定を行います。
- 行動 :PTは1R分の行動を行います。HPを削りきれなければ敵から反撃を受けます。【回避判定】に成功することでダメージを半減できます。
- 戦闘終了 :行動で敵集団のHPを削り切れようと切れまいと、1RでPTは敵集団を倒し、戦闘は終了します。
固有ルール†
- 短期簡易戦闘では、PTは『個』の敵ではなく、敵の『集団』を相手に戦います。
範囲攻撃や、数拡大を宣言した魔法を用いる場合は、以下の表に従って威力値、または固定値を修正して下さい。
対象 | 威力値の場合 | 固定値の場合 |
3以上 | +10 | +2 |
5以上 | +20 | +4 |
10以上 | +30 | +6 |
15以上 | +40 | +8 |
20以上 | +50 | +10 |
- 短期簡易戦闘では移動の概念はありませんので移動宣言はしなくてもいいです。
- 戦闘時間の短縮化のため、同時行動を許可します。補助を貰い次第、順番を待つことなく行動をお願いします。
- 【通常戦】の場合、順番によって味方を巻き込む可能性のある攻撃を行ったとしても、巻き込まないものとします。
例:後衛が範囲攻撃魔法を迷っている間に、前衛が攻撃しても後衛の範囲魔法攻撃には巻き込まれません。
- 《かばう》を持つPCがいる場合、宣言した対象のダメージを肩代わりできます。
- 戦闘を回避したい場合、【逃亡判定】を行うことが出来ます。
逃亡を宣言すると、そのPCは判定の可否に関わらず逃亡できますが失敗すると追いかけてきた魔物から追撃を受け、ダメージを受けます。
- 【逃亡判定】の基準値は「冒険者レベル+敏捷値」です。「通常戦」の場合、後衛は+2のボーナスが与えられます。
- 目標値は、「魔物レベル+2d」です。
- 成功すると、PCは逃亡に成功します。
- 失敗した場合、以下の表に従って確定ダメージを受けます。
魔物レベル | 威力値 | 追加ダメージ |
4以下 | 20 | 魔物レベル |
5-8 | 30 | 魔物レベル |
9-12 | 40 | 魔物レベル |
13-15 | 50 | 魔物レベル |
PLに向けてのアドバイス†
執筆中
GMに向けてのアドバイス†
探索卓にしたいけれども、戦闘特化PCの見せ場も作りたいという方にお勧めのルールです。
ルールに慣れたPTで大体5-10分程度で道中戦をこなせます。
大まかな説明も、「1R分行動して!削り切れなかったら確定ダメージ!」で済みます。
コメント†
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